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はたらく BIKE PROJECT イベントレポート
- おすすめコラム
- 2025.07.18
もうすぐ夏休み!みなさま、安全で楽しいバイクライフを過ごしましょう!働くバイク、かっこいいです!
2025年7月12日(土)に「はたらく BIKE PROJECT」が開催されました(午前10時~11時30分)。
このイベントは、夏休み中の二輪車事故を防止するためのキャンペーンとして行われました。
テーマは「事故のない安全で安心なバイクライフを目指して、働くバイクとセーフティライディング」。
主催は、警視庁赤羽警察署、警視庁交通総務課。
協力 : JAPAN RIDERS(日本二輪車普及安全協会)、東京消防庁、首都高速株式会社、陸上自衛隊。
特別な装備を施したバイクが集まった、当日の様子をレポートします。
会場は、浮間公園入口広場(東京都北区浮間 JR埼京線浮間舟渡駅から徒歩1分)。
浮間公園は都内の駅前ながら緑が豊か。広大な浮間ヶ池が広がり、風車が印象的な公園です。
この日は曇りで気温が30℃に届かなかったので、屋外イベントとしてはちょうどいい陽気でした。
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イベント出動バイク!
イベント出動バイクを紹介。
警視庁はバイク5台(白バイは4台)が集結。
ホンダ CB1300P(左2台)
2台のうち、1台は赤色回転灯の光源が電球式(左)で、もう1台は新型のLED式。
白バイの耐用年数は7~10年だそうで、電球式搭載のCB1300Pは近々なくなっていくそうです。
ホンダ NT1100P
今年春から配備の新型白バイ。日本では未発売のマニュアルトランスミッション車。
すでに使っているそうなので、CB1300Pとの違いを聞いてみました。
① 車重が軽くなった(約30kgの軽量化)。
② シート高が上がった(隊員の身長によっては足つきが厳しいそうです)。
③ 足の曲がりがゆるくなった(CBは足の曲がりがきつくて、たまに伸ばしていたそうです)。
④ アクセルレスポンス(アクセルのツキはCBに軍配が上がるそう。ただ慣れで解決するそうです)。
ヤマハ FJR1300P(右)
ベース車のFJR1300は、2021年12月に国内モデル生産終了を発表。
ヤマハ セロー250
災害対策用オフロード白バイは赤色灯、拡声器、サイドボックスなどを装備。
大規模災害が発生した際に出動するバイク。
セロー250は、2020年に国内向け生産終了を発表。
警視庁クイーンスターズは、東京モーターサイクルショーでのドリル走行が毎年大人気。
この日は、直接いろいろお話が聞ける時間がありました。
赤と白の制服はイベント用で、パトロールでは使えないそうです。
プロテクターは胸部(エアバッグ内蔵式)をメインに装着。
東京消防庁 消防活動二輪車「クイックアタッカー」。豊島消防署から参加。
現在、10の消防署に各2台を配備。通常はポンプ車(四輪車)とセットで出動。
大規模災害や、交通事故、車両火災などの際の出動で、いち早く現場に到着するのが目的。
ヤマハ セロー250
赤色警光灯、サイレンなどを装備。2台一組で活動。
この車両はリアキャリアに「油圧カッター」を積載。もう一台は「消火器」などを収納。
興味深いのが、両側に「サイドスタンド」があること。これは荒れた路面に対応するための装置。
ただ、慣れない角度なので普段使うことはないそうです。
首都高速株式会社 首都高パトロール バイク隊。通常は2人1組で行動。
道路トンネルとして日本最長の中央環状線 山手トンネル(全長18.2km)の安全確保が目的で配備。
山手トンネルは、今年で開通10周年。もうそんな経ちますかとビックリです。
BMW F 900 XR
昨年12月から導入した車両。先代はホンダ CB400SF。
特長は後方を向いた「拡声器」。これは一般車両を誘導する際に使用。
この車両は山手トンネル内の事故時のみ出動なので、走行を見る機会はほぼないそうです。
陸上自衛隊 偵察用オートバイ。練馬駐屯地から参加。
車体色や隊員の制服&装備色に、想定される任務が伺えます。
カワサキ KLX250
艶消しオリーブドラブ&各部ブラック仕上げのカラーリング。
エンジンガードやリアキャリアなどの各種専用装備をじっくり見られました。
テールランプ左右にある装置は、夜間走行時に使用(写真は、点灯状態)。
任務中はヘッドライト&テールランプをOFFにして、こちらを点灯。
これは夜間の移動中に、発見されるのを防ぐために付いています。
フロントにも同形状の前照灯がありますが、光量の関係で隊員は暗視装置内蔵ゴーグルを着用。
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全車でデモ走行!
赤羽警察署から浮間公園まで、事前に募集した参加者がパトカー&白バイの先導で約15分移動。
日産フェアレディZニスモのパトカーが、先頭で入ってきました。
1日キャンペーン隊長として、オートバイ女子部 平嶋夏海さんがゲストで参加。
ワンポイント講座では「上体はリラックス、下半身はつま先を内向きに」とクイーンスターズが伝授。

広場で全車両参加の「デモ走行」を実施。新型白バイ ホンダ NT1100Pの走行が見られました。
来場者の多くは近隣の家族連れなどがメインのようでしたが、皆さん大喜びでした。

それぞれの用途に応じて装備が施されたバイクの走行が見られる特別な時間でした。
目の前を「はたらくバイク」がいっしょに走行する、圧巻の光景を楽しめました。

白バイチャンピオンによるデモ走行。
タイヤなどの障害物を、災害対策用オフロード白バイで次々と乗り越えました。
重装備のオフロードバイクを使って華麗なテクニックを披露し、視線を集めました。
いずれのデモ走行も、もっと多くの人に見てもらいたいと感じる、素晴らしい走りでした。
はたらくバイクがじっくり見られて、隊員の方たちとお話ができる、とっても楽しいイベントでした。
(取材協力)
警視庁赤羽警察署 警視庁交通総務課
日本二輪車普及安全協会
(写真・文)
森井智之

