他カテゴリ記事を絞り込んで探す

ホンダ CB1000F 報道試乗会 Part 1

  • おすすめコラム
  • 2025.11.27

ホンダCB1000F報道試乗会の詳細レポート第一弾。専用装備や走行性能、SE仕様の特徴など新世代“F”の魅力を紹介します。

ホンダ CB1000F 報道試乗会が、2025年10月に静岡県御殿場市で開催。
話題の大型ロードスポーツモデルをじっくり取材しましたので、レポートします。
取材は、車両撮影、プレゼンテーション、開発者個別取材、試乗の順で行いました。

 

  • CBのフラッグシップモデル!

CB1000Fは、Hondaを代表するプロダクトブランド「CB」のフラッグシップとして登場。
開発のねらいは「Best Balance Roadster 大型モーターサイクルらしさと扱いやすさ新世代"F"」
幅広いシーンで操る楽しさや高揚感、所有するよろこびを、現代に具現化したモデル。

CB1000F SEは、CB1000Fをベースにヘッドライトカウル、専用シートなどで外観と装備を充実したモデル。
CB1000Fは、2025年11月14日発売。CB1000F SEは、2026年1月16日発売。

 

ホンダ CB1000F
https://www.honda.co.jp/CB1000F/
 

3色のカラーバリエーション。
1980年代のレースシーンで活躍したCB750Fのカラーリングと、初代CB750Fのストライプがモチーフ。

 

2025年10月21日においての受注状況は、1,600台超を成約(年間販売計画 5,000台)。
色別の受注構成は以下の通り。

 

CB1000F
ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ) 37%
ウルフシルバーメタリック(グレーストライプ) 11%
グラファイトブラック 25%
CB1000F SE
ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ) 27%

CB1000Fは、ストリートファイタースタイルのCB1000 HORNET(2025年1月発売)がベース。
(写真は、CB1000 HORNET SP)
CBR1000RRのエンジンをベースとした、999cc 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒を搭載。

 

CB1000Fの開発チームは、CB1000 HORNETとは別チームとのことです。
今回いただいた資料や、この日伺ったお話しから、専用装備が多数あるのが分かりました。
CB1000Fを理解するうえでの興味深い違いですので、それぞれをピックアップして紹介します。

 

  • 多数の専用装備!

スタイリング
CBの持つ歴史と先進性、力強さを表現したスタイリング。
CB750F(1979)をモチーフとした、タンクからサイドカバー、リアカウルに繋がる伸びやかなライン。
デザインの目標は「CBの物語を所有する喜び」を体感できる新世代の"F"。


ヘッドライト、ホーン
ヘッドライトは、トラディショナルなラウンド形状。シグネチャーライトで囲まれた灯体。
上側が発光する、ロービーム点灯状態。
ホーンは周波数の異なるダブルホーンとして、CB750Fの特徴的な配置を継承。


ハンドルパイプ
CB1000 HORNETより、グリップを手前に絞り込み高さの異なる形状に変更。
メーターのオープニング表示に「CB1000F」のロゴを表示。

 

スマートキー
Honda SMART Keyシステムを採用。ポケットなどからキーを取り出さなくてもスイッチ操作が可能。
キー本体に物理キーを内蔵。フューエルキャップとシートは、通常の物理キーによる開施錠。
 

シート
ワディング加工を施したシートは、快適性を高める縫製手法を採用した厚みのあるクッション。
シート高はCB1000 HORNETの809mmに対し、795mmとしシート前端にかけて幅を絞った形状に。
 

シートレール
幅広い使い勝手を想定した、専用設計のシートレール。
タンデムライディング時の居住性向上や、ツーリング時の積載性向上を考慮した形状。
リアフェンダーはフェンダーレス化を考慮し、ボルト4本でのシンプルな固定。
リアフェンダーおよびシート底板は、サステナブルマテリアルを適用。
 

メインスタンド
別売のオプションながら、メンテナンス性に配慮したメインスタンドの装着が可能。

 

■走りのねらいは? 


フロントサスペンション
走りのねらいは「市街地・ワインディング・高速まで、どこでも味わえる気持ちよさ」。
フロントサスペンションは、CB1000 HORNETと同様のショーワ製SFF-BP(Astemo)の倒立タイプを採用。
専用セッティングを施し、しなやかでストローク感を得やすい特性に。
市街地での日常使いを中心に軽快性、乗り心地を追求。

 

ブレーキ
前後サスペンションとのマッチングを図ったセッティングに変更。
入力時の制動フィールを追求し、安心して走りを楽しめる特性に。

 

6軸IMU
車体姿勢を検知する6軸IMUでサポートされる、コーナリングABSを搭載。
制御技術の精度を高めて、幅広いシチュエーションでの安心感を向上。


リアサスペンション
リアサスペンションは、専用リンクレシオを採用したプロリンク。
リンクレシオ特性の変更で、素直なハンドリングと軽快性、乗り心地の良さに大きく寄与。


ライディングポジション
無理のない姿勢のアップライトなライディングポジションに設定。
体格を問わず足を下ろした時に干渉しにくいステップ位置など、足つき性に配慮。
1000ccクラスの4気筒エンジンを搭載するフルサイズモデルながら、ライダーと車体の親和性に注力。


エンジン、ミッション
新設計カムシャフト採用で、バルブタイミングおよびリフト量を専用にチューニング。
市街地でのトルクフルな特性と、高速巡行時の落ち着いたフィールを兼ね備えた出力特性。
谷のないスムーズな出力特性で、扱いやすく快適なファンライドを満喫。
さらに左右2気筒ごとに異なるバルブタイミングで鼓動感のあるサウンドを演出。
ミッションは、専用ギアレシオを採用。CB1000 HORNETに対し、1~3速をローレシオ化。


マフラー、吸気系
トラディショナルなスタイルと調和するボリュームの3室構造マフラーは、官能的な直4サウンドを追求。
直列4気筒エンジンならではの高回転時に加え、低中回転時でも味わいのあるサウンドを実現。

 

エアファンネルを専用設計した吸気系により、より低中回転寄りの性能を充実。
6,000rpm以下でのスロットルレスポンスと、トルク感を向上。
スロットル操作にリンクした鼓動感のある吸気音を演出。

​​​​​​​

ここまで?と思うほどの変更内容から、このモデルにかける意気込みが伝わりました。
 

 

  • 装備充実のSEタイプ!

CB1000F SE
SEタイプは、外観仕様、装備を追加・変更することで、所有感を高めたモデル。
カラーはウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)の一色を設定。
シートを除く各アイテムは、純正アクセサリーとして単品で装着が可能。

 

ラジエーターグリル
冷却性能と保護機能を両立。

ヘッドライトカウル
トラディショナルなプロポーションを更に引き立て、長距離乗車時の疲労を軽減。
グリップヒーター
5段階のヒートレベル調整が可能。TFTモニターにレベルを表示。

クイックシフター
シフトアップ、シフトダウンに対応。オートブリップ機能によりスムーズで素早いシフトチェンジが可能。

 

専用カラーステッチシート(SE専用。オプション設定なし)
ステッチのカラーと、車名ロゴ入りのタグが目を引きます。

CB1000 HORNETは、走りを楽しむためのパフォーマンスを追求したモデル。
CB1000Fは、より身近な場面での快適な乗り心地など、ストレスフリーなライディングを提供。
ワインディングなどでは、腰を引いたライディングポジションでのファンライドが可能。
幅広いシーンでスポーツバイクの気持ちよさが味わえる、汎用性の高い車体としています。

 

次回は、開発者インタビューをレポートします。
興味深いお話がたくさんありましたので、インタビューの持ち時間があっという間に終わりました。

 

制作・協力

(取材協力)
株式会社ホンダモーターサイクルジャパン 

(写真・文)
森井智之

 

 

オークネット提供サービス一覧
消費者向けサービス
事業者向けサービス
© 2016- AUCNET INC.