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City Trial Japan 2020 in OSAKA 観戦レポート&選手コメントをお届け!
- おすすめコラム
- 2020.12.15
【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】vol.111。今回は11月28日(土) に万博記念公園で開催された『City Trial Japan 2020 in OSAKA』の観戦レポートをお届けします!
こんにちは。岸田彩美です。
11月28日(土) に大阪にある万博記念公園お祭り広場特設ステージにて開催されたCity Trial Japan 2020 in OSAKA に行ってきました。
このレースは会場を“街中”に移して行います。より身近に、見たことが無い方でも楽しめる形のレースとなっています。
国内最高峰のライセンス・国際A級スーパークラスのライダー12名が集結して戦いを繰り広げました。
もちろんバイクの窓口で応援している今年全日本トライアル選手権で8連覇・10回チャンピオン獲得を達成した“小川友幸選手”も大会に出場しましたよ♪
●当日行われていた感染対策
ソーシャルディスタンスの徹底・会場入り口での検温の実施・マスク着用義務・手指消毒の徹底・大きな声での会話や歓声の自粛、会場入り口での大阪コロナ追跡システムの登録
が行われていました。
会場がオープンする前から多くのお客様で列が出来ており、当日は約5000名のお客様が入場されたそうです。きっと皆さま楽しみに待っていたのでしょうね!私もその一人です。
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スピードレーンセクション&予選
・スピードレーンセクション
序盤から見ごたえある走りを観ることができました。
このスピードレーンセクション①では、タイム集計を行います。さらに減点(足つき一回で1点、2点、3点 なお3点以上は何度足をついても3点)転倒やコースアウト、タイムオーバー等が最大減点5点のDNF(Do Not Finish)となります。
減点0(クリーン)かつタイムも早く走り抜けた選手がより勝利に近づくのです。
普段山の中で行われている大会とは違い、人工セクションとなりますが迫力は変わりませんし、やっぱり選手との距離が近い!やっぱりこれがトライアルの醍醐味だよな~って思います。
このスピードレーンセクションで決まった順番でいよいよ予選がスタートです。
・予選
丸太のセクション② 木製パレットセクション③ 木製の電圧コイルセクション④を使って予選が行われました。この予選では12名中6名が決勝進出確定+敗者復活戦にて2名が決勝進出となります。12名中4名は予選敗退となってしまいます。
出場ライダーみんなが決勝で走るわけではないのがこのレースの厳しいところであり見所の一つですね。
普段のレース同様、試走ができませんので自分の足で歩いてセクションの状況を確認したり、ラインを考える“下見”が重要となってきます。
さらにCity Trial Japanは、減点数+タイムが競われます。時間との戦いもあるので緊張感やハラハラ感が堪えませんでした。
当日は天気予報が外れたのか急に寒くなったり、雨がぱらついたり…選手にとっても大変なコンディションだったでしょう…。
そんな中見事小川友幸選手が 減点0 合計タイム89秒90の予選一位で抜け、優勝へ一歩リードしました!
・会場内
決勝レースが始まるまで少し時間があったので会場内をお散歩しました。
キッチンカーEXPOを開催しており、キッチンカーがずらり。
私は大きな唐揚げを食べてみました。
メーカーの出展ブースをはじめ、ヨツバモトのキッズバイク体験コーナーや
トライアル体験コーナーもありました。今年から新たに新設したイベントスペースだそうで、これをきっかけにトライアルをはじめてみる方が増えると嬉しいですよね♪
あ~やっぱりこういうイベントっていいよなと久しぶりに以前の楽しさが蘇ってきて感動しちゃいました。
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いよいよ決勝レース!
セクション②③④→折返し⑤⑥⑦の計6つのセクションを走り、勝敗を決めます。
決勝セクションの制限時間は1人6分です。トータルの点数が最も低い選手が優勝です。※制限時間超過の場合は、1分超えるごとに1点減点※
予選と同じセクションを使っていきますが、走るライン(セクションマーカーの位置)が変わります。ラインが変わるだけで難しいセクションに化けるのです。
セクションの最後、決勝セクション⑦が一番の見所であり、今回の大会の勝敗を決めた場所でもあります。
見事優勝を決めた小川友幸選手は華麗にクリア。
圧倒的な走りを見せてトータル減点7で見事優勝を決めました!
最後コント?!やりとりも面白かったです。
トライアルは選手同士が仲がいいので、そこも見所の一つですね。
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表彰式の様子
優勝 小川友幸選手 第二位 黒山健一選手 第三位 氏川政哉選手 おめでとうございます!!
副賞も豪華だったな~
選手の皆さん、アシスタントの皆さん、お疲れさまでした☆
・特別にコメントを頂きましたのでお届けします。
City Trial Japan 2020 in OSAKA 優勝 小川友幸選手
選手兼City Trial Japan実行委員長 藤原慎也選手
実行委員長の藤原選手、選手、アシスタントの皆さん、スタッフの皆さん
夢のような時間をありがとうございました。
これからのCity Trial Japanの動きにも要注目ですね!!
今年はコロナ禍での開催で、モータースポーツが開催中止や無観客戦が多かった一年でした。その中で開催は大変だったでしょう。
素敵な時間をありがとうございました。
最後に、ここだけのお話
太陽の塔に表裏があるのを知りませんでした…。
当日の朝、なんと虹が架かっていましたので写真をお届けしますね♪
来年もモータースポーツを楽しんでいきましょう。最後までご覧いただきありがとうございました!
City Trial Japan 2020 in OSAKA
岸田彩美
バイクの窓口編集部