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世界最大のモーターサイクルショーEICMA2024レポート その1

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  • 2024.12.09

【あみ into MOTO】vol.64。イタリア・ミラノで開催された【EICMA2024(エイクマ2024)】のレポートPart 1です!

こんにちは、木村亜美です。さぁ、今年もやってきました世界最大のモーターサイクルショー【EICMA2024(エイクマ2024)】です!イタリア、ミラノで開催されるこの展示会では、世界中のモーターサイクルメーカーはもちろん、二輪系パーツやアパレル、電子機器など様々なメーカーが一挙に出展、来る2025年そして未来に向けた超ビッグなモーターサイクルショーなのです。

 

毎年、2日間に渡り会場レポートをお届けしている私、今回はその1日目!恒例のピアッジオブース(アプリリア/モト・グッツィ/ベスパ)をご紹介します。

 

  • まずはapriliaブースから

apriliaブースでまず目に飛び込むのが、この大きな “aprilia wall(壁)!” って、私が勝手に命名していますが、コレまさに『壁』に見えませんか?

 

▲ 注目車両が鎮座するaprilia wall

 

毎年このapriliaの壁に注目車両が展示されている(と思っている)のですが今回、私個人的に嬉しいのがaprilia ロゴの真下に鎮座するSR GT200レプリカ!私つい最近、この車両のオーナーになったばかりで、このEICMAの晴れ舞台で、こんなに目立つ場所を確保してくれて、「よしっ!よくやった!!」 って、ほめてあげたい気分になります(親目線)。

 

▲ 木村亜美SR GT200レプリカ 納車動画はこちら:

 

今年のapriliaブースの一番の目玉は、ここで初めて発表された最新モデル『TUONO457(トゥオーノ457)』です。昨年EICMAで発表されたRS457のネイキッド スタイル。そのRS457については、日本国内でも2025年1月頃を予定に販売開始がアナウンスされましたが、本国イタリアではすでに次期モデルが発表されたのですねー!

 

▲ TUONO457が初お披露目

 

▲ 写真左がTUONO457(日本への導入は未定)、その兄弟車RS457は間もなく日本国内で販売開始!(写真右)

 

日本でもお馴染み、RS660 もウィングレットが装備されました。apriliaのMotoGPマシンRS-GPを彷彿とさせるデザインに、気持ちが盛り上がります!

 

▲ 2025年のRS660

 

apriliaの最高峰スーパースポーツ 『RSV4』 と、そのネイキッド仕様 ストリートファイターの 『TUONO V4』。いよいよTUONO V4にもウィングレットが装備され、さらに戦闘力が増したルックスになりました。

 

▲ RSV4(写真左)と、TUONO V4 Factory

 

apriliaが展開するラインナップはレーシーなスーパースポーツだけではありません。オフロード・アドベンチャーバイク、【TUAREG660(トゥアレグ660】は新しいファミリーが追加されました!

その高い完成度と、強靭な車体と走破性もあって、2024年のアフリカ・エコレースで総合優勝を勝ち取ったapriliaレーシング@TUAREG660!過酷な砂漠のラリーを、初参戦で優勝を飾るなんてすごい!

 

▲ 2024年 アフリカ・エコレースにて、apriliaレーシング総合優勝おめでとうございます!

 

そんなTUAREG660の優勝マシンから着想を得た、今回初公開となる新型が【TUAREG Rally(トゥアレグ・ラリー)】です。

 

TUAREG660と比べて、けっこう色々違いますね。どうやら車高も高くなっているようで、跨ってみたけど両足ツンツン(ほぼ届いていない)でした。2025年もMotoGPのみならず、ラリー界でもapriliaレーシングが活躍してくれるのかと思うと、期待が高まります!

 

▲ TUAREG Rally

 

▲ TUAREG660がシート高860mmなので、それよりもう少し高い・・・

 

  • MOTO GUZZIブースは!

さて続いてMOTO GUZZIブースにやってきました。昨年、一昨年と、MOTO GUZZIの新開発 水冷エンジンを搭載したV100 Mandello(V100マンデッロ)、それに続いてSTELVIO(ステルビオ)が華々しくデビューしましたよね!

 

そして今年の主役は、MOTO GUZZI伝統の縦置きVツインエンジンの “V7 SPORT(V7スポーツ)” です!

 

MOTO GUZZIのV7ファミリーに新しく加わるこのV7スポーツは、その名の通りスポーティ。853ccのV型2気筒エンジンは、他のV7シリーズと同じながら、パッと見でわかる違いは、フロント ダブルディスクブレーキにフロントサスペンションが倒立フォークって、・・・走り心地の違いを想像するだけでワクワクします。

 

▲ MOTO GUZZI V7 SPORT

 

その他にも最新の電子制御システムが盛り込まれているようです。現時点で日本への導入は発表されていませんが、人気のV7ファミリーに新しい仲間が加わるのを期待したい!

 

さらに、日本に導入されて間もないMOTO GUZZIの水冷エンジンを搭載したアドベンチャーツアラーSTELVIO も、新しいカラーリングが展示されていました。

 

STELVIOのシックな大人カラー Nero Vulcanoと(写真左)と、鮮やかなオレンジカラーがポイントで映えるGiallo Savana(写真右)というカラーラインナップ

 

▲ STELVIO(ステルヴィオ)という名前はイタリア北部のアルプス山中にある峠の名前に由来する

 

さらに特別限定車のSTELVIO Duecento Tributoが展示されていました。鮮やかなトリコロールカラーが人目を惹きます!

▲ MOTO GUZZI Duecento Tributo

 

  • Vespaブースはやっぱり可愛い!

某夢の国にきたような気持ちになるVespaブースでは、これまでのラインナップGTS Super Tech300やGTV300に搭載のエンジン:排気量278ccが、310ccにパワーアップしたことがビッグニュース!

 

新型310ccの水冷単気筒エンジンは25hp/6500rpmを発揮、さらに快適性も向上されたようで興味をそそります!

 

▲ Vespa GTS 310

 

▲ Vespaの世界観はいるだけで楽しい

 

日本国内でも高速道路を颯爽と走るVespaをたまに見かけますが、そんな高速域でもさらに楽に走れるのですね(すごっ)!

 

これまで色んなVespaオーナーさんや、Vespaで日本全国を旅するライダーさんにお話しを伺ったこともありますが、皆さんそれぞれの世界観がとても個性的で魅力的で、たびたびお話に惹きこまれます。

 

一般的にいう「バイク」や「スクーター」などの大きな枠とはまた違う、【Vespa】というカテゴリーがしっかり確立されているんだなぁ、と常々思います。

 

ちなみに私がもしVespaを買うならGTV一択です!

 

▲ Vespa GTV 310

 

さて、ここまでご紹介した3ブランド(aprilia/MOTO GUZZI/Vespa)、本コラムでご紹介しきれなかった車両もたくさんあるので、私のYouTubeチャンネル【あみTV】もこの後ぜひご覧ください!

 

私のEICMA2024レポートは次回その2、“日本を代表する4大メーカーほか、EICMAで出会った素敵なバイクたち“ に続きます!お楽しみに。

 

▲ 「また次のコラムでお会いしましょうー!」

 

 

<動画もぜひご覧ください>

YouTube あみTV

◆    EICMA2024(ミラノショー)レポート1

 

 

<関連リンク>

◆    aprilia

https://www.aprilia.com/jp_JA/

 

◆    MOTO GUZZI

https://www.motoguzzi.com/jp_JA/

 

◆    Vespa

https://www.vespa.com/jp_JA/

 

◆    ピアッジオグループジャパン

https://www.piaggio.co.jp/

制作・協力

<プロフィール>木村亜美

東京出身、タレント・ライター・YouTuber。

雑誌広告、映像など各種メディアで活動するかたわら、バイク・クルマ・カンナム・水上バイクなど公私ともに乗り物が大好き。

所有バイクはaprilia TUONO V4 1100 Factory、Harley-Davidson PAN AMERICA1250S、KTM150EXC TPI、HONDA CRF125F、YAMAHA WR250R、Can-Am Spyder F3 Limitedなど。

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