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KAZU中西的なバイクのふるさと浜松2018のレポート
- おすすめコラム
- 2018.10.29
【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】第13回 今回は先日開催されました、バイクのふるさと浜松2018のイベントレポートです。KAZU中西さんもセーフティライド講座で参加されています。
バイクのふるさと浜松とは?
オートバイ発祥の地であり、黎明期から現在に至るまでオートバイ産業の歴史を紡ぎ続けている浜松から、オートバイ文化の情報発信をしていこうと企画されているイベント。年1回、バイクの日=8月19日前後に開催されています。
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バイクのふるさとからアツイイベントをお届け!
内容盛りだくさん
ホンダ・ヤマハ・スズキの最新モデルに跨りOKのタッチ&トライコーナーや国内外のバイク販売店コーナー、用品メーカーコーナー、ものづくり企業コーナー、オートバイ関連団体コーナー、大学や高校の展示コーナー、仮面ライダーショー、トライアルデモ、親子バイク体験、二人乗りバイク体験等々、とにかく内容が盛りだくさんで、すべてをじっくりと見るのに2日間では足りないほど。そんなイベントの中で、僕も伊豆スカ事故ゼロ活動ブースを出展し、セーフティライド講座を担当しています。
・交通安全パレード
バイクのふるさと浜松では、キーコンテンツの一つとなっている交通安全宣言パレード。国内4メーカーのオートバイ愛好家を募り、安全かつ颯爽と走る姿を市民の皆様に見ていただこうという企画で、2018年は静岡県警察の白バイが先導、スズキの鈴木俊宏社長がパレードの先頭を務めました。SKE48卒業生の梅本まどかさんはスズキのネオクラシックモデルSV650Xで、僕はヤマハの人気モデルMT-09SPで隊列に参加させていただきました。
エキサイティングな運動性能で知られるMT-09ですが、SPモデルは足まわりのアップグレードが功を奏して、低速のパレードランでも心地よく走れました。
・南海部品ブース
出店する用品メーカー各社のブースは、どこも大盛況。来場者のお目当ては、このイベントだけに用意されるレアもの即売や特価商品の数々。南海部品ブースでは、今シーズンのナンカイエンジェル・瀬戸ももこちゃんが応援に駆けつけていました。
・難波祐香ちゃん
主催者側からの告知やポスターなどには掲載されていませんが、思わぬ有名人やタレントさんに会えるのも、バイクのふるさと浜松ならでは。そんな中、YSP浜松ブースにて声優の難波祐香ちゃんを発見!2ショット写真にも、気さくに応じていただけました。
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静岡県浜松東警察署も協力!ブースも盛りだくさん
・浜松東警察署
地元の安心安全のために尽力されている静岡県浜松東警察署。静岡県交通安全協会浜松東地区支部との合同出展で、跨りOKの白バイや反射行動の年齢をチェックするクイックアームなどの機器を展示。出世大名家康くんと出世法師直虎ちゃんが応援に駆けつけていました。
「カズさん、白バイが似合うね」と、見ていた周囲の人に声を掛けられましたが、白バイ跨り歴は30年近くなので乗車姿勢が自然なのでしょう(笑)
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http://www.police.pref.shizuoka.jp/keisatusho/hama...
・教習車両
免許取得時に乗る教習車輛も展示されており、通っていた時代を懐かしむ人やこれから免許を取得しようという人まで、幅広い年齢層の人々が注目していました。僕は限定解除時代の人なので、実は大型二輪教習車に乗ったことが無く、MT-09の教習車輛に興味津々でした。
・日本二輪車普及安全協会
ジャパンライダーズでおなじみの日本二輪車普及安全協会ブース。この会場でも、特別仕様のステッカーが貰えるセーフティライディング宣言を実施。安心安全にバイクを楽しむ方々が宣言されていました。
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・県警音楽隊の演奏
コンテンツ盛りだくさんのイベントステージ。1日目の目玉は、静岡県警察音楽隊によるドリル演奏とコンサート。音楽を通じて警察活動に理解を深めてもらい、市民のみなさんとともに安心安全な社会を作っていきましょうというPR活動です。毎回恒例のステージコンテンツですが、これを目的に来場するという方も多数いらっしゃいました。
・8耐マシン
ホンダ・ヤマハ・スズキの鈴鹿8耐参戦マシンも展示。普段みなさんが街で乗っているオートバイとはどこが違うのか?などに関心が集まっているようでした。
・トライアルデモ
まさに黒山の人だかりとなる、全日本トライアル国際A級スーパークラスの小川友幸選手と黒山健一選手によるトライアルデモ。バイクって空を飛べるんですね!走りの超人ぶりもさることながら、お二人の珍妙なトークも見どころとなっており、1アクションごとに拍手喝采。夢と希望にあふれる屋外コンテンツだと思いました。
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小川友幸選手
http://www.tomoyuki-ogawa.com/
黒山健一選手
https://ameblo.jp/kenichi-kuroyama/
・セーフティライド講座
僕が担当するセーフティライド講座。今回は元ホンダワークスライダーで現在はMotoGPのTV解説者でおなじみの宮城光さんと、二輪車の事故防止や安全運転術について語らせていただきました。
安全普及活動にも尽力されている宮城さんは、僕にとって親身になって叱咤激励してくださる大先輩。いつもの講座より緊張気味だったのはここだけの話です(笑)
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本当にリアル!スケールモデルの世界に触れる
驚きとほっこりがあるスケールモデルの世界
幅広い年齢層の人々がバイクに触れ合えるという意味では、ストライクゾーンにあると言えるスケールモデル。今年で3回目となる「バイクモデラーズミーティング」は、趣味の領域を超えているのでは?と思える力作ぞろい。いわゆるホビーショーではなくオートバイのイベント会場だから、気軽に見られるというのも良い。
・再現
スケールモデルの魅力は、忠実再現にあり。市販されているスケールモデルをベースに、加工や塗装などでリアリズムを追求していく。
・模型だからこそ可能
実車には無いカラーリングやモディファイを施せるのも、スケールモデルの楽しみ方。初期型RZ50にRZ250のカラーリングは、実車にもあれば良かったのにと感心する出来栄え。
・もうホンモノです
ベースとなるスケールモデルは無く、実物を参考にイチから作り上げられたYZR-M1エンジン。ポイントはYZF-R1ではなくMotoGP用ファクトリーマシンのエンジンであること。組み立てれば今にもエンジンがかかりそうな仕上がりに驚く。
・ファンタジー
漫画のワンシーンを再現したかのようなジオラマ。よく見れば、レーシングスーツのワッペンまで忠実に再現されている。現実にはあり得ないことでも、スケールモデルなら具現化できる。
・ゆるきゃん
TVアニメ「ゆるキャン」の登場車を再現。レースシーンやスパルタンなイメージのスケールモデルが多い中でほっこりする作品だった。
・どこかに居そうな感じ
ヤマハSR400のスカチューン仕様と女性ライダーのコンビネーションモデル。もしかしたら製作の参考となっている人がいるのかも?と思えるほどの出来栄え。旅先でこんなにステキなバイク乗りに出会ったら、思わず声をかけてしまうかもしれないね。
イベント成功の裏に食あり
どんなイベントでも、お腹が空いていては楽しめない。歩き回って見るだけでも、耐力をかなり消耗するのでね。バイクのふるさと浜松では、屋外に話題のファストフードから定番の焼きそばや丼ものなどまで、バラエティに富んだ軽食出店がある。来場者が購入したものを見せてもらうと、価格の割にボリューミー。バイクの夏祭りを盛り上げるために貢献している影の力持ちとも言えよう。
販売されていた軽食
かき氷やケバブなど旬なものから定番の焼きそば等々、来場者の空腹を満たすファストフードの数々。中でもローストビーフ丼には、度肝を抜かれました。撮影に協力いただいた皆様にあらためて感謝です。
■ライター:KAZU中西
文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。
現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有
プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。
オートバイ以外の趣味はモーターボート。
バイクの窓口事務局