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【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】マナー良く走ってWINWINの関係

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  • 2019.08.12

KAZU中西の鋼騎馬ラプソディVol51。今回はライディングののマナーについて。オートバイライフをより楽しむために、日々マナーの良いライディングを心がけたいですね。

  • 走りやすい環境はマナー次第

2020年の東京2020自転車競技に関連して、その道路事情に注目されている富士箱根伊豆国立公園内。具体的には、箱根伊豆周辺のワインディングロードや道志みち、富士五湖周辺のワインディングロードです。オートバイユーザーにとっては、ツーリングスポットやツーリングルートの区間として活用する道だと思います。いずれも公道ですから、利用する全ての人が、交通ルールを守って通行するのが大前提。しかしながら、そもそもルールができるのはマナーの悪さが要因。だとしたら僕は、皆がマナー良く利用すれば、必要最小限のルールさえ決めておけば良いと思います。そのあたりは道交法ができた歴史を辿れば誰しも知り得ることなので、ここでは割愛します。


現在施行されている二輪車通行禁止区間は、道路の構造上等で危険だという場所以外は、当時のオートバイユーザーがその区間をどのように利用していたのか?に拠るところが大きいです。例えば観光スポットなど、不特定多数の人々がいる場所で、爆音を伴う反復走行を繰り返せばどうなるか。観光客からの苦情に地域住民の反発も加わって、二輪車通行禁止が施行されます。逆に形骸化した規制は解除されるようになっており、走りやすい環境を守るか否かは、実に利用者次第なのだなと思い知らされます。


僕が伊豆スカイラインで二輪車の事故防止啓発活動を始めた2009年頃、当時の箱根伊豆地区は二輪車の事故多発で、ワインディングロードはとても危険な状況。マイカー客や観光客から「ここはサーキットか?危ないバイクを締め出せ!」等と厳しいコメントを浴びせられることも少なくなかったです。あれから10年、死亡を含む二輪車の重大事故は減少傾向で推移、マナーの良いオートバイユーザーが増えたおかげで、辛辣な苦情を寄せられることも少なくなりました。マナーの良さが環境を変えた好例だと思います。


2019年の春からは、日本自動車工業会や日本二輪車普及安全協会の協力を得て、オートバイユーザーのより良い環境作りにつながる「アクセルチョイ戻し作戦」を実行しています。観光地や歴史的な名所、高速道路のPASAや道の駅等々、人々が多く集う場所の付近を走る際は、アクセルを少し戻そう!という啓発活動で、アクセルを戻す→エンジン回転数が下がる→排気音が小さくなりスピードも落ちる→人々がオートバイユーザーに対して、不快感や危険性を感じないという内容です。そんな声掛けをさせていただくと、ほとんどのオートバイユーザーが協力的で、オートバイに乗る人、乗らない人のお互いが、寛容でいられる世の中になればいいよね!と理解いただけているようです。


関連リンク

日本自動車工業会

http://www.jama.or.jp/


日本二輪車普及安全協会

https://www.jmpsa.or.jp/


アネスト岩田ターンパイク箱根

http://www.htpl.co.jp/

  • ビーナスラインの今昔事情

1980年代は、オートバイブーム&レースブームと言われたほどで、オートバイユーザーの急増が社会現象とまでなっていました。サーキットから溢れた腕自慢のライダーが全国各地のワインディングロードでひしめき合い、市街地では暴走族とレーサーレプリカライダーが我が物顔で走り回るというハチャメチャぶり。現代のようにカスタムに関して寛容ではなかったので、不正改造の取り締まりや検問も多かったように思います。


リゾート地として人気のあるビーナスライン周辺も例に漏れず、大門街道や扉峠周辺には危険なライダーが集結していたようです。90年代の後半よりその状況は改善の方向に向かい、ここ数年は観光客で賑わう安心安全なビーナスライン事情だそうです。とは言え、何事も百聞は一見に如かず。ビーナスラインへ出向き、その地で営業を続けてきた人々にお話を伺ってきました。


当日はあいにくの空模様。それでも走り出せば降りやむという感じで、冷涼な雲の中を快適クルージング。のんびり走るからこそ見える花景色も楽しめました。


晴れていれば眺めがよく、観光バスも停まる霧ヶ峰富士見台。ソフトクリームを食べながら売店のご主人にお話を伺いました。要約すると「僕もオートバイやクルマで走るのが好き。昔は飛ばしている人が多かったけれど、最近は見ていて安心できる走りの人が増えたように思います。見所や立ち寄り処も多いビーナスラインですから、景色も楽しみつつのんびりとドライブ。皆がマナー良く利用して、素敵な想い出作りをしていただけたら良いなと思います」とのことでした。


下諏訪に下りるか、美ヶ原高原へ行くかの分岐点。バイク用駐車場を完備する霧ヶ峰ビーナスへ立ち寄り、りんごソフトクリームを食べながらご主人にお話を伺いました。「天気の良い日はオートバイで訪れるお客様が多いですね。ビーナスラインツーリングの休憩地点として利用しやすいからだと思います。かつて夏はニッコウキスゲが咲き乱れていたのですが、その多くを鹿に食べられてしまい困っているのが現状です。また、一昔前に比べて今のオートバイ乗りは、全体的にマナーが良くなったように思います。のんびりと安全第一で、ビーナスラインツーリングを満喫してもらえたら良いなと思います」とのことでした。


霧の中を抜け、道の駅美ヶ原高原まで行ってみました。美ヶ原高原美術館が隣接するビーナスラインの終点。ショッピングモールのスタッフにお話を伺ってきました。「バイク乗りのお客様は多いと思います。なので、記念やお土産になれば良いなと考え、バイク乗り向けのステッカーやキーホルダーなどを用意しています。ハンドルバーに括り付けるレザークラフトのサングラスホルダーも人気です」とのこと。当日は関西方面から訪れたというオートバイ乗りも居合わせ、安全運転で楽しみましょう!と声を掛け合いました。


関連リンク

道の駅美ヶ原高原

http://m-utsukushigahara.jp/



ロケの宿泊先として利用させていただいたのは、白樺湖ホテルパイプのけむり。ホテルパイプのけむりグループの1つで、お値打ち価格で気軽に利用できるリゾートホテル業で社会貢献していくことを信条としているそうです。事実、突発的な問い合わせにも快く対応いただき、安心して宿泊することができました。「ご家族連れのマイカー客だけでなく、ツーリンググループでのご利用も多いと思います。のんびりとビーナスラインをツーリングするとか、白樺湖で遊ぶなどの基点としてご利用いただけたら幸いです」とのことでした。


関連リンク

ホテルパイプのけむり

https://www.paipunokemuri.com/



上信越道・東部湯の丸IC至近にあるホンダドリーム東御。東信エリアをカバーするドリーム店で、ビーナスラインから見ると北側に所在する。篠原社長によれば、「東御は冬場も雪が少なくて、通年の日照時間も長いです。ツーリングのロケーションも良い地域ですから、当店でレンタルバイクに乗り換えて、ビーナスラインをツーリングするという楽しみ方をオススメします」とのこと。僕と篠原社長は、リアルタイムでバイクブームを過ごした同世代。末永く安全に楽しむオートバイライフの話で盛り上がります。


「僕は、ワインディングツーリングを楽しむオートバイとして、ホンダのV型エンジン車はドンピシャだと思うのです」(カズ兄)

「レースシーンでも、ホンダのV型車は圧倒的な強さを見せていましたからね。VFRは私も好きなオートバイの一つです」(篠原)

「僕の好みだけで言えば、空冷4気筒のCB1100になるのですけれど、ビーナスラインをツーリングするとか、聖峠まで上がってみるとか、ちょっと足を延ばして軽井沢まで行ってみるなどのシチュエーションを考えると、VFRが丁度良いキャラクターのオートバイだなと思います」(カズ兄)

「VFRはコンパクトで操縦性が良く、運動性能も高い。ワインディングロードでは快適な走りを楽しめると思います。長野県の山々の眺めや、そこへ沈んでいく夕日を眺めるなど、景色も含めてのんびりとした気分でツーリングを楽しみたいですね」(篠原)

「走りの性能が良いから無理をしなくて済む。ほどほどのペースで走るから、いろんな景色を楽しめる。そんなツーリングを満喫していれば、末永く乗って楽しめるのがオートバイの魅力だと思いますね」(カズ兄)

「そうですね!そんなオートバイの楽しみ方を多くのライダーに広めていきたいと思っています」(篠原)


関連リンク

ホンダドリーム東御

http://www.honda-dream-tomi.com/

  • 有名ドライブインで知る世間のオートバイ乗り像

中央自動車道・諏訪IC至近に所在するおぎのや諏訪店。名物「峠の釜めし」の製造工場に隣接しており、観光スポットの起点となるドライブインとして多くの人々に活用されています。僕自身も30年来利用していますから、気軽に立ち寄り集合地点としても便利なドライブインだと思います。今回も特に「仕込んだ」わけでなく、オートバイを停めやすい昼食処として立ち寄りました。店内に入って出来立てホカホカの釜めしをいただく。この贅沢さはおぎのや諏訪店ならではだと思います。


食事を済ませて外へ出ると、丁度観光バスが到着。観光客の皆様より、色々とお声がけいただきました。「大きいバイクだね~。何CCだい?」「私も若いころは乗っていたのよ。今は孫が乗っている」「この年になって、大型バイクに乗ってみたくなって。これは何という名前のバイクなの?」等々、おおむね好印象でしたが、中には「バイクはうるさくて危ないから嫌いだね」「渋滞している時に脇を物凄いスピードで抜けていくのが危ない」「こんなデカいバイク、転んだら一人で起こせないでしょ?」という意見もいただきました。その都度、適切にお返事したつもりですが、どこまで伝わっているのかは分かりません。それでも「昔と違って今時のバイク乗りはマナーが良いよね。あなたも安全運転でね!」と、励ましてくださる方もいました。こんなワンシーンになるのも、そこにオートバイがあればこそ。もっと社会に受け入れてもらえるよう、日々マナーの良いライディングを心がけよう!と思いました。


僕のオートバイライフに欠かせない存在だと言えるおぎのや。グループツーリングでも、かなりの頻度で利用しています。当然のことながらオートバイで訪れるため、名物峠の釜めしはどの店舗に行ってもその場で食しています。


関連リンク

おぎのや

http://www.oginoya.co.jp/
制作・協力

■ライター:KAZU中西

文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。

現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有

プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。

オートバイ以外の趣味はモーターボート。


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