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【バイクカスタム】効果絶大!灯火類をLED化

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  • 2020.06.30

【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】vol93。今回は灯火類をLED化。写真のビフォーアフターをお楽しみください!

  • 祝10万キロのZ2カスタム

完成から5年5万km超となったカズ兄のZ2。ガススタの通勤からサーキット走行、キャンプツーリングに至るまで、現行車と遜色のない走りに満足しています。


そしてついに!オドメーターが10万kmを突破しました。祝して何らかのカスタムを施そうと考え、車両制作を担当した絶版車専門のウエマツに相談。安全性をもうワンランク高めましょう!となり、このほど灯火類のフルLED化を敢行しました。


LEDカスタムは、スタイリングや走行性能を変えずに実効果を高めることができ、夜間走行の安全性向上に貢献するだけでなく、省電力化によってバッテリーの負担も軽減できます。費用はそれなりに掛かりますが、長く乗ることを考えればコストパフォーマンスの高いカスタムだと思います。


オドメーターが9万9999kmから0並びになった瞬間の感動は、そうそう味わえないものだと思います。エンジンやキャブレターをオーバーホールすることなく、消耗品の交換のみでここまで走れたのは、キッチリと納車整備したから。何事も初めが肝心ってことですね。


あまり知られていないようですが、ウエマツでは絶版車向けのオリジナルLEDセットを用意しています。そもそもこのサービスメニューを始めたきっかけは、60年代70年代車のバッテリーコンディション。当時は常時点灯義務が無かったため、現代の法規や交通事情に則って走らせると、走行充電が不足気味となりバッテリーへの負荷が大きくなってしまうから。カズ兄のZ2では、ヘッドライト・前後ウインカー(リレー含む)・テールランプ・メーターバックライト・インジケーター類をLED化。費用は7万円になります。なお、ヘッドライトがシールドビーム式またはH4バルブ式でない場合は、ヘッドライトボディアッシーも必要になるので2万円追加、総額9万円となります。使用しているLED球は安心のメイドインジャパン。


ノーマルとLED化したヘッドライトの比較。一目瞭然の違いで、LED化した方が断然明るいです。


テールランプとウインカーの比較。ナンバー灯の明るい方がLED化です。百聞は一見に如かず級の違いですね。


照射具合はどうなのか?を夜間走行で確認。伊豆の県道は街灯が少なく、夜間は動物の飛び出しも多いため、ヘッドライトは明るいに越したことなし。H4バルブより明るくシャープなLEDの光は、先行きをしっかりと照らし、突発的な危険回避にも役立ちます。メーターバックランプやインジケーター類は、LED化したことによって何となく煌びやかに!自己満足の世界ですけど、いいんです。それがカスタムですから。


曇り空の昼間でも、ハッキリ認識できる明るさ。右直事故や出会いがしらの衝突事故防止に役立つと思います。


LED化してから2週間を経過しましたが、夜間走行における見通しの明るさに感動・感激しています。僕はHIDが流行した時、バラストの搭載を嫌ってあえてハロゲンバルブにこだわっていましたが、LED化はやらないのが損!と言い切れるほど、効果絶大だと思います。ちなみに、旧車然としたぼわっと柔らかい輝きを好む人向けに、色温度の低いLEDもあるそうです。でも、先行きはバッキリ明るい方が、安心感の高い走りにつながると思いますね。


関連リンク

ウエマツ

https://www.uematsu.co.jp/
制作・協力

■ライター:KAZU中西

フリーランスのモータージャーナリスト。通称カズ兄さん。イベントMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)などタレント業でも活躍。観察分析力に定評があり、開発に携わったバイク用品やカスタムパーツも多数。一方では、二輪車の事故防止&安全利用の最前線に立つ『Mr.事故ゼロ』とも呼ばれている。愛車はスペシャルメイドのZ2他。趣味はプレジャーボートのクルージング。

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