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【石塚健の目指せMotoGP】第15回CEVレプソルインターナショナル選手権2021第5戦

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  • 2021.08.06

【レーシングライダー石塚健の目指せMotoGP】vol.15。スペインのモーターランド・アラゴンで行われた、CEVレプソルインターナショナル選手権2021第5戦のレポートです!

こんにちは。レーシングライダーの石塚 健です。


今回は、スペインにあるモーターランドアラゴンで7月24・25日に行われた、第5戦をレポートします。

  • 暑さとプラス食事との闘い

レースWEEK中の転倒によりマシンのフィーリングが大きく変わり、苦戦を強いられた前戦から約3週間後に行われた第5戦。


約1年ぶりとなるアラゴンサーキットに到着して、まず驚いたのは、その暑さでした。


天気予報を確認するとWEEK中の最高気温は連日40度を超えていて、外に立っているだけで汗だくになるレベルです。


そうなると困るのは食べ物で、スペイン料理はどれも味が濃く、揚げ物も多いので、日本にいる時のように、「今日は暑いから、冷たいそばがイイ」というような、熱中症気味で食欲が低下している時でも食べやすいというような料理は今まで見たことがありません。



そのため、暑さで体力もきつい上に、食欲も無いという、さらに厳しい状況となりました。

  • 自己ベストタイムを記録!しかし強風に苦しめられ・・・

そんなアラゴンのレースWEEKのスケジュールは、木曜日に35分間のフリープラクティスが3本、金曜日に40分間のフリープラクティスが2本、土曜日は40分間の公式予選が2本、日曜日は15分間のウォームアップ走行と、16Lapの決勝レースが2ヒートという流れです。


初日の走行は、予報通り気温40℃、路面温度は65度を越える灼熱の1日になりました。


しかし心配とは裏腹に、走り出しのフィーリングは良く、2本目の走行から昨年の自己ベストと同タイムを記録。


2日目には、自己ベストタイムを約1秒上回る、1分56秒081をマークすることができました。



そして迎えた1本目の予選では、すぐにアタックに入るも、前日までとは風向きが大きく変わり、2日間完璧だったスプロケットのセッティングがまったく合わないという問題が発生。


すぐにピットに戻り、セッティングを変更するも、フィーリングの変わったマシンに自身が合わせきれず12番手となってしまいます。



午後に行われた2本目の予選では路面温度が上昇したことに加え、風もさらに強くなり、タイムを更新することが難しいコンディションとなってしまったことで、総合順位は14番手。


決勝レースは5列目から、スタートすることになりました。

  • そして決戦の日!


決勝日の天候は晴れ。前日と同じく若干風は吹いていましたが、気温、路面温度共にそれほど上昇はせず、WEEKの中ではかなり快適な気候となりました。


スタートを決めて追い上げ体勢に入るも、オープニングラップの1コーナーで無理に入り込んできた他ライダーと接触ギリギリの状況となり、ジャンプアップに失敗。


13番手付近から、前のライダーを追う展開となります。


そして、徐々に目標としていた1分56秒台で周回するリズムをつかみ、数台をパス。残り2周のところで10番手を走るライダーに追い付くも一歩届かず、11位でチェッカーを受けました。


次こそはもっと前でチェッカーを受けると意気込んで準備をしていたレース2は、併催レースであるETC(ヨーロピアンタレントカップ)の決勝中に発生した事故により、残念ながらキャンセルとなってしまいます。


 

CEVに参戦し始めた当初から、ほとんど走った経験の無いサーキットを、約3日間で攻略する難しさは感じていましたが、今回ほど風の向きや強さがマシンフィーリングに大きく影響したレースは初めてだったので、改めてコンディションに合わせたセッティングの難しさを思い知らされることになりました。


一方で、昨年に比べてレースのトータルタイムを約10秒短縮できたことや、ラップタイムのアベレージを上げられたこと、レースの内容などについては、成長を実感できたレースでもあります。


資金的な状況により、次戦については未定ですが、もっともっと上を目指してトレーニングを頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

制作・協力

レーシングライダー 石塚健

バイクの窓口編集部

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