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【バイク×サスペンション】NITRON サスペンションとは。
- おすすめコラム
- 2019.03.31
【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】vol.48。今回は春日部にあるサスペンションメーカー、NITRONジャパンさんに訪問。販売店向けセミナーを通して体験してサスペンションの性能とその魅力について迫ります。
こんにちは。岸田彩美です。以前にもお邪魔した春日部にあるNITRONジャパンさんへ行ってきました。
気になる車両の試乗をさせて頂くと共に
販売店さん向けのセミナー(勉強会)を開催するということでお邪魔してきました!
※この日激しい花粉症により、マスク姿となって申し訳ございません。今はもう花粉症は軽減されております
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NITRONサスペンションの魅力をご教授!
今回は、セミナーの様子からご紹介!
社長の井上さん直々にお話を聴きました。
NITRONはイギリスのサスペンションメーカーですが、パーツ部品を日本にもたせることで日本国内で組み立てる事が出来るのです。
「完全受注生産」が強み!!!
このようにサスペンションの動きなどを実機を使ってレクチャーもして頂きました。
ファクトリーも見学させていただきましたが
一つ一つ慎重に丁寧に手作業で創り上げられていきます。
オーバーホール等のメンテナンスをはじめ
サスペンションのセッティングやローダウンなどの中身の仕様変更など
全てここで作業しているのです。
オイルの中にガスを入れる機械 空気を抜く作業を見学したり・・・
テストマシンを使ってデータも出して頂きました。
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個人に合わせた設定が大事
またオートバイは、各車両で個体差があります。そして私たち乗る側にも個々で癖があるんだそうで
サスペンションでより乗りやすくするために近づけるのが一番良いとのこと。
今回サスペンションのサグ値の出し方をテストライダー中木亮輔さんに教えて頂きました。もちろんツーリングをする、サーキット走行をするなどシュチュエーションによってセッティングは変わります。
サグとは、空車状態から乗車状態になった時のサスペンションのストローク量です。
サグを規定範囲内(サスペンションによって様々 今回は25mm〜35mm)にするために、普段は2人がかりで メジャーを使って 計算をしてやるんだそうです。
このサグが規定範囲内に入っていないと、サスペンションの性能が発揮できませんのでとっても重要なのです。
写真にある黄色の機械を使うことで、1人でも簡単に測れてしまうのです!
そして自分にあったサグを出すためにプリロードを行います。(スプリングを調整してサグを規定範囲内にすること。)
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自分でセッティングが出来なくてもお任せあれ!
自分でセッティングをするのは不安!プリロードの仕方、これで合っているのかな?という方も多いと思います。私もいざやるとなるとまだまだ不安かも。。。。
有料にて セッティングをしていただけるとのこと。
お気軽にお問い合わせしてみてください。
好みの乗り味って人それぞれ感じ方も変わるので一人一人に合わせたセッティングは必要不可欠ですね。
次の記事では、実際にNITRON装着車両に試乗してきたので その様子をご紹介いたします。。
岸田彩美
バイクの窓口事務局