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ホンダコレクションホール リニューアルオープン レポート Part 1!
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- 2024.03.18
2024年3月1日(金)にリニューアルオープンした「ホンダコレクションホール」の様子をお届けします!
2024年3月1日(金)に、ホンダコレクションホールがリニューアルオープンしました。
1998年にHonda創立50周年を記念して、モビリティリゾートもてぎ内に設立された施設。
ホンダの「夢と挑戦の物語」を体験できる場として、昨年25周年を迎えました。
3階建ての建物に、ホンダの2輪車、4輪車、パワープロダクツなどを展示。
今回は新しくなった館内の様子を、紹介します!
エントランスホール
新たに、ホンダジェット エリートⅡの実物大インテリアモックアップモデルを展示。
コレクションホールのサイトでは、正面入口から搬入した際の映像が見られます!
機内への乗り込みが可能なので操縦席を見たり、乗客席に座って特別な空間が体感できます。
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展示は時代別へ進化!
1階北棟 「2人の創業者が追いかけた夢」
正面入口の右手方向にある、1階北棟の「Honda 夢と挑戦の軌跡」の展示は従来と同様。
製品展示コーナーはフロアを4つに分けて、その時代の特徴を分かりやすく展示。
2階南棟「創業~1970年前後」
「みんなを喜ばせたい」「技術力で世界に挑戦する」という想いから始まった情熱の時代
今回のリニューアルで、従来の「市販車、レース車別」の展示から「時代別」へ進化。
このエリアは、シックな照明を採用。
展示の内容が聞ける「音声ストーリーガイド」を、新たに用意。
説明文の右上にある数字は、ガイドを聞く際の「展示番号」。
スマートフォンで館内のQRコードからアクセスして、ヘッドフォン、イヤフォンで楽しみます。
音声ストーリーガイドを聞くための、貸出用機器の用意あり。
それぞれの物語を伝えるために「ウォールディスプレイ」を採用。
車両の背景を壁としたことで、写真撮影に配慮した展示となりました。
背景のグラフィックは、撮影の際に「ちょうどいい高さ」の3.2m。
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写真撮影を意識したレイアウト!
2階北棟「1970年前後~1985年前後」
創業時からの挑戦が花開き、本田宗一郎の想いを受け継ぐ新たな世代が飛躍した時代
フロアの仕切りを低くし、コンパクトな車両説明プレートによる、車両の撮影を意識した展示。
四輪車では、仕切りがないところもありました。
館内のBGMは、オリジナル楽曲を作成。エンジンサウンドが流れる時間もあるそうです。
3階南棟「1985年前後~2000年前後」
一人ひとりの熱い思いを積み上げながら、新しい価値を創造していった時代
スタッフが案内する「ガイドツアー」を、毎日開催(午前・午後の各1回。開催時間はサイトから)。
フロアにひかれたラインは、今後パーソナルモビリティ UNI-ONEでのガイドツアーで使用予定。
従来は展示がなかった2000年前後の車両が加わったのも、大きなトピック。
社内公募で20代の技術者が集まってスタートした「Nプロジェクト」車両を展示。
3階北棟「2000年代前後~」
創業からの想いはそのままに、これまで以上の領域と夢の実現へと突き進んでいく時代
ASIMO(アシモ)などのロボティクス技術コーナー。
最新パーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」の試乗体験コーナー(無料)。
中庭での走行体験は、ネックスピーカーを使った音声ガイドツアー付き(有料)。
「巨大ネットの森 SUMIKA」内でも、体験が可能(有料)。
現在、ユニワンが乗れるのはモビリティリゾートもてぎだけ!
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各種イベントにも注目です!
2階、3階の渡り廊下は「ガレージコレクション」と称して、年間3回の企画展を実施。
歴代CBシリーズを一挙に公開する「CBヒストリー Part1」を、6月30日(日)まで展示。
2024年もモビリティリゾートもてぎでは、各種イベントを開催!
4月13日(土)・14日(日) MFJ全日本ロードレース選手権 第2戦 スーパーバイクレース in もてぎ
8月24日(土)・25日(日) MFJ全日本ロードレース選手権 第5戦 もてぎ 2&4レース
10月4日(金)~6日(日) MotoGP 世界選手権シリーズ 日本グランプリ
5月18日(土)・19日(日) 2024 トライアル世界選手権 第1戦 日本グランプリ
1階南棟 ワークショップステージ
展示のポケバイは、本田技術研究所デザインセンターのモデラーが製作したスペシャルモデル。
1階南棟 ライブラリー&デザインギャラリー
開かれたコミュニティーの場として新たに設置。ここは、ワークショップスペースとしても活用を予定。
ライブラリーは、二輪車、四輪車の雑誌を見ながらの休憩スペースとしても利用が可能。
ミュージアムショップ
二輪車、四輪車の各種アイテムを販売。ここは展示を見たあとだと、テンションが上がります(笑)。
3月2日(土)には、エンジン始動パフォーマンスを実施。
二輪車は、WGPのRC166(1966)、四輪車は、F1のRA272(1965)。
宮城光氏(元ホンダワークスライダー)が、取材日もエンジン始動を披露。
250cc 空冷4サイクル並列6気筒DOHC4バルブエンジンは、高回転域のサウンドが迫力満点!
モビリティリゾートもてぎは、新アトラクション「空のアスレチックひろば KONOMI」がオープン!
各種エリア、施設は、下記サイトから!
次回は、各フロアに展示の二輪車をレポートします!
(取材協力)
本田技研工業株式会社
(写真・文)
森井智之