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ホンダコレクションホール リニューアルオープン レポート Part 2!

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  • 2024.03.19

前回に続き、2024年3月1日(金)にリニューアルオープンした「ホンダコレクションホール」の様子をお届けします!

2024年3月1日(金)に、ホンダコレクションホールがリニューアルオープンしました。

 

1998年にHonda創立50周年を記念して、モビリティリゾートもてぎ内に設立された施設。

ホンダの「夢と挑戦の物語」を体験できる場として、昨年25周年を迎えました。

3階建ての建物に、ホンダの2輪車、4輪車、パワープロダクツなどを展示。

 

今回は、新しくなった展示の2階南棟、北棟の2輪車を紹介します!

 

ホンダコレクションホール

ホンダコレクションホール リニューアルオープン レポート Part 1

 

  • 2階南棟は創業から1970年代のバイク!

2階南棟「創業~1970年前後」

「みんなを喜ばせたい」「技術力で世界に挑戦する」という想いから始まった情熱の時代

 

(右から)

C型(1949) エンジン・フレーム共に、自社設計による初のモデル。

ドリーム E型(1951) ホンダ初の4ストロークOHVエンジンを搭載。開発時に箱根峠越えテストに挑戦。

 

ジュノオ K型(1954) ホンダ初のスクーター。4ストロークE型エンジン搭載。

 

(前列右) スーパーカブ C100 (1958)耐久性や低燃費、扱いやすさで4ストロークエンジン採用。

(前列左) CA100 (1962) スーパーカブの輸出モデル。

 

(右から)

CR110 カブ レーシング レース仕様車(1962) ワークスマシンRC110と同型の50cc市販レーサー。

CR93 ベンリイ レーシング(1962) GPマシン並みの性能を持つ125cc市販レーサー。

CR72 ドリーム レーシング(1962) クラブマンレース用の250cc市販レーサー。

 

(左から)

モンキー Z100(1961) 遊園地向けに開発。スーパーカブ C100系エンジンを搭載。

モンキー CZ100(1964) 一般公道を走行可能に市販化された最初のモデル。多くはアメリカに輸出。

モンキー Z50M(1967) OHCエンジンを搭載。折りたたみ式ハンドル、シートを装備。

モンキー Z50Z(1970) フロント分離方式を採用し、小型乗用車のトランクにも収納を可能にしたモデル。

 

(右から)

ドリーム CB450(1965) 公道向けの市販2輪車で、初めてDOHCエンジンを搭載。

ドリーム CB750 フォア(1969) 世界初の量産4気筒OHCエンジンを搭載。

 

  • 北棟は1970年前後~1985年前後!

2階北棟「1970年前後~1985年前後」

創業時からの挑戦が花開き、本田宗一郎の想いを受け継ぐ新たな世代が飛躍した時代。

 

(右から)

ゴールドウィング GL1000(1975) アメリカ市場向けモデル。水平対向4気筒OHCエンジン搭載。

ゴールドウィング GL1500(1986) 1520cc水平対向6気筒に進化したグランドツアラー。

 

RCB1000(1976) 76年のボルドール24時間耐久ロードレースで優勝。

 

(右から)

CBX(1979) 空冷 直列6気筒DOHCエンジンを搭載したスーパースポーツ。

CB750F(1979) 高性能DOHC4バルブ4気筒エンジンを搭載。国内向け750ccスーパースポーツ。

RS1000(1981) CB900Fベースのワークスレーサー。81年の鈴鹿8時間耐久レースで優勝。

 

NR500(0X)(1979) 各気筒に8バルブを配置した画期的な長円形ピストン採用(単体で展示あり)。

 

(右から)

NS500(1982) ホンダ初の水冷2ストローク3気筒500ccエンジン搭載。

NSR500(1985) 水冷2ストロークV型4気筒500ccエンジン搭載。85年はWGP500ccクラスで12戦7勝。

RS250R-W(1985) 85年のWGP250ccクラスでマニュファクチャラー、ライダーのダブルタイトル。

 

(左)ロードパル(1976) バイクの便利さを自転車並みの気易さで乗れるようにしたモデル。

 

タクト(1980) スクーターブームの火付け役となった初代タクト。空冷2スト単気筒49ccエンジン搭載。

 

前1輪、後2輪の3輪「スリーター」シリーズ。

(左から)

ジャイロX(1982) コーナーリング時にフロントボディが左右にスイングする「ナイトハルト機構」採用。

ジャイロ アップ(1985) 小荷物の配達に便利なビジネス用スリーター。

ジャイロ キャノピー(1990) ワイパー付きウインドスクリーンとルーフを装備。

 

(右から)

VT250F(1983) クラス初の水冷90度V型2気筒エンジン搭載。16インチホイール採用。

VF750F(1983) WGPレーサーNR500のコンセプトを受け継ぐ90度V型4気筒エンジン搭載。

モトコンポ(1981) 4輪車に搭載可能な折りたたみ機構備えたトランクバイク。

 

  • その他の各所にも展示あり!

2階、3階の渡り廊下は「ガレージコレクション」と称して、年間3回の企画展を実施。

歴代CBシリーズを一挙に公開する「CBヒストリー Part1」を、6月30日(日)まで展示。

 

1階南棟 ワークショップステージ

展示のポケバイは、本田技術研究所デザインセンターのモデラーが製作したスペシャルモデル。

実車を見たあとだと、各部の精巧な造りヘの理解が深まります。

 

ミュージアムショップ前

モンキー(1978) 折りたたみハンドルやティアドロップ型タンクなど新設計デザインの一部改良モデル。

ゴリラ(1978) 大容量9Lタンク。車体前後にキャリアを装備。

 

モビリティリゾートもてぎは、新アトラクション「空のアスレチックひろば KONOMI」がオープン!

各種エリア、施設は、下記サイトから!

モビリティリゾートもてぎ

 

次回は、3階に展示の二輪車をレポートします!

 

制作・協力

(取材協力)

本田技研工業株式会社

 

(写真・文)

森井智之

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