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【PR】タナックスのナポレオンミラーを装着!僅かな違いが視野とルックスを大きく変える

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  • 2021.05.13

【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】vol.139。タナックスのロングセラー商品「ナポレオンミラー」を装着!オプションパーツの活用によってルックスや視野に変化が・・・!

タナックスのナポレオンミラー。その名称は、フランス革命の後に皇帝となったナポレオン・ボナパルトにインスパイアされたもので、バックミラーの独創的なデザインや優れた機能、フィッティング自由度の高さにおいて、最高を目指したことに由来しているそうです。


肝心要の機能であり、保安基準にも影響する鏡面については、RAYSAVE鏡・ブルー鏡・映り込み範囲の広いシルバー鏡の3ラインナップを用意。ハウジングやステーについては、どんなバイクにも合わせやすいような最大公約数的デザインをキープコンセプトに、新たな技術やアイデアを惜しみなく投入しています。また、人やモノとぶつかった際に衝撃を逃がすターナー、マウント位置を変えることでより広範囲の後方視野を得られるオフセットホルダーなど、様々なミラーオプションも用意しています。


製品によっては、オプションパーツを使うことなく高さや角度を可変できる機能もあり。まさに、ナポレオンミラーに不可能はないと言えますね。

  • シャークミラー4

ヤマハ車にナポレオンミラーを装着する際、必須のミラーオプションとなる逆ネジアダプター。ヤマハ車は古くから右側のミラーホルダーが逆ネジ式となっており、ターナーを使わなくても前方から衝撃を受けた際にミラーステーが緩む構造です。かつてはヤマハ車専用のナポレオンミラーもありましたが、現在はほとんどの製品が正ネジ式(一部逆ネジ式もあり)で、逆ネジアダプターを介することで装着可能としています。


先ずは、シャークミラー4を装着。シャークミラー4には、正ネジと逆ネジのボルトが同梱されているので、逆ネジアダプターは不要です。


上はSTDと同じ角度にステー位置を調整しました。下は最大限に寝かせた位置。アジャスト機構だけでこれだけの変化をつけられます。


ミラーハウジングに設けられたサイトチェンジシステム。これによりハウジング位置をステーより内側寄り、または外側寄りに変更できます。数値的には30mmの差ですが、得られる後方視野は数値以上に変わる印象です。

  • クロス3プラス

次にクロス3プラスを装着。クロス3プラスには、延長用アダプターが同梱されています。


ターナーとステーの間に組み付けることで、ステーを約20mm延長できます。


ここでは、右ミラーを延長仕様、左ミラーを延長なしとしました。外観からその差は分かりにくいですが、後方視野は延長した方がより奥まで見通せると思いました。キャンプ道具等を満載した時に、延長用アダプターの効果を実感できることでしょう。

  • エーゼットスリーミラー

特に80年代は、ミラーカスタムの定番的な存在だったエーゼットミラー。現在はターナー付きのエーゼットスリーミラーに進化、その発展型であるショートステーのエーゼットフォーミラーもラインナップされました。今回はエーゼットスリーをチョイスし、ミラーハウジングはタナックス指定の最高位置としました。


エーゼットスリーミラーは、ハウジングのマウント位置に自由度の高さがあります。80年代=僕の高校生時代は、ステーの先端とハウジングの上辺高さを同じ位置に合わせるのが「走り屋」っぽいとされていました。ここでは右を最低位置、左を最高位置にしてみました。


1980年代前半までの乗用車において標準だったフェンダーミラーは、以降のドアミラーに比べて映り込む物体の像が小さくなりますが、映る範囲はかなり広い上に確認するための視線移動も少なく、安全性の高さではフェンダーミラーの方が断然上だと思います。そんなフェンダーミラー効果を得るために活用できるミラーオプションが、オフセットホルダー45です。一見して武骨だけれど、質実剛健を醸し出しているオフセットホルダー。実は製品に至るまで、想像をはるかに絶する開発作業と期間を要したそうで、外見を真似しただけでは得られない耐振動性が隠されています。このオフセットホルダー45とエーゼットスリーミラーを組み合わせて、フェンダーミラー効果を確認します。


上がオフセットホルダーなし、下がオフセットホルダーありの鏡面です。下の方が映り込む草木やパイロンのサイズは若干小さくなっています。しかし、映り込みはかなり広範囲になりました。まさしくフェンダーミラー効果で、僅か45mmでもこれだけの差が出ます。

【まとめ】

ミラーの種類によって異なりますが、本体のアジャスト機構やオプションパーツの活用により、ルックスや視野に変化が現れることを確認できました。その他にも、直角アダプターや縦型ステーホルダー、高さ調整スペーサー等、様々なミラーオプションがラインナップされています。ハンドルバーを変更した時やキャンプ道具等を積載した時、タンデムライディングをするか否か等、まさに十人十色のシチュエーションに活かせます。アイデア次第で、理想のルックスも得られることでしょう。


※「ナポレオン」「RAYSAVE」は、株式会社タナックスの登録商標です。

制作・協力

■ライター:KAZU中西フリーランスのモータージャーナリスト。通称カズ兄さん。

イベントMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)などタレント業でも活躍。

観察分析力に定評があり、開発に携わったバイク用品やカスタムパーツも多数。

一方では、二輪車の事故防止&安全利用の最前線に立つ『Mr.事故ゼロ』とも呼ばれている。

愛車はスペシャルメイドのZ2他。趣味はプレジャーボートのクルージング。

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