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すべてが変わった新型【ROYAL ENFIELD Classic 350】

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  • 2022.05.02

今回は「ROYAL ENFIELD Classic 350」をご紹介します!

世界的に人気がありロイヤルエンフィールドのイメージリーダーだったClassicが完全な新作となって登場した。

その変わったところなどを詳細に解説しよう。

 

【目次】

1.新作も人気者要素が盛りだくさん

2.車両詳細

 

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  • 新作も人気者要素が盛りだくさん

 旧型は世界の市場で2009年の発売から10年間で300万台以上を売り上げたというロイヤルエンフィールドを代表するヒットモデルだった。新しいClassic 350は、一見以前と変わっていないように見えて、実はエンジン、フレームなどすべてが新しい。1950年代、60年代のロイヤルエンフィールド車を彷彿とさせるビンテージスタイルが好評だったからこそのキープコンセプト。

 

 ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者、ビマル・サムブリー氏は「このブランドが大きく成長する原動力となったClassicの良いところ、低いシートも含めたポジションとスタイルは残すことに。しかし過去のものを踏襲しながら各部のモダナイズは簡単ではなかった」と説明した。

 

空冷4スト単気筒エンジンは、先に登場していたクルーザーのメテオ350から譲り受けた。ボア×ストローク=72.0×85.8mmとロングストロークなのはロイヤルエンフィールドの伝統。このエンジンに合わせて新しいフレームを採用。シートは以前より5mmだけ高くなっても805mmと低い。

 

 走行安定性とハンドリングをモダナイズするために足周りも強化している。フォークはインナーチューブ径を拡大(φ41mm)。前後のタイヤは90/90-19→100/90-19、110/80-18→120/80-18とひとまわりワイドに。フロントのシングルディスクブレーキは車体の左側にあったが、右側となりローターを大型化(φ300mm)。ピンスライドの片押し2ポッドのキャリパーはバイブレ。リアもディスクブレーキ(φ270mmローター)だ。ABSは前後ブレーキについたデュアルチャンネル。

 

 モデル展開は、4つのエディションで全9カラー。選択肢が豊富なのはうれしい。国内では2022年3月下旬の発売予定としている。気になる車両価格は税込でHalcyonの57万7,500円からClassic Chromeの60万3,900円までの幅である。また人気者になりそうな要素がちりばめられている。

 

  • 車両詳細

新型デザインのメーター。ナセルも形状変更された。ターンバイターンのナビゲーションシステム"トリッパー"は装着されていない。USBポートも備わる。

 

空冷単気筒エンジンは、以前のOHVからメテオ350のSOHCに。キャブではなくフューエルインジェクション。シーソータイプのシフトチェンジペダル。

 

容量は13L(内4Lはリザーブ)の燃料タンクは、Classicらしさを失わず新しいカタチとなった。色やグラフィックの違いでかなり印象が変わる。

 

日本仕様はタンデムシートが標準装備となる。外装は新たなデザイン。スイングアームも新作でホイールベースは20mm延長されている。

 

Halcyon(ハルシオン)全3色/販売価格:577,500 円(税込)

 

Classic Signals(クラシックシグナルズ)全2色/販売価格:583,000円(税込)

 

Classic Dark(クラシックダーク)全2色/販売価格:600,600 円(税込)

 

Classic Chrome(クラシッククローム)全2色/販売価格:603,900円(税込)

 

●CLASSIC 350 主要諸元
■エンジン種類:空油冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ■総排気量:349cm3 ■ボア× ストローク:72.0× 85.8mm ■圧縮比:9.5 ■最高出力:14.87 kW(20.2 PS)/6,100rpm ■最大トルク:27N・m/4,000 rpm ■全長×全幅× 全高:2,145 × 785 × 1,090 ■軸距離:1,390mm ■シート高:805mm ■車両重量:195kg ■燃料タンク容量:13L ■変速機:5段リターン■タイヤ(前・後):100/90- 1975P・120/80-62P ■ブレーキ(前・後):油圧式シングルディスク・油圧シングルディスク ■懸架方式(前・後):テレスコピック式・スイングアーム式 ■メーカー希望小売価格(消費税込み):577,500円~603,900円

 

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制作・協力

■取材・解説:濱矢文夫 

■協力:ROYAL ENFIELD(http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/

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