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【アプリリアRX125】ストリートから林道まで!本格派オフロードバイク

  • おすすめコラム
  • 2021.12.28

【あみ into MOTO】vol.19。今回はイタリア車ならではのスタイリッシュな本格オフロードバイク「アプリリアRX125」をご紹介いただきました!

アプリリアといえば、ワールドスーパーバイク選手権(WSB)やMotoGPへ参戦するなど、高性能スーパースポーツバイクのイメージが強いですが実は、アプリリアはかつて、モトクロッサーの生産から始まったバイクメーカなのです。1970年代の頃にはオフロードバイクを積極的に開発しオフロードレースにも参戦していたという歴史があります。


アプリリアRX125は、その歴史を継承しつつ、現代の高性能な技術を取り入れた本格的なオフロードバイクです。

  • お洒落で本気のオフロードバイク

まずバイクの第一印象、『見た目』ってかなり重要だと思っています(私の場合)。そして、アプリリアRX125 のグラフィックは期待を裏切らないカッコ良さがあります。


年式によって、グラフィックやカラーが変わるのですが、今回ご紹介しているカラーは2021年モデルの『ラリートリビュート』。白をベースとし、これまでにないほど “ シティライク ”な雰囲気にもとれました。


■街で乗ってもオシャレ


シュラウドの下のほうに、さりげなくイタリア国旗が描かれているところも好き!


ステンレススチール製のサイレンサーにはブランドロゴ『aprilia』の文字が施されていて、綺麗で高級感ありますね!


このデザイン性の高さ、そしてスマートな佇まいは125cc(原付二種)のカテゴリーに於いて、トップクラスだと思います。



シート後方に、手を入れるスペースが設けられているのですが、これはタンデムグリップとして使えます。また、私的に思うのが、林道やエンデューロレースなどでフロントが刺さってしまったときなどに車両を引っ張りだす、脱出用のエスケープ グリップとしても使えるんじゃないかなぁ~、?・・・なんて思ったりします。


フロントが刺さるほど突っ込む・・・って、なかなかそんな機会はなさそうですが(笑)。


■体重移動がしやすいシート形状もGOOD


フロント21インチ、リア18インチのフルサイズ。本格的なオフロードバイクと同じサイズで、所有欲もかなり満たしてくれるのではないでしょうか。ブラックアルマイト仕上げのスポークホイールも、足元が締まってイイ感じ。


大きく、しっかりとした足回りは、走破性も高いです。オフロード走行に於いて、“フルサイズだったら余裕で通れるのに!”・・・っていう場面は結構あって、ちなみに私が所有している125ccミニモトクロッサーは、フロント19インチ、リア16インチなので、過去に何度も轍でスタックしています。(←それはそれで楽しいですがw)

  • 時代とともに進化するアプリリア

2021年モデルからRX125は、欧州の排ガス規制であるユーロ5に適合した新しいエンジンを搭載しています。これまでの高いパフォーマンス性能をさらに一新し、燃費やスロットルレスポンスなどが向上されました。



オフロードバイクに乗り慣れていない方は特に、不整地で乗る際 “怖い” と思うのは、『シート高905mm』という高さではないでしょうか。


小柄な方でもフルサイズのオフ車を乗りこなしているのをみると、お尻をシート脇までずらして上手に足をついています。


車体が軽い分、左右にも動きやすいので、やってみると案外 不安なく足が地面に接地できます。


アプリリアのスポーツバイクRS4をエンジンベースとしているという部分で、高回転域になればなるほど元気にキビキビ走ってくれる印象、けど、低~中回転域でもしっかりと車体コントロールできる扱いやすさ。


街乗りでは125ccと感じさせない十分なパワーがあり、急なブレーキングによるリアホイールの浮き上がりを制御するボッシュ製ABSシステムを採用しているなどの高い安全性能と制動力が備わっています。


オフロードでは回せば回すほど楽しいエンジンだと思いました。“まだ速いのは怖い“と感じるビギナーさんでも、一定の速度で気持ちよくダートを流せる滑らかさと軽快さを兼ね備えています。


フロントがすくう路面のギャップは、余裕のロングストロークが綺麗に衝撃吸収してくれるし、軽い車体、細身の車幅で、スタンディングになれば車体との一体感がさらに増してどんどん気持ちよくなります。


ワイドステップで踏ん張りやすく、足で“グッ”と踏み込めばもっと車体の安定感と操作性が上がります。


  • バイクで出来ることがさらに広がる

RX125って、まずカッコいい。そして、街乗りも林道もこなせるオールマイティーさが良い!


このサイズとこのパワーで原付二種は、満足感が非常に高いと思います。車体価格も驚くような値段ではないのでセカンドバイクにしてもいいかも。


日常から非日常の景色まで、走る世界をさらに広げてくれるRX125、ぜひお試しください。


■Aprilia RX125 主要諸元

エンジン   4ストローク 水冷単気筒 DOHC 4バルブ

総排気量 124.2cc

ボア×ストローク 58×47mm

最高出力 11kW(15HP)/10,000rpm

最大トルク 11.2Nm/8,000rpm

変速機形式 6速リターン

ブレーキ(F) Φ260 mm ステンレスディスク、フローティングキャリパー

ブレーキ(R) Φ220 mmステンレスディスク、フローティングキャリパー

タイヤサイズ(F) 90/90-21

タイヤサイズ(R) 120/80-18

全長×全幅×全高 2145×820×1180 mm

シート高 905mm

車両重量 134kg

燃料タンク容量 6.2L



<関連リンク>

■aprilia RX125

https://aprilia-japan.com/rx125.html


■ピアッジオグループ ジャパン(アプリリア ジャパン)

https://aprilia-japan.com/



バイクの窓口でアプリリアを探す

制作・協力

<プロフィール>木村亜美

東京出身、タレント・ライター・YouTuber。雑誌広告、映像など各種メディアで活動するかたわら、バイク・クルマ・カンナム・水上バイクなど公私ともに乗り物が大好き。所有バイクはaprilia TUONO V4 1100 Factory、Harley-Davidson PAN AMERICA1250S、KTM150EXC TPI、HONDA CRF125F、YAMAHA WR250R、BRP Can-Am Rykerなど。

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