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人気のSHOEI EX-ZEROヘルメットレビュー!欠点もあるけどカッコいい!?

  • おすすめコラム
  • 2024.03.27

【むらなす的バイクライフ】vol.16。SHOEI EX-ZEROヘルメットの正直レビューをお届けします!

SHOEI のヘルメット「EX-ZERO」を知っていますか? SHOEI EX-ZEROは発売直後から人気が沸騰しているヘルメットです。

今回は、実際にSHOEI EX-ZEROを購入し、すでに3年愛用している、バイク歴40年の筆者がSHOEI EX-ZEROについて語ります。よいところも、よくないところ(欠点)も知りつくしている筆者が詳しく解説します。

読者の皆さまの「SHOEI EX-ZEROって実際どうなの?」という疑問にお答えする記事です。筆者が所有するEX-ZEROを使った画像も使い解説しています。

EX-ZEROの購入を検討しているライダーのお役に立つ記事ですので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

  • SHOEI EX-ZEROのよくないところ(欠点)

実際のところ、EX-ZEROには欠点がいくつかあります。買ったあとに後悔しないよう、この章をよく読んで欠点を理解したうえで購入を検討しましょう。

 

◆風切り音がひどい!

ハッキリ言って、かなりうるさいです。ヘルメットスピーカーから流れてくる音楽がよく聞き取れない。ナビの案内音声も聞こえにくい。

風切り音を気にするライダーにはおすすめできません。

 

◆冬は顔が寒い

走行風がモロに顔に当たります。アゴのガードがあるけど、スキマだらけで冬は顔面がとても寒いし、走行風で涙がボロボロ出てきます。そして雨が降ったら、雨ツブが顔を直撃!

走行風や雨が気になるなら、フルフェイスやシールドで覆われたジェットヘルメットを選ぶほうがよいでしょう。

 

◆メガネ族は着脱が面倒

着脱はフルフェイスと同じなので、メガネ族には着脱が面倒です。ジェットヘルメットのような着脱の手軽感はありません。口元がスカスカでかぶった感じはジェットヘルメットのようなのに、実際の使い勝手はフルフェイスそのものです。

 

◆高価…単色モデルの場合、税込価格48,400円(2024年3月現在)

正直言って価格は高いです。品質がよいから、仕方のないところですが…

 

◆高速走行に向いてない

顔がむき出しで、高速走行には向いてないヘルメットです。高速走行にはフルフェイスやシールドで覆われた多機能型ジェットヘルメットがよいでしょう。

 

  • SHOEI EX-ZEROのいいところ(長所)

先に述べた通りEX-ZEROには欠点があるのですが、いいところ(長所)もたくさんあります。何よりカッコいいです。この章ではいいところ(長所)について詳しく解説します。

 

◆カッコいい!

あくまで筆者の個人的な所感ですが…カッコいいですね! 筆者は一目ぼれして買いました。実際のところ一目ぼれして購入するライダーは多いようです。

 

◆軽い

特筆すべきは、その軽さです。筆者のEX-ZERO ホワイト(Lサイズ)はなんと1,196g! 長時間ツーリングでは、それまで使っていたヘルメットに比べ肩こりが減りました。

 

◆インナーシールドが便利

使わない時は上部に収納できるインナーシールド。筆者は昼間走行ではミラータイプのゴーグル(別途購入品)を着用し、夜間走行ではミラーゴーグルは危ないので使用せず、インナーシールド(クリアカラー)を出して使用しています。

インナーシールドは、オプションで数種類のカラーがあり、付け替えが可能です。

 

◆オプションのバイザー(別売)が秀逸!

筆者は純正オプションのバイザー(別売)を付けて使用しています。バイザーには、下記のメリットがあります。

・夕方の西日がまぶしくない

・夏の強い日差しもまぶしくない

・雨が降っても(ある程度)顔を守ってくれる

カッコいいという理由で別売のバイザーを購入し取り付けたのですが、付けてみたらとても実用的で便利です。もうバイザーなしには戻れません。

 

◆ホールド感(フィット感)がいい

人により頭や顔の形が違うので意見が分かれるところですが、筆者はホールド感(フィット感)がよいと感じています。内装は硬すぎず、軟すぎず、しっかりホールドしてくれます。

 

◆安心感がある

帽体には強靱なガラス繊維を使用し、強度と軽さを両立させJIS規格に適合しています。また、緊急用ヘルメット取り外しシステム「E.Q.R.S.」は、万一のときに役立つ装備です。

そして「SHOEI ブランド」の安心感が、何より大きいですね。

 

  • SHOEI EX-ZEROが似合うバイクは?

ズバリ、ネオレトロ系です。似合いそうなバイクカテゴリーを下記に列挙します。

・ネオレトロ系…ホンダGB350 など

・レトロ風オフロードバイク…カワサキ250TR(筆者の愛機です)

・スクランブラータイプ…ホンダ CL250 など

SHOEI EX-ZEROの欠点は「高速走行に向いてない」ところです。 EX-ZEROはネオレトロ系など、下道をゆっくりのんびり走りたい「下道ツーリング派」に向いています。

ゴーグルとの相性もよいので、ゴーグルを使いたいライダーにもおすすめです。

 

◆逆に似合わないバイクは?

スーパースポーツタイプや高速ツアラーなど、大排気量で高速走行するバイクです。高速走行するのなら、フルフェイスタイプを選びましょう。

また、本格的なオフロードバイクにも向いていません。オフロードバイクには、専用のオフロードタイプのヘルメットが適しています。

 

◆SHOEI EX-ZEROは欠点を理解して買えば、満足できる!

SHOEI EX-ZEROを購入する際は、欠点をよく理解しておきましょう。欠点を理解して、その欠点を補う使い方をすれば満足できます。

買う前に、バイク用品店で実物を試着するのもよい方法です。サイズ感やフィット感、重量、視界などを実際に確認できるからです。自分に合うサイズがよく分からないときは、スタッフに相談しましょう。

 

この記事が、SHOEI EX-ZEROを検討しているライダーのお役に立てば幸いです。読者の皆さまのバイクライフを応援しています。

 

制作・協力

むらなす

バイクの窓口編集部

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