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歴史をまとう、という贅沢。Vespa GTV Officina 8と80周年記念モデルに触れて感じたこと
- おすすめコラム
- 2026.07.22
【あみ into MOTO】vol.74。Vespaの歴史と美学が息づく特別モデルの魅力を紹介。
バイクやスクーターには、それぞれ個性があります。
速さを追求したモデルもあれば、機能性を重視したモデルもある。
乗るだけで気分が上がるような、特別な世界観を持つモデルもあります。
今回、ピアッジオグループジャパンの河野さんと一緒にご紹介したのは、そんな“世界観を楽しむ乗り物”の代表格とも言えるVespaの特別なモデルたち。
『Vespa GTV Officina 8』と、『Vespa GTS 80周年記念モデル』です。

▲GTV Officina 8(写真左)とGTS 80th記念モデル(写真右)、どちらもVespaの最大排気量である300㏄エンジンを搭載している。
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特別な開発部門Officina 8
Vespaといえば、街角のカフェが似合うお洒落なスクーターというイメージを持っている方も多いと思いますが、実はその魅力は見た目だけではありません。
今回まず印象的だったのが、『Officina 8(オフィチーナ オット)』という名前。
最初はモデル名かな?と思ったのですが、実はこれ、Vespaの歴史に深く関わる特別な場所の名前です。
第二次世界大戦後、イタリアのポンテデーラにあるピアッジオ工場には『Officina 8(オフィチーナ オット)』と呼ばれる開発部門がありました。
そこでは設計者やエンジニア、テストライダーたちが集まり、Vespaの開発やレース用車両の設計や試作などを行っていたそうです。
今回の『Vespa GTV Officina 8』は、その歴史的な開発部門のオマージュとして誕生した特別モデルです。

ボディカラーには、当時の工作機械や工場で働くスタッフたちの作業着をイメージした専用カラー『Officina 8 ブルー』が採用されています。
深みのあるマットブルーは派手すぎず、それでいてしっかりと存在感があります。
さらに真鍮をイメージしたアクセントや専用エンブレムなど、細部まで特別感たっぷり。
ただ青いだけじゃない。ただお洒落なだけじゃない。
そこに歴史やストーリーが込められているからこそ、所有する喜びが生まれますよね。
また、GTVシリーズならではの特徴として、フロントフェンダー上に配置されたヘッドライトも魅力!
現代のスクーターではなかなか見られないデザインですが、これがまたVespaらしい。街中に停まっているだけで絵になるのです。

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世界中の人たちに愛され続けて80年
そしてもう1台が、Vespaブランド誕生80周年を記念した特別モデル。
1946年に誕生したVespaは、2026年で80周年を迎えます。
80周年記念モデルは、その長い歴史を祝うために用意されたアニバーサリー仕様。
専用カラーや記念バッジなどが与えられ、通常モデルとはひと味違うプレミアムな雰囲気に仕上げられています。

こうした限定モデルって、単純に『レアだから欲しい』というだけではないんですよね。
80年間愛され続けてきたブランドの歴史の一部を、自分自身が所有できる・・・
そんな感覚があるからこそ特別なのだと思います。
そして、今回改めて感じたのは、Vespaは見た目だけではなく、しっかり現代的な機能や安全性能も備えているということ。
例えばABS。急ブレーキ時にタイヤがロックするのを防ぎ、安定した制動をサポートしてくれます。
さらにトラクションコントロールも搭載。
路面状況が悪いときや濡れた路面などでスリップや転倒しそうになった際に、車体の安定性を助けてくれるシステムです。
昔ながらのクラシカルなデザインを守りながら、中身はしっかりと現代仕様。
このギャップもVespaの魅力のひとつではないでしょうか。

\取り扱い8000台以上、49,800円~/
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Vespaの歴史や世界観さえも楽しめる2台
実際に車両を眺めながら河野さんのお話を聞いていると、『性能を語る乗り物』というより、
『ライフスタイルを楽しむための乗り物』という表現がしっくりくると思いました。
目的地へ向かうことだけが移動ではない。
お気に入りのカフェへ行く時間。
海沿いをのんびり流す時間。
信号待ちでふと愛車を眺める時間。
そんな何気ない瞬間までも楽しませてくれる存在。それがVespaなのだと思います。

高性能なバイクや便利なスクーターはたくさんあります。もちろんそれらも素晴らしい。
でも、Vespaには数字やスペックだけでは語れない魅力があります。
歴史があり、文化があり、デザインがあり、物語がある。
だからこそ80年もの間、世界中の人たちから愛され続けているのでしょう。
今回のGTV Officina 8や80周年記念モデルは、そんなVespaの魅力を改めて感じさせてくれました。
もし皆さんが街でこのモデルを見かけたら、少しだけ足を止めて眺めてみてください。
そこには80年続くイタリアンデザインの美しさと、Vespaが歩んできた歴史が詰まっています。
そしてもしかしたら、「こんなVespaに乗ってみたいな!」と思う自分に出会えるかもしれません。
木村亜美
■このコラムの動画はこちら
特別な2台! Vespa GTV Officina 8と80周年記念モデルGTS 80thを解説
https://youtu.be/_b4OSXNNR0s?si=m8maesIHgzgtpm7i

<関連リンク>
GTV Officina 8 300
https://www.vespa.com/jp_JA/models/gtv/gtv-officina-8-300-hpe-2025/
GTS 80th
https://www.vespa.com/jp_JA/models/gts/gts-80th-300-hpe-2026/
Vespa
\4時間6,300円~/
<プロフィール>木村亜美
東京出身、タレント・ライター・動画制作など
雑誌広告、映像など各種メディアで活動するかたわら、バイク・車・カンナム・水上バイクなど公私ともに乗り物が大好き。
所有バイクはHarley-Davidson PANAMERICA 1250 Special、BMW R12、aprilia SR GT 200 Replica、KTM 150 EXC TPI、Can-Am Spyder F3など

