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【バイクトレンド】電動キックボード「WIND」に乗ってみました!

  • おすすめコラム
  • 2020.01.24

【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】vol.77。今回は今話題の電動キックボード「WIND」について。実際に乗ってみて感じたことをレポートしてくれました!

こんにちは!岸田彩美です。車やバイク業界は日々めまぐるしく変化し続けていますね。

その中で今回ピックアップしてみたいのが「WIND電動キックボード」です。

東京モーターショー2019でもいくつかのメーカーが集まり、試乗会を開催していたりと

注目のカテゴリーとなっています。


海外では「シェア電動キックボード」として人々の足の一つとして活用されており、WINDは現在世界7か国、20都市以上で展開しているそうです。実際にスペイン・イビサ島やマドリードに行った時も使っている人を多く見かけました。私もレンタルしてみたかったのですが、言葉が分らないため泣く泣く断念したのです。


しかし!ついに日本でも、昨年埼玉県浦和美園駅にて「WIND」のシェア電動キックボードが導入されたという話を聞きつけ、実際に乗ってみてどうだったか、インプレッションを含めてレポートしたいと思います。

  • 浦和美園駅でWINDをピックアップ!

埼玉県民でおなじみの?私ですが、浦和美園に上陸したのは実は初めて!


街中を少し散歩してみましたが、歩道の広さに驚きました。自転車と歩行者がしっかりと区分けされているので安全ですね。


WINDのピックアップエリアは、浦和美園駅改札横にありました。


レンタルは、全てWINDアプリにて行います。事前に免許証番号やクレジットカード情報を登録しておくとスムーズにできますよ^^

Bluetoothをオンにして、アプリでQRコードを読み取るとロックが解除されます。


駅の中や歩道は押して歩きます。車体は軽いので力が弱い方でも簡単に取り回せました。


道路上にでたら、地面を3回キックのちアクセルオンで加速です。

ハンドル右側にアクセル 左がブレーキです。クラクションもついています。 後輪にはフットブレーキもあります。


方向指示器はついていませんので手信号となります。

ライトもついていますが、小さいです。十分に気を付けて乗ったがいいと思います。


注意事項としては、

・18歳以上かつ原動機付自転車の運転免許を所有している方が対象です。運転免許証を所持、ヘルメット着用の上道路交通法を守る事。(あらかじめヘルメットは常備されているので使用可能です)

・右左折時や停止時は手信号が必要です。

・利用可能エリアが指定されているので、アプリで確認すること。

  • WINDに乗って散策スタート!

では実際に乗ってお出かけしてみました。

浦和美園駅から埼玉スタジアムが見えたので、目的地とします。


区分は原動機付自転車のため、車と同じ車道を走ります。

最初3回キックしてアクセルをオン あける時もじわっとスピードが上がります。いきなり ドン! とパワーが出ないので、ラフにアクセル操作しても大丈夫そうです。

平坦な道路、上り下り 問題なく走れました。特に上り坂の途中で パワーダウンしないかな?と思いながら走ってみましたが、過不足感無く走る事ができました。


この日は雨上がりだった為、路面に水たまりがある場所がいくつかありましたが、滑る動作もなかったです。しかし段差になると、ダイレクトに振動がくるのでバランスをしっかり保つように心がけました。

走っていて思ったことは、車との流れに乗るのは難しいと感じました。特に大きな道路を走るのはドキドキしちゃいますね(笑)その為埼玉スタジアムは断念し、駅周辺のみ乗ることにしましたが、ほんの少しの距離でも風を感じて走る事の楽しさを感じることができました。


今回は42分間楽しませていただきました。


返却をする際は近くのピックアップエリアに返すそうで、私は最初借りた場所に返し、アプリで終了すればロックがかかる仕組みです。

後日クレジットカードの明細を見たら、ちゃんと引き落としをされていたので安心しました。キャッシュレスで便利ですよね。


浦和美園駅周辺、他にもピックアップエリアがあるのかな…WINDアプリの地図でPが付いている場所が駅しかなかったので、これから増えるのかもしれませんね!


今回乗ってみて思ったことは、右左折時の手信号ははっきり言って難しいです。キックボードを片手だけで走行するとバランスを崩しやすくなるので、方向指示器をつけて欲しいですね。


また何か不具合等問題が起きた時の電話番号が海外のフリーダイヤルの様です。試しに電話したら英語で案内が出て、驚きました(笑)

千葉市美浜区の一部エリアにもWINDシェア電動キックボードが導入されているとのことで、今後広がりが増えるでしょうし、早急に日本のカスタマーセンターも必要と思いました。


シェア電動キックボードの可能性・需要はますます広がると思います。風を受けて走る楽しさを手軽に楽しめるところは強みだと思いました。道路以外でも、サーキット場の移動手段や遊園地などの行楽の1つとしても有効活用できそうです。そして最大の希望としてはバイクの免許取得のきっかけにもなるかもしれません。


安全対策と共に、いかに楽しく乗ることが出来るかを考えていけばきっと便利に使えるはずだと思いました。


ご協力ありがとうございました。


Wind Mobility Japan 株式会社様

https://jp.wind.co/

制作・協力

岸田彩美

バイクの窓口事務局

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