他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【カスタム】バイク用ワイヤレスバイク通信機について
- バイクのカスタム記事
- 2016.06.27
仲間とのバイクツーリングでは、コミュニケーションの取り方を工夫してきたバイク乗り達の長い長い歴史があります。最新の通信手段として、今盛り上がっているバイク専用ワイヤレス通信機についての使用感をまとめてみました。
仲間とのバイクツーリングでは、コミュニケーションの取り方を工夫してきた
バイク乗り達の長い長い歴史があります。
視線やハンドサイン、ウインカー、パッシングライトなど、あらゆる手段を使い、
円滑にコミュニケーションを取ろうと努力してきました。
しかし、うまく伝わらずに結局は、一旦止まってそばに行き、
ヘルメット越しなので大声で伝えるということが多いんじゃないでしょうか?
でも、せっかくのツーリングなので、うまくコミュニケーションを取りながら、
道中を楽しみたいですよね。
そこで、最近大きな盛り上がりを見せるバイク専用ワイヤレス通信機です。
電話ではなくBluetoothの技術を使用した通信機のため、
通話料も使用料もかかりません。
機器を購入し、設定さえすれば無料で使い続けることができます。
ここ数年で一気に商品のバリエーションが増し、選択肢も増えてきたので、
購入を考えている方も多いと思います。
今回は筆者が使用した機種についてのレビューを交えなから、
その使用感・メリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
-
ワイヤレス通信機の仕様について
まず、私が使用している通信機の概要からご説明したいと思います。
・セルラーライン製 interphone f5(イタリア)
商品の特徴(抜粋)
・最大6名まで多人数同時通話可能
・最大1.3kmを誇る圧倒的な「通信距離」
・FMラジオを搭載
・突然の雨!にも安心な「完全防水」
・ロングツーリングもこなす余裕の「通話&待機時間」
希望小売価格(税抜)シングル:\32,800 ツイン:\61,800
有限会社トーヨー産業HPより引用
:http://www.tysltd.com/cellularline/product/interph...
シンプソンアウトローへの装着写真はこちらです 。
選んだ理由はズバリ見た目です。購入した当時はまだこういった機種の
ラインナップも少なく、魅力的な商品があまり見当たらない中、
この渋さは光っていました。
また、多人数での通話が可能な点も他社製品にはない魅力でした。
実際に使ってみると、スピーカーが専用設計のため、薄く作られており、
耳への干渉は最小限におさえられていました。
しかし、音楽などでは低音が響かず、鳴りがもう一つといったところでした。
追加のキットの【interphoneインターフォン:プロサウンドキットSHO
(およそ1万円)】があるので、音質に拘る方には良いかもしれません。
SHOEIの比較的新しいヘルメットをお持ちの方でしたら専用設計のため、
ボルトオンでぴったりとはまります。
手間いらずで音質が改善するようです。筆者は加工して取り付けてみようと
現在購入検討中です。
-
実際の使用感とメリット・デメリットについて
肝心の仲間との会話ですが、最初のペアリングがうまくいけば
いつでも繋げられるため、とても快適なツーリングが実現します。
峠道などではお互い見えないくらい離れても、通信ができる点には驚きました。
3人で繋ぐ時は、真ん中に位置するライダーが中継器となり、
先頭と最後尾のライダーが通信することができます。
3人でのリアルタイムの会話はやはり楽しく、キレイな景色を見た時などに、
すぐに感想を共有できるという点で、ツーリングを大いに盛り上げてくれます。
またこの機種のメリットをまとめると
・最大で6人まで通話可能な拡張性
―大人数に対応しているのはいいですね。いつか6人でつないでみたいです。
・かっこいい!
―個人の主観になりますが、セルラーラインから先日使いやすそうな
新機種が発売されました。東京モーターサイクルショーにて実機を見てきましたが、
ここで紹介しているモデルの方がかっこいいと感じました。
・FMラジオが聞ける!
―ツーリング先では、自動スキャンでチャンネルを探しだし、
地元のラジオが聞けます。これは嬉しい!
逆にデメリットですが・・・
・初期費用が高額!
―以前より少し値段が下がりましたが、まだ高いので躊躇してしまいます。
・ペアリングが複雑!
―最初の設定は説明書を片手に色々と確認しながら10分以上かかります。
うまくいかないこともしばしば。このあたりはまだまだ進化の途中といった感じなので、
今後の進歩に期待!
信号待ちの時にも横のソフトクリームの話題で盛り上がれたり・・・
暗くなってきても、すぐ話せるのは便利!
-
まとめ
メリットとデメリットを並べてみましたが、家庭をもつ小遣い制度下に
置かれた身としては、3万円の初期費用は少し悩むところです。
しかし、いざ使ってみると金額以上の楽しさがありました。
単調な高速道路での移動時に音楽が聞けることや、会話ができることで
ツーリングの楽しみが増しました。
また、重要な点としてスマホで見るナビゲーションの案内を聞くことができるのは、
現代的なツーリングでは欠かせない要素だと思います。
結果的には購入して非常に良かったと感じています。
ただ、これから購入を検討するならB+COMも気になりますね。
スタイリッシュな外観と、色を変えられる着替えパネルの外装は魅力的です。
いかがでしたか?ワイヤレス通信機の世界は思ったよりいいですよ!
是非、皆さんも仲間とのツーリングをより味わい深いものにしましょう!
バイクの窓口編集部