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【ライダーギア】プロテクター使用感あれこれ

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  • 2016.12.28

近年、ベテランライダーによる事故が増加しており、その度に安全対策が問題になります。ライダー自身の安全対策は重要ですが、転んでみないと分からないのが人の常。 転ばぬ先の杖と分かっていても、面倒だし、費用もかかるので、つい後回しにしてしまう装備が【プロテクター】ですね。

プロテクターは、ライディングギアの中でもかなり重要な安全対策装備です。


しかしながら、その普及率はとても低く、

2013年の警視庁の調査では着用率9%という結果が出てしまいました。

筆者も例に漏れず、長年装着せずに走り回っていましたが、

運良く大した怪我もなく乗り続けることができました。


年齢は上がるのに運転技術は下がる一方のアラフォーライダーとしては、

社会的な責任の増加に伴い、怪我が出来ない年齢となってきましたので、

プロテクターの使用を決断しました。

  • インナータイプのプロテクターについて

重要性を十分に理解していても、

やはり面倒くさいという考え方が相変わらず残っていたので、

プロテクターにはあまり積極的になれませんでした。


そんな中でまず目を付けたのが、インナープロテクターです。

インナープロテクターは、安全性を保ちつつ、

ジャケットを上から着れば目立たない為、見た目も気にならないメリットがあります。


筆者は【ラフ&ロードのRR10042】という

ハードプロテクションベストをインナーに着ていました。

しかし、インナーとして着ると、夏はさらに上から着こむので更に熱く、

冬は少し長めのジャケットでないと腰から下がはみ出る為、

なんとなく格好悪くなってしまうといったデメリットもありました。

  • アウタータイプのプロテクターについて

インナープロテクターを着てみて、改めて自分の好みが把握できたので、

次はアウターのプロテクターを探してみました。


結果、【ラフ&ロード ボディプロテクターベスト RR10061】

(送料込み12,000円くらい)を購入。


シンプルなデザインなので、どんな服にも合いますし、

前面のプロテクターもハードタイプなので、

死亡原因として頭部損傷の次に多い、

内蔵や腹部の損傷を防ぐことができます。

背中もハードプロテクションを装備しているため、安心できますね。


さらに脇腹の部分にもウレタンパッドが装備されているため、

まさかの事態にも対応できます・・・・が、

筆者は脇腹のパッドは取り外しています。

動きが悪くなるくらいの大きさであることと、

正面から見た時に、シルエットが丸くなり過ぎるためです。


このあたりが安全面とスタイル、

快適性の落としどころとして難しい選択を迫られますね。

私は、多少の安全性が欠如するのを承知で、

いつも使おうと思える程度のデザインを重視し、

脇腹のパッドを外して使用することを選択しました。


ですが結果的に、

以前使用していたハードプロテクションベストと違い、

そのデザインが気に入ったため

バイクに乗る時は必ず装着するようになったので、

トータルで見れば安全性が高まったと思います。。。



プロテクターは数多くの製品が市場に出回るようになったため、

たくさんの選択肢が生まれ、大変喜ばしいことです。

しかし、それぞれの製品の作りは本当に玉石混交であり、

プロテクションパッドの素材も様々なため、

それぞれ手に取って確かめてみることをお勧めします。


ハードパッドかウレタンパッドかの違いは、

実際に衝撃があった時には大きく差が出てきます。

いざという時のために装着しているので、

実際のプロテクション素材が柔らかいと少し不安だと感じます。


ナップスやライコランドなどが近くにある方は、

ぜひ店頭で確認し、パッドを服の中から出し、

実際に触って確かめるなどしてみることをお勧めします。


プロテクター選びでは、いつも着ようと思えるデザインや

快適性、安全性などを総合して選んでみて下さいね。

いつまでも安全に乗り続けるために、

自分に合ったプロテクターに出会えることを心から願っています!


制作・協力

バイクの窓口編集部

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