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125ccバイクの維持費は安い?実際にかかる費用を紹介

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  • 2021.03.20

バイクの購入を検討するときに、気になるのは維持費。特に125ccは他のクラスと比較して決めたいという人も多いのではないでしょうか。一般的に125ccバイクは維持費が安いイメージがありますが、250ccクラスとどのくらい維持費が違うのかは気になるところです。そこで125ccバイクの維持費として、実際にかかる費用を紹介します。

  • バイクの維持費にはどんなものがあるの?

バイクの維持費にはどんな項目があるのでしょうか。また排気量によってかからない項目もあるようです。ここではバイクの維持費についてご紹介します。


バイクの維持費は8種類ある

バイクの維持費の項目は基本的に8種類あります。以下の項目が必要となります。


・自動車税(軽自動車税)

・自動車重量税

・自賠責保険

・任意保険

・車検費用

・ガソリン代

・駐車場代

・メンテナンス代


この中の自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は固定費がかかりますが、排気量が少ない場合は費用も安くなる傾向にあります。そのため125ccバイクについては、税金でかかる費用は少なめだと考えられるでしょう。


排気量によって、かからない維持費もある

8種類の維持費のうち、排気量によっては費用がかからない場合があります。例えば、250cc以下の排気量では車検はないため車検費用がかかりません。車検費用は維持費の中でも高額になりがちなので、費用の差は大きくなりそうです。少しでも維持費を安くしたいということであれば、排気量の小さいクラスのバイクを選ぶのがおすすめです。また排気量によらず、駐車場代は自宅にスペースがあれば費用はかかりません。

  • 125ccバイクの維持費が安い理由は?

125ccのバイクの維持費が安いといわれる理由を、詳しく考えてみましょう。具体的にどのくらい安いのかという費用の比較をしながらご紹介します。


車検が必要ない

先述の通り、250cc以下のバイクには車検がありません。そのため125ccのバイクも車検の費用がかかりません。250cc超のバイクは新車では3年に1回、それ以降は2年に1回の車検が必要になります。バイクの状態にもよりますが、車検1回につき約10万円かかることもあるため、その分の費用がかからないのは大きいでしょう。


自動車重量税が課税されない

自動車重量税は排気量や経過年数によって異なるのですが、125cc以下のバイクは経過年数にかかわらず、自動車重量税がかかりません。126cc以上250cc以下は新車登録時のみ4,900円、250cc超は毎年1,900円〜2,500円の費用がかかります。バイクは長く乗ることも考えられるので、何年乗っても自動車重量税が加算されないのはメリットとなりそうです。


250ccバイクよりも自賠責保険料が安い

自賠責保険は加入が義務付けられていて、125ccであっても同じです。ただし料金が安いのがポイントで、1年の自賠責保険料は125cc以下は7,060円、126cc以上250cc以下は7,670円です。さらに2年分まとめて支払うと、125cc以下は8,950円、126cc以上250cc以下は10,160円と差が大きくなります。また、2年以上まとめて支払うことで1年あたりの保険料は安くなるので、乗り続ける予定があればまとめて支払いを済ませておくと良いでしょう。


任意保険の保険料を安くできる

すでに自動車を所有していて自動車の任意保険に入っていれば「ファミリーバイク特約」を付帯できます。この特約は125ccバイクの任意保険として、格安の保険料で付帯できるため、自動車を持っている人は検討するべきでしょう。

ただし、ファミリーバイク特約ではロードサービスが利用できないなどの制限があるため、遠出をする予定がある場合には、通常のバイク保険を検討する必要もあります。状況に応じて利用してみてください。

  • 125ccバイクの維持費の注意点とは?

維持費が安い125ccのバイクですが、維持費を考える上で注意すべき点もあります。125ccバイクだから必ず費用が安いというわけではないので、バイクを購入する前に必ず考慮しておきましょう。


走行距離によってメンテナンス代がかかる

排気量に関わらず、走行距離によってメンテナンスが発生します。その時の内容によりますが、少なからずメンテナンス代はかかると考えておくべきでしょう。ただしバイクの乗り方や取り扱い方などに気をつけてバイクの負担を軽くすれば、メンテナンス代を節約できるはずです。できる限り丁寧なライディングをするとよいでしょう。


ガソリン代や駐車場代は要検討

ガソリン代の費用はバイクの性能によって異なるので、排気量によらず燃費でバイクを選ぶことも大切です。バイク購入時に、それぞれのバイクの燃費データを参考にするのが良いでしょう。購入前に年間のガソリン代がどのくらいかかるのか確認しておくことも大切です。また駐車場代についても、いくらかかるかを事前に調べておくと必要があります。マンションなどの場合には、事前に駐車スペースが空いているかの確認や、借りる手配をしておきましょう。

維持費の安さは125ccバイクがおすすめ

維持費を安く済ませたい場合には、125ccのバイクはおすすめできます。ただし、他の排気量のバイクと同様にかかる費用もあるため、あらかじめ維持費を計算しておくと良いでしょう。バイクを購入する際の参考にしてみてくださいね。

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バイクの窓口編集部

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