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2020年令和時代に乗ってみたい中古バイク「250ccバイク編」

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  • 2020.07.01

バイクの走行性能やエンジンのパワーは排気量が大きければ大きいほど有利というものでもなく、250ccクラスでも十分なパワーを発揮できる車種は多いものです。特にここ数年、小排気量のスポーティーなモデルの需要が高まってきており、中古バイク市場でも人気を集めています。そこで今回は、令和の時代に乗ってみたい250ccクラスのバイクをいくつかピックアップしてご紹介します。



■CB250R(ホンダ)

ホンダを代表する250ccクラスのネイキッドといえばVTR250が挙げられますが、その実質的な後継モデルとなったのがこのCB250Rです。水冷単気筒エンジンを搭載し、最高出力は27ps。「日常の移動を遊びに変える、スポーツロードスター」をコンセプトに開発され、日常生活の移動手段としてはもちろん、ツーリングにも大いに活躍してくれる1台です。


2018年に発売されたばかりのモデルのため、中古バイク市場には走行距離が少なく状態の良いバイクが多いため、初心者でも安心して購入できるはずです。



■YZF-R25(ヤマハ)

2000年代後半以降、国内バイクメーカーは250ccクラスの本格的スーパースポーツの開発に注力するようになりました。カワサキのNinja250をはじめとして小排気量でも本格的な走りが楽しめる車種が続々と登場した中、ヤマハも2014年にYZF-R25を日本向けに発売。


水冷2気筒エンジンを搭載し、最高出力は36psを誇ります。250ccクラスでは20〜30psの車種が多いため、エンジンのパワーにこだわるユーザーにとっては魅力的な車種といえるでしょう。ちなみに、YZF-R25の発売から1年後にあたる2015年にはABSを標準装備した320ccクラスのYZF-R3も派生車種として発売されています。



■GIXXER250(スズキ)

GIXXER250は2019年に海外向けに発売されたスズキの250ccネイキッドモデルです。最大の特徴は単気筒油冷エンジンを搭載している点で、スズキが油冷エンジン搭載のモデルをリリースするのは実に11年ぶりのことです。今回のGIXXER250に搭載された油冷エンジンは、冷却するエンジンオイル用のルートを専用に設け、シリンダーの外側から冷却するというもの。そのため、かつての噴射式による油冷エンジンとは異なる仕様となっています。


2020年6月からは日本国内モデルも同じGIXXER250として発売され、今後中古バイク市場においても多く流通してくると期待されます。



■エストレヤ(カワサキ)

250ccクラスのなかでも手軽に乗れるストリートバイクとして人気なのがカワサキのエストレヤです。空冷単気筒エンジンを搭載し、最高出力は20psを発揮。スーパースポーツのような圧倒的な加速性能やトルクを持ち合わせているバイクではありませんが、単気筒エンジンならではの鼓動を感じながらマイペースにツーリングを楽しむには最適な1台といえるでしょう。


1992年の発売以降、25年にわたってモデルチェンジが繰り返されてきましたが、2017年に発売されたFinal Editionを最後に生産終了となりました。中古バイク市場でも人気が高く、令和の時代になっても古さを感じさせない普遍的な良さが魅力の1台でもあります。



■Ninja250(カワサキ)

250ccクラスのフルカウルを探している方におすすめしたいのが、このNinja250です。2013年に登場したモデルで、水冷2気筒エンジンを搭載、最高出力は31psを誇ります。2008年に登場したNinja250Rをベースとしたモデルで、実質的にはフルモデルチェンジによって誕生した車種でもあります。


圧倒的な走行性能はもちろんですが、フロントから後方にかけて伸びるシャープなデザイン、2眼ヘッドライトやカウルに刻まれた「Ninja」のロゴなどさまざまな要素がスポーティーな印象を与えてくれます。中古バイク市場でも非常に人気の高いモデルで、さまざまなカスタムが施された中古バイクも多く流通しています。



■コストパフォーマンスの高い250ccクラス

250ccクラスのバイクのメリットはなんと言っても維持費の安さが挙げられます。400クラスのように車検を受ける必要もなく、日々こまめなメンテナンスを施していれば安心して乗り続けることができるのも大きいです。免許をとったばかりで大きいバイクは不安だという人でも、250ccクラスであれば扱いやすいモデルが多いため検討してみてはいかがでしょうか。

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