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2020年令和時代に乗ってみたい中古バイク「400ccバイク編」
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- 2020.07.03
国産バイクの花形ともいえるのが400ccクラスです。ネイキッドからアメリカンまであらゆるジャンルが揃っており、パワフルなエンジンと扱いやすい車体サイズは多くの日本人にとってベストな選択肢といえるでしょう。今回は、令和の時代になっても乗り続けていきたい400ccクラスの中古バイクをいくつかご紹介します。
■CB400 Superボルドール(ホンダ)
かつて二輪教習において定番の教習車であったCB400SF。現在でも教習車として活躍しているところもありますが、その血筋を受け継いでいるのがこのCB400 Superボルドールです。最大の特徴はひと目見て分かる通り、CB400SFをベースにハーフカウルが装備されているところ。これによって高速での直進走行時に安定するほか、よりスポーティーなスタイリングにも一役買っています。
2005年に初代が発売され、その後現在に至るまでモデルチェンジを繰り返しており、中古バイク市場でも豊富な流通量を誇ります。乗りやすさと安定したエンジン、バランスのとれたパワーが魅力の1台であり、バイク初心者にとっても安心して乗ることができるはずです。
■CBR400R(ホンダ)
CB400 Superボルドールよりもさらにスポーティーなバイクが欲しい人にはCBR400Rがおすすめです。2013年に発売され、シリーズ初の2気筒エンジンが採用されたことでも話題を集めました。最高出力は46psを誇り、フルカウルと2灯式ヘッドライトによって多くのバイクファンを魅了しています。
2018年以降のモデルにはABSが標準搭載されるようになり、さらに安全性能も進化。また、モデルチェンジごとに軽量化も施され、走行性能がバージョンアップされています。中古バイク市場では走行距離が少なく状態の良いものが多いため、長く乗り続けられる中古バイクを探しやすいはずです。
■SR400(ヤマハ)
言わずとしれたヤマハの名車SR400は、初代モデルが1978年に発売され40年以上にわたって愛され続けているロングセラーモデルです。空冷単気筒エンジンを搭載し、ストリートバイクの代名詞的存在でもあります。2017年に排ガス規制による影響で一時的に生産が終了したものの、その後2018年に排ガス規制に対応したモデルが発売され現在に至っています。
初代モデルから一貫して守り続けている古き良きオートバイのデザインは、令和の時代になっても愛される普遍的なものといえるでしょう。決して走行性能が高いモデルではないものの、SR400が醸し出す雰囲気やエンジンの鼓動、美しいデザインは多くのファンを魅了し続けています。
■GSR400(スズキ)
400ccネイキッドとえばバイクのなかでも花形的な存在で、各社がもっとも力を入れている領域でもあります。GSR400はスズキを代表するベーシックなネイキッドで、2006年から2014年の間販売されていました。
実はそれまでGSR600という車種が海外向けに販売されていたのですが、車体はそのままにエンジンの排気量を400ccに変更したのがこのGSR400です。水冷4気筒エンジンを搭載し、最高出力は61psを発揮。パワフルなエンジンと飽きのこないフォルムは中古バイク市場でもいまだに高い人気を誇っています。
■Ninja400(カワサキ)
2011年から2014年までNinja400Rというモデルが販売されていましたが、その後継にあたるモデルとしてNinja400が登場しました。後にNinja650という名称に変更される「ER-6f」というモデルをベースに開発され、それまでのNinja400Rよりもシャープでスポーティーなデザインに進化しています。
中古バイク市場ではさまざまなカスタムを施したものも多く、幅広い選択肢の中から気に入ったものを選べるのも魅力です。
■選択肢が幅広い400cc
今回紹介してきた400ccクラスの中古バイクは、ネイキッドやスーパースポーツ以外にもアメリカンやスクーターなどあらゆるジャンルが揃っています。二輪免許を取得する必要があるものの、その分魅力的なバイクも数多く存在します。古いモデルから最新モデルのバイクまで、令和の時代になっても色褪せない名車が揃っているため、ぜひ中古バイクショップに足を運んでチェックしてみてはいかがでしょうか。