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バイクでツーリングデビューする時に気を付けること
- その他の記事
- 2019.09.07
中古バイクを購入したら、早速ツーリングに出かけてみたいと考えている方も多いことでしょう。一人で楽しむソロツーリングや複数人でのグループで楽しむマスツーリングまで、ツーリングにはさまざまな楽しみ方があります。しかし、バイク初心者にとって初めてのツーリングには何かと不安がつきまとうもの。そこで今回は、バイクでツーリングデビューをする際に注意しておきたいポイントをご紹介します。
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服装・装備で気をつけること
自動車でのドライブとは違い、バイクでのツーリングの際には服装や装備は重要なポイントです。万が一のときには安全面に関わるポイントでもあるため、服装や装備は万全の状態でツーリングに臨む必要があります。
まず、大前提としてバイクに乗るときには肌の露出は厳禁です。真夏の暑い時期にはバイクに乗って爽快な気分を味わいたくなり、Tシャツ1枚でバイクに乗りたくなるものですが、万が一バイクで転倒した際に大怪我をする危険性が高くなります。多少暑くてもライダースジャケットのような長袖を着用し、ボトムスもジーンズのような丈夫な生地のものを選びましょう。
また、バイク用のブーツやグローブもぜひ揃えておきたい装備のひとつ。転倒した際にバイクの下に足が挟まれることも多く、丈夫な靴を履いていないと大怪我をするおそれがあります。当然のことですがサンダルやクロックスなどで運転することは厳禁。ギア操作やブレーキ操作を誤り事故につながる危険性もあります。
グローブを選ぶ際には、必ずバイク用のものを選びましょう。バイク用グローブには手の甲の部分がプロテクションによって保護されているものも多いです。足と同様に手がバイクの下に挟まってしまうケースもあるため、できるだけ丈夫なものを選びましょう。
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ツーリングの計画を立てる際に気をつけること
ツーリングの経験が浅い初心者の場合、1日にどれくらいの距離を走行できるのかが分からない方も多いです。「仮に60km制限の道路を6時間走行したとして、360kmは走れる」と考える方もいますが、このような安易に計画を立てることは危険です。
途中の休憩はもちろんですが、渋滞や信号待ち、予想外のトラブルに見舞われることもツーリングでは珍しくありません。そのため、理論値の6割〜7割程度の移動距離を目安に計画を立てるのがおすすめです。また、バイクに乗っていると車では見落としがちな魅力的なスポットを目にすることもあります。途中での寄り道もツーリングの醍醐味のひとつであるため、余裕をもった計画を立てるようにしましょう。
当然のことですが、日をまたいでツーリングに出かける場合はあらかじめ宿泊先を決めて予約を取っておきましょう。大型連休などは多くの観光客で賑わうため、ホテルや旅館に空きがないケースも珍しくありません。あらかじめ宿泊先を決めておくことで、正確なスケジュールを組んでツーリングを楽しむことにもつながります。
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ツーリングは万全の準備と計画を立ててから
今回ご紹介してきたように、バイクでのツーリングには万全の準備と計画を立てておくことが重要です。「日帰りのツーリングだから軽装備でも大丈夫」と思っていても、途中で思わぬトラブルに巻き込まれてしまったり、悪天候で体調を崩してしまう可能性もあります。
また、複数の日程をまたぐツーリングの場合も事前に綿密な計画を立てておくことが重要です。あまりにもタイトなスケジュールを組んでしまうと、ほとんどがバイクでの移動で終わってしまい、観光を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
バイクの窓口事務局