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ツーリングネットの役割・選び方・オススメ

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  • 2019.12.31

長距離ツーリングには急な天候の変化にも備えて着替えやジャケットなどを用意しておく必要があり、どうしても荷物が増えてしまうものです。ビッグスクーターなど収納スペースが十分に確保されているバイクであれば問題ありませんが、フルカウルスポーツやアメリカン、ネイキッドのようなバイクの場合は収納スペースが足りなくなってしまいがちです。


そこで重宝するのが、リアに装着できる収納グッズや荷物固定用のツールです。なかでもツーリングネットは安価でどのような車種にも装着できるため高い人気を誇ります。今回の記事では、ツーリングネットはどのような役割を果たすのか、選び方なども含めて詳しく解説していきます。

  • ツーリングネットの役割

ツーリングネットとはその名の通り、網状の荷物を固定するためのツールです。主にバイクのリアシートに荷物を積載したとき、荷物が崩れたり落下するのを防ぐために使用されます。


収納用のツールとしては真っ先にツーリングバッグをイメージする方も多いと思いますが、バッグは収納できる荷物の容量が厳密に決められており、横幅が大きいものなどは収納することができません。これに対してツーリングネットの場合は、ネット自体に伸縮性があるため横幅の大きい荷物を積載したり、高さのある荷物を積載したりする際にも臨機応変に対応できる強みがあります。


そのため、ツーリングキャンプなどに出かける際にはシュラフやテントなどを固定するのに役立ちます。一方で、バッグとは異なり悪天候の際には雨や汚れから守ることはできないため、必要に応じてツーリングバッグと使い分けることがおすすめです。


中古バイクを購入する際、ヘルメットやバイクカバーなどのアクセサリーを揃えると高額な出費になりがちです。ツーリングネットは比較的安価で購入できるため、荷物を積載するためにも用意しておいたほうが安心できるでしょう。

  • ツーリングネットの選び方

中古バイクの販売店やバイク用品のショップに足を運ぶと、さまざまなツーリングネットが販売されています。大きさやデザインなども異なりますが、購入時にもっとも注意すべきポイントは留め具です。ツーリングネットは荷物を固定する際にフック状の留め具を使用しますが、なかには留め具の強度が弱くすぐに割れてしまうケースがあります。理想的な留め具としてはスチールなどの金属素材でできたものがおすすめ。強度そのものが高いことはもちろんですが、屋外の過酷な環境においても劣化しにくいメリットがあります。


また、バイクの大きさや積載する荷物に合わせてツーリングネットの伸縮性も確認しておきましょう。あまりにも伸縮性が大きく緩いと、荷物が固定しづらく本来の役割を果たすことができません。反対に遊びがなさすぎても留め具が外れやすくなってしまいます。もし可能であれば、ツーリングネットを購入する際には実際にバイクに荷物を積載してみて、ツーリングネットを試着したうえで判断するのがおすすめです。また、バイク用品の専門店であれば担当者に相談してみるのも有効な方法です。


バイクに装着するツーリングバッグの場合は、車種によっても装着できるものが限られているほか、スタイリングの面でもマッチするかが重要なポイントになります。しかし一方でツーリングネットの場合は、フルカウルスポーツやネイキッド、アメリカンといったあらゆるタイプのバイクにマッチするため汎用性が高いメリットがあります。突発的に荷物を積載しなければならなくなった場合にも即座に対応でき、普段使用しないときには収納スペースに格納できるのも良いところです。


特に長距離のツーリングやキャンプなどに頻繁に出かける方は、通常の収納スペースやバッグ以外にもツーリングネットを一つ常備しておけば格段に安心感が違うはずです。バイクの収納スペースが少なく困っている方や、バイクのデザインにマッチするバッグがなかなか見つからないという方は、ツーリングネットも検討してみてはいかがでしょうか。

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バイクの窓口事務局

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