他カテゴリ記事を絞り込んで探す

原付バイクに合うヘルメットの選び方

  • その他の記事
  • 2020.03.04

手軽に乗れる原付バイクにも当然のことながらヘルメットの装着義務はあります。中古バイクを販売しているショップやバイクパーツを販売しているショップでもさまざまなタイプのヘルメットが販売されており、どのような基準で選べば良いのか分からないという方も多いです。


そこで今回は、原付バイクに最適なヘルメットのタイプをピックアップするとともに、最適な選び方についても詳しく紹介します。

  • 安全性に優れたフルフェイス

何よりも安全性を重視するのであれば、フルフェイスタイプのヘルメットが最適です。頭部はもちろん、顎や後頭部まで覆っているため万が一のときでも全体が保護されます。しかし一方で、日常的に装着することを考えると窮屈なため快適とはいえません。冬の寒い季節であれば保温性もあって良いですが、真夏の暑い季節になると頭部が蒸れて不快度も上がってしまいます。


長距離ツーリングやサーキットなどにおいて多用されるフルフェイスヘルメットですが、毎日通勤や通学用として原付バイクに乗る場合は季節に応じて使い分けてみるのも検討してみましょう。ちなみに、フルフェイスヘルメットのなかにも顎の部分が可動式になっていて調節可能な「システムヘルメット」とよばれるタイプも存在します。フルフェイスヘルメットに比べて高価で耐久性は劣りますが、実用性は非常に高いです。

  • オールマイティーなジェットヘルメット

フルフェイスとは異なり、顎の部分が開放されているのがジェットヘルメットです。後頭部と耳の部分が保護されるため、フルフェイスほどではありませんが比較的安全性は高いタイプといえるでしょう。原付バイクはもちろん、ネイキッドやアメリカン、ストリートタイプのバイクまで幅広い車種にマッチするためオールマイティーなヘルメットといえます。


顎の部分が開放されているだけで通気性は抜群に良くなり、暑い季節でも比較的快適にライディングを楽しむことができます。通勤や通学用としても活用する人は多く、安全性と快適性のバランスを両立したい方にはおすすめです。おすすめの使い分けとしては、真冬の寒い季節にはフルフェイスヘルメット、夏の季節でどうしても暑さが我慢できないときにはジェットヘルメットを選択するのが良いでしょう。安全性を優先するあまりフルフェイスヘルメットだけを装着していると、あまりの暑さに意識が朦朧としてきたり熱中症にかかったりする危険性もあります。走行中にこのような事態に陥らないためにも、自分の体調と相談しながら最適なヘルメットを選ぶことが重要です。

  • ハーフキャップ

原付バイクに乗っているユーザーでよく見かけるのが、このハーフキャップのヘルメットです。帽子のように被るタイプのヘルメットで、耳や後頭部、顎の部分が開放されるため快適性は抜群に良いですが、その分安全性の面では大幅に劣ると言わざるを得ません。万が一事故に遭った場合は頭部がほとんど保護されず、大きなケガに結びつくことも考えられます。死亡には至らなくても深刻な後遺症が残ったり、長期の入院を余儀なくされることもあるでしょう。


「原付バイクはそこまでスピードを出さないし大丈夫だろう」と考えていても、実際に30km/h程度で衝突したときの衝撃は意外なほど大きいです。数km程度の距離で走り慣れた道であっても、対向車や後続車から衝突してくる可能性もゼロではありません。そのため、原付バイクであってもハーフキャップのヘルメットはできるだけ避けたほうが無難といえるでしょう。


ヘルメット自体がコンパクトで収納しやすいという理由でハーフキャップを選ぶ人も多いですが、最近の原付バイクはフルフェイスヘルメットが収納できるほどのメットインスペースが確保されていることも多いため、事前に容量を確認してから選ぶのがおすすめです。

制作・協力

バイクの窓口事務局

オークネット提供サービス一覧
© 2016- AUCNET INC.