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バイクを高く売るときのコツ

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  • 2020.05.07

長年乗り続けてきたバイクを乗り換えるとき、多くの人はできるだけ高く買い取ってほしいと願うものです。中古バイクである以上、年式や走行距離によって価格は下落していくのが一般的ですが、それでもできるだけ高く買い取ってもらうためにはコツがあります。


今回は中古バイクの買取業者へ依頼する際に、高価買取をしてもらうための交渉術やコツをいくつかご紹介します。

  • 希望額を明確にし「売る気がある」ことをアピール

中古バイクの買取業者はほとんどが「無料出張査定」をセールスポイントにしています。しかし、実際に自宅に来てもらう以上は交通費や人件費などが発生しており、明確な売却意思がないユーザーにはできるだけ時間をかけたくないものです。


たとえば「とりあえず買取相場を知っておきたい」というユーザーと「今すぐに売りたい」というユーザーがいた場合、当然のことながら後者のほうが買取提示額も高くなりやすい傾向にあります。重要なのは、ただなんとなく見積もりを依頼するのではなく、「◯万円だったらこの場で売っても良い」という明確な条件を提示することです。


明確な条件があることで査定を担当するスタッフも検討しやすく、買取の交渉を有利に進めることができます。このとき提示する金額は、「少し高いかな」と思う程度の金額がおすすめです。仮にその金額が無理であったとしても、こちらが妥協を許す柔軟な姿勢を示すことで業者側も折り合いをつけて金額を提示してくれる可能性が高いです。

  • 不具合箇所は正直に伝える

中古バイクの買取ではバイクの車両そのもの以外にも、オーナーの人柄を見ていることも多いです。どのような経緯でバイクを手放すことになったのか、それまでどのような乗り方や保管の仕方、メンテナンスを行ってきたのかなどの情報を見極めることで、目に見えないバイクの状態を推察します。


たとえば不具合があるのにそれを誤魔化そうとしていると、査定スタッフもプロのためすぐに分かります。当然のことながら心象は悪く、「何か他にも深刻な問題を抱えたバイクなのではないか」と疑われてしまい、結果として査定額が下がってしまいます。


不具合があったからといって必ずしも大幅な査定額ダウンにはつながるとは限らないため、正直に伝えるようにしましょう。

  • 不具合箇所は修理しない

中古バイクの買取を依頼する多くの人が勘違いしがちなのが、不具合や故障しているバイクの修理についてです。確かに状態が良い中古バイクのほうが査定額がアップすることは確かなのですが、だからといって修理を行った費用がそのまま買取額に反映されるとは限りません。むしろ買取額よりも修理にかけた費用のほうが高額になるケースが多く、結果として赤字になってしまいます。


修理を行う業者には部品代などの費用はもちろん、技術料や工賃などを支払う必要があります。このような費用は意外とコストが高いため、安易に査定に出す前に自分の判断で修理を行わないほうが得策です。もしどうしても気になるようであれば、査定を依頼した際に修理をしたらどの程度アップするかも相談してみると良いでしょう。



■マスターキーは必ず用意

イモビライザーなど盗難防止装置が装備されているバイクには必ずマスターキーが付属しており、これが不足しているだけで大幅に査定額が下がってしまいます。イモビライザー搭載のバイクのキーを複製する場合、このマスターキーがないとキーの複製ができず、最悪の場合キーシリンダーごと載せ替えが必要になるためです。


普段のバイクの運転においてマスターキーは使用しないという人も多いと思いますが、中古バイクとして買取を依頼する際には必ずマスターキーを探しておきましょう。ちなみにメーカーによっても多少異なるものの、イモビライザー搭載のバイクのマスターキーは赤色や青色などで区別されていることが多いです。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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