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中古バイクの走行距離疑義車とは?意味と表示ルール

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  • 2020.05.16

中古バイクを選ぶうえで重要な要素となる走行距離。バイクの状態を見極めるためには欠かせない指標のひとつですが、そもそも走行距離が正しくないと信頼性やバイクそのものの価値も低下してしまいます。かつては走行距離の改ざんが社会問題化した時代もあったことから、現在では厳密なルールに則って走行距離の表示が定められています。そのルールのひとつに「走行距離疑義車」というものがあります。今回は走行距離疑義車について詳しく解説していきましょう。

  • 走行距離疑義車とは?

走行距離疑義車とは、一言でいえば「走行距離が本当に正しいのか疑念が残るバイク」のことを指します。そもそも走行距離の改ざんやメーターの交換歴があるバイクは減算歴車とよばれますが、これはあくまでも明確に走行距離が間違っている場合に適用されるルールです。しかし、なかには減算歴車でないにもかかわらず、中古バイクを扱っているプロの目から見て明らかにおかしいと感じるバイクも存在します。


すなわち、減算歴車のように明確な証拠や根拠はないものの、プロの目から見て走行距離に疑念があるバイクのことを走行距離疑義車とよび、減算歴車とは明確に区別されているのです。そのため、走行距離疑義車であったとしても走行距離が改ざんされていない可能性もあり、それを含めて購入を検討する必要があるということになります。

  • 走行距離疑義車の典型的な事例

そもそも「走行距離に疑念がある」とはどのようなことなのでしょうか。


典型的な事例として挙げられるのは、「消耗パーツと走行距離のバランス」です。たとえば30年前に登場したバイクであるにもかかわらず、タイヤは当時の純正品で3分山、走行距離は2,000kmというバイクがあった場合、明らかに走行距離とタイヤの減り具合は不自然といえます。もちろんバイクの乗り方によってもタイヤの減り方は多少異なってきますが、2,000km程度でタイヤが3分山まで摩耗するというケースはあまり考えられません。このようなバイクがあった場合、減算歴車を示すデータやステッカーなどが見つからないと走行距離疑義車となってしまいます。


仮にタイヤが新しいものに交換されていたとしても、ブレーキパッドやスプロケットなどの減り具合などからも判断できます。中古バイクを扱っているプロの多くは、そのような複数の条件を見極めたうえで走行距離疑義車であるか否かを判断しているのです。

  • 走行距離疑義車の購入は避けるべき?

中古バイクの購入を検討している人にとってもっとも気になるのが、「走行距離疑義車を購入しても良いのか」という点ではないでしょうか。たとえば複数の候補があるなかで、走行距離疑義車のほうが数万円程度安いといった理由で検討するのであれば購入は避けたほうが無難といえるでしょう。


しかし一方で、中古バイクの販売を手掛けているショップで「走行距離疑義車」と表示しているということは、担当者は見る目があり正しく判断してくれているという証でもあります。なぜ走行距離に疑いをもっているのか、その根拠や理由を聞いたうえで、納得できるような回答が得られるようであればその後のメンテナンスや保証を確認したうえで購入を検討してみるのもひとつの手段です。


また、そもそも旧車のような希少価値のある中古バイクの場合、状態が良い車両はなかなか市場に流通しないものです。走行距離疑義車であっても、総合的に見て状態が良いと判断したのであれば購入したほうが良いケースもあります。自分自身で判断ができない場合は、できるだけ信頼できるショップの担当者に正直に疑問や不安を相談してみるのがもっとも確実な方法といえるかもしれません。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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