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ツーリングに行くときに持っていきたいメンテナンス道具
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- 2020.05.26
中古バイクを購入したらぜひ出かけてみたいのがツーリングです。免許を取得する前の段階からツーリングを計画し楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。しかし、特に長距離ツーリングの際につきものなのがバイクの車体トラブルです。中古バイクとして購入した車体であればなおさら、古いバイクであればあるほどトラブルも起こりやすいものです。
そこで今回は、そんなツーリング時のトラブルにも役立つメンテナンス道具をいくつかご紹介します。
■コンビネーションレンチセット
中古バイクのメンテナンスに欠かせないレンチは複数のサイズを用意しておきましょう。バイクのメーカーや車種によっても変わりますが、主に使用されるサイズは8mm、10mm、12mmの3種類。オープンレンチとメガネレンチが1本になっているタイプのものを揃えておけば、トラブルが発生してもある程度は対応できるはずです。
購入した中古バイクに適合するサイズが分からない場合は、車載工具を確認しておけば最低限必要なサイズが分かるはずです。ちなみに、車載工具はバイク初心者にとっては決して使いやすいとは言えないため、別で工具を準備しておくようにしましょう。
■スパナ
レンチでボルトを緩めたり締めたりする際には、ナットを固定しておくスパナも用意しておく必要があります。これもレンチと同様に8mm、10mm、12mmの3サイズがメインです。あくまでもナットを固定するために使用する工具のため、荷物としてかさばらないようにコンパクトなものを選んでおくのが良いでしょう。
レンチやスパナを使用するバイクのパーツは多岐にわたり、特にバイクにとって致命的なブレーキやシフトペダルなどを分解する際には必要不可欠です。
■ドライバーセット
ドライバーは多少かさばったとしても、グリップがしっかりした使いやすいものを用意しておきましょう。作業のしやすさと作業スペースの関係から、柄が長いものと短いものの2タイプを用意しておくのがおすすめです。ドライバーはレンチと同様に車載工具としても用意されていますが、精度が高いとはいえず、特に初心者が扱いを間違えてしまうとネジ山が潰れてしまうこともあります。
ホームセンターで販売されているような1本数百円のドライバーでも十分なので、使いやすいものを用意しておきましょう。サイズが分からない場合には車載工具を参考にしながら選ぶのがおすすめです。
■プラグレンチ
プラグレンチはスパークプラグの取り外しや取り付けの際に必要不可欠な工具です。万が一ツーリング途中でスパークプラグに異常が起こった場合に備え、予備のスパークプラグを用意しながらツーリングに臨むと安心です。
また、交換が必要ではない場合でも「プラグかぶり」とよばれるトラブルが起こるケースもあります。これは気象変化や点火時期のズレ、エアクリーナーの汚れなどによって起こる不調のひとつで、プラグかぶりが起こった場合はスパークプラグを取り出して清掃をする必要があります。当然のことながらエンジンからスパークプラグを取り出す必要があるため、プラグレンチは必需品です。
純正の車載工具のなかにプラグレンチは用意されていますが、中古バイクなどで車載工具に不備があったり壊れていたりする場合もあるため確認しておきましょう。
■エアゲージ
高速道路などを使って長距離ツーリングをする際に必要不可欠なのがエアゲージです。これはタイヤの空気圧を測定する道具なのですが、タイヤは気象変化によって空気圧が大きく変わってきます。空気圧が低い状態で走行し続けるとタイヤがバーストし大事故になるおそれもあるため、エアゲージを使ってこまめなチェックが必要です。