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バイクに乗る時の新型コロナウイルス感染対策

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  • 2020.05.29

緊急事態宣言が解除され、バイクで外出する人も増えてくることでしょう。バイクは3密にあたらないため問題ないと考えがちですが、意外なところで感染拡大のリスクが生じることもあります。

今回の記事では、バイクに乗るうえで注意すべきポイントをいくつかご紹介します。


■寄り道しない

これはバイクに乗る場合に限ったことではありませんが、外出自粛生活が続く中においては人の移動を最小限に留め、可能な限り自宅で過ごすことが大前提となります。また、自分が感染者かもしれないという想定のもとで慎重な行動も求められます。そのため、たとえば通勤のためにバイクを利用する場合であっても、寄り道などをせずにまっすぐ帰宅するのが理想といえるでしょう。


途中で立ち寄ったコンビニやスーパーなどで十分な感染防止対策ができていないと、新型コロナウイルスに感染してしまうリスクや自分自身がウイルスを感染させてしまう可能性もあるためです。業種や職種によっては、毎日不特定多数の人と接触せざるを得ない人も多いと思いますが、知らないうちに衣服や所持品などにウイルスが付着していることも考えられます。あらゆる可能性を考えたうえで、人との接触を最小限に留めるためにも寄り道は避けるのが最善の方法といえるでしょう。



■マスクや除菌シートを準備

仕事帰りに食料品や日用品などを買って帰らなければならない日もあると思いますが、そのような場合に備えてマスクや除菌シートは常備しておきましょう。現在これらの商品は手に入りづらくなっていますが、たとえばマスクであれば繰り返し使用できる布製のものや、国から支給されるマスクもあります。こまめに洗濯を繰り返しながら使用すれば数ヶ月程度は利用できるため、うまく工夫しながら活用してみてください。


また、除菌シートがない場合は店頭に設置されたアルコール除菌液を使用したり、小さなスプレーボトルに小分けにして持ち歩くのもおすすめです。



■トイレが使用できるかを確認

バイクで長距離の移動をする際には、事前にトイレが使用できるポイントがあるか確認しておきましょう。コンビニやスーパーなどの店舗によっては共用のトイレが封鎖され使用できなくなっている店舗も増えているほか、自治体が運営する駐車場なども閉鎖した関係で公衆トイレが利用できないケースも考えられます。加えてパチンコ店やゲームセンター、大型商業施設なども営業を自粛しているところがほとんどのため、外出したは良いもののトイレを借りられる施設や店舗が圧倒的に少なくなっているのです。


どの店舗が空いていてどの店舗が閉まっているかは地域によっても多少変わってくるため、もし長距離のバイク移動を行う際には事前に調べておくようにしましょう。



■集団でのツーリングは避ける

外出自粛が続くなかでも、そもそも移動が強制的に制限されているものではありません。そのため、たとえば外の空気を吸うために近所をバイクでツーリングしてみるといったことは問題ないでしょう。しかし、2人以上の集団でのツーリングは避けるべきです。バイクでの走行中は感染リスクが低いですが、途中で休憩のために立ち寄って談笑したり、一緒に食事をしたりするとなると感染リスクは一気に増大します。


場合によっては普段ツーリングを楽しんでいる仲間から誘いを受けることもあるかもしれません。しかし、大切な人を守るためにも今は集団でのツーリングは避けるべきです。仮に単独のツーリングに出掛ける場合においても、今回紹介したようなポイントを念頭に置きながら慎重に行動することが大切です。

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バイクの窓口事務局

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