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ツーリングの暑さ・熱中症対策(アイテム編)

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  • 2020.07.14

ツーリングや日々の通勤、通学でバイクを利用している人にとって、真夏の季節は暑さとの厳しい戦いに備える必要があります。特にここ数年、全国各地で35度を超える猛暑日が記録される日も珍しくなく、一歩間違うと熱中症によって命の危険を伴うケースもあります。そこで今回は、ツーリング時の暑さ対策に役立つアイテムをいくつか紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてみてください。

  • 肌を露出させない

真夏のツーリングにおいては、どれだけ暑くても肌を露出させた格好でバイクに乗ることはおすすめできません。これは季節を問わず共通して言えることですが、肌が露出しているということは万が一バイクで転倒したり衝突事故を起こしたりした場合、ダメージを負うリスクも格段にアップします。グローブやブーツ、プロテクターなどを装着していたからこそ軽傷で済んだというケースも多いため、暑いからといってTシャツにハーフパンツといったラフな格好でバイクに乗ることだけは避けましょう。


そのかわり、通気性の良いアイテムや冷感素材のアイテムを身につけるなど、さまざまな工夫をしてツーリングを楽しむことが重要なポイントです。

  • ツーリングの暑さ対策に役立つアイテム

猛暑のなかのツーリングに役立つ暑さ対策のアイテムを紹介します。今回は3つの事例をピックアップしてみましたので参考にしてみてください。



メッシュ素材のブーツ・グローブ

バイクに乗るうえで最低限押さえておきたいのが、足を守るブーツと手を守るグローブです。たとえば誤ってバイクを転倒させた場合、真っ先にダメージを受けやすいのが足です。足がバイクの下敷きになってしまい、打撲や骨折などにつながるケースも多いもの。また、同様に手を守るグローブも転倒時に負傷しやすいため必須アイテムといえます。


猛暑のなかでこれらの重装備を整えるためには、通気性の良いメッシュ素材のものを選ぶのがおすすめです。メッシュ素材であれば走行中にブーツやグローブのなかを風が通り抜け、効率的に体温を発散でき熱中症を予防してくれます。



ヘルメット用冷感パッド

ツーリング用のウェアや小物類はメッシュ素材のものを選べば暑さ対策に役立ちますが、ヘルメットにはメッシュ素材ものは存在せず、どうしても頭部が蒸れて不快な状態になってしまいます。頭部に熱がこもった状態が続くと、最悪の場合意識が朦朧として熱中症を引き起こす可能性も。


そこでおすすめしたいのが、ヘルメットの内部に装着する冷感パッドです。ひんやりとした冷感素材や保冷剤が使用されており、頭部に熱がこもらないように体温を調節してくれます。


ヘルメットの大きさや形状を問わず装着できるほか、簡単に取り外せて洗濯も可能なため清潔感を維持できます。1枚数千円程度と価格も手頃なため、複数枚購入し予備として携帯しておくのも良いでしょう。



ヘルメット・グローブ用のインナーウェア

大量の汗をかいた状態でヘルメットやグローブを装着していると、不快感が残るばかりかさらに汗をかきやすくなってしまいます。そこで役立つのが、ヘルメットやグローブの内部に装着するインナーウェアです。肌着のように汗を吸い取ってくれるため、ヘルメットやグローブの内部が汗で濡れて不快な感覚になることもありません。


特にヘルメットのインナーウェアは、水で濡らして冷感パッドとも併用することによって、長時間経過しても快適な温度に保つことができます。

  • 万全の暑さ対策で熱中症を予防

ツーリングの際に暑さ対策に役立つアイテムは他にもさまざまなものがあります。今回紹介した3点はあくまでも一例に過ぎないため、さまざまなアイテムを購入して試してみてはいかがでしょうか。熱中症によって重大な事故を引き起こす前に、ぜひ万全の対策を講じておきましょう。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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