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原付二種免許とは?原付免許との違いとメリットについて

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  • 2020.08.18

手軽な移動手段として多くのユーザーが利用している原付バイク。自動車免許を持っていれば運転できる手軽さもあり、二輪免許は持っていないものの原付バイクは所有しているという方も多いのではないでしょうか。しかし、50ccという排気量の制限がある中ではバイクの楽しみを存分に味わうことは難しいもの。そこでおすすめなのが、原付二種免許です。今回は原付二種免許と原付免許の違いについて詳しく解説していきます。



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  • ■原付免許と原付二種免許の違い

そもそも原付免許とは、50ccの原付バイクを乗るために必要な免許のことを指します。ただし、普通自動車免許を持っている方であれば原付免許を新たに取得しなくても運転することは可能です。


普通自動車免許が取得できるのは18歳から、原付免許を取得できるのは16歳からと定められており、中学を卒業して高校に入学したタイミングで原付免許を取得することが可能です。しかし、校則によってバイク通学が認められていない高校も多く、原付免許を取得する学生は決して多くありません。


これに対して原付二種免許というのは、125cc未満の排気量までのバイクに乗ることができる免許のことを指します。正式名称は「小型限定普通二輪免許」で、AT限定免許の場合は「AT限定小型二輪免許」とも呼ばれます。


原付免許は一般的な運転免許とは異なり、教習所に通わなくても学科試験に合格し所定の講習を受講すれば簡単に取得することができます。しかし原付二種免許の場合は、クルマの免許や二輪免許と同様に教習所に通い、教習を受けてから学科試験に臨まなければなりません。


教習所に通うことなく免許試験場へ行き実技試験を受ける方法もありますが、かなり厳しい採点が行われるため一発で合格することは至難の業とされています。短期間で確実に原付二種免許を取得するのであれば、やはり教習所に通ってカリキュラムをこなすのがベストといえるでしょう。

  • ■原付二種免許を取得するメリット

原付二種を取得することによって得られるメリットは大きく分けて3つあります。「乗れるバイクの選択肢が広がること」と「交通法規関連上の制約」です。


バイクの選択肢が広がることは排気量の制約とも関連が深いです。原付免許の場合は50ccまでのバイクしか乗ることができず、選択肢も限られてしまいます。また、50ccという排気量ではバイクの魅力や性能を十分味わうことができず、原付バイクに乗っているうちに物足りなく感じてくる方も少なくありません。原付二種免許を持っていれば、125ccクラスまでのバイクも選択肢に入ってくるため、多様な選択肢の中から吟味することができます。


そしてもう一つのメリットである交通法規についてですが、125ccクラスのバイクになると原付バイクで制限されていたさまざまな交通ルールが緩和されます。50ccの制限速度は30km/hが上限ですが、原付二種になると60km/hとなり、一般道においては周囲を走行しているクルマの流れに乗って走ることができます。ただし、50ccの原付も125ccの原付二種も高速道路を走行することはできないため、ツーリングの際には注意が必要です。


また、この他にも原付二種になると二段階右折が不要になったり、50ccではできなかった二人乗りを楽しむこともできます。実際に125ccクラスのバイクに乗ってみると、加速もパワーもスムーズで二人乗りにも十分耐えうるバイクは数多くあります。

  • ■バイクの魅力を存分に味わうなら原付二種免許がおすすめ

50cc原付バイクは燃費も優秀で使い勝手が良いものですが、走り慣れてくるとパワー不足に不満を覚える方も少なくありません。日常生活の移動手段としてだけではなく、ツーリングなども楽しむのであれば原付二種免許の取得を検討してみてください。実際に中古バイクを扱っているショップなどに出向き、ラインアップにどのような違いがあるのか、選択肢の広さを参考にしてみるのもおすすめです。

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