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中古バイクは車検有り・無しのどっちがおすすめ?それぞれのメリット・デメリット

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  • 2020.09.28

中古バイクを購入するにあたって、価格や車両の状態以外にも車検がどの程度残っているのか気になる方も多いのではないでしょうか。一見すると車検無しの中古バイクよりも、車検付きや車検の有効期間が残っているほうがメリットが大きいと考えられがちです。

今回は中古バイクを選ぶ際に注意しておきたい車検について詳しく解説していきます。

  • 中古バイクの車検有り・無しの違い

そもそもバイクは250ccを境に車検の取得義務が分かれます。車検が必要となるのは250cc以上の排気量のバイクで、中古バイクを販売する際にも車検の有効期間が表記されています。


「車検有り」と表記されている中古バイクは、購入時に車検を新たに取得する、または車検の有効期間が残っているバイクです。一方で「車検無し」と表記されている中古バイクは、販売店側で車検を取得せずに販売することが前提となっています。もちろん、車検無しの中古バイクを購入した場合であっても、依頼があれば販売店側で車検を取得して納車することも可能です。

  • 車検有りの中古バイクを購入するメリットとデメリット

車検有りの中古バイクには以下のようなメリットとデメリットがあります。


メリット

・車検に関する煩雑な手続きを販売店が代行してくれる

・車検の有効期間が残っている場合、納車がスムーズ


デメリット

・車検を新たに取得する場合、諸経費や整備費用が上乗せされる

・「車検有り」でも不具合箇所がないとは限らない


中古バイクを購入時に車検を新たに取得する場合、その後2年間は車検を受ける必要がないため安心して乗り続けることができます。車検に関連する事務的な手続きも販売店側が対応してくれるため、ユーザーにとっては手間がかからないことも大きなポイントです。また、車検の有効期間が残っている場合は名義変更の手続きをとるだけで乗れるようになるため、納車までのスケジュールが早いです。


ただし、販売店側でさまざま手続きを代行してくれるということは、その分の手数料や諸経費も発生することになり、車検無しの中古バイクに比べると割高に感じられるかもしれません。

  • 車検無しの中古バイクを購入するメリット・デメリット

次に、車検無しの中古バイクについてメリットとデメリットを紹介します。


メリット

・車検に関する諸費用が不要なため安く購入できる

・納車までの期間が早い


デメリット

・車検の手続きを自分で行う場合、手続きが面倒

・車検を取得するまで公道を走行できない


車検無しの中古バイクは、ユーザー自らが陸運支局までバイクを持ち込み車検を取得する前提で販売されているケースが多いです。販売店は納車の時点で事前に整備を行い、必要な書類をユーザーが用意して事務手続きを行うため手数料や諸経費の節約につながります。


しかしその一方で、車検や名義変更の手続きを行ったことがない方にとっては、面倒に感じることも少なくありません。また、陸運支局までバイクを運転していく際には市役所などで「仮ナンバー」を発行してもらう必要もあります。


役所への手続きのために平日日中に時間をとる必要があるため、仕事などのスケジュール調整は必須といえるでしょう。

■初めて中古バイクを購入する方には車検有りがおすすめ

今回紹介してきたように、中古バイクを初めて購入する方にとっては、手続きが簡単な車検有りのバイクが最適といえます。一方で、少しでも費用を抑えたい方で、スケジュールの調整が可能な方の場合は車検無しのバイクを購入し、自分自身で手続きを行うこともおすすめです。

それぞれのメリットやデメリットを十分に比較しながら、自分に合った買い方で中古バイクを検討してみてください。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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