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リターンライダーになろう!バイクの選び方や注意点を解説
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- 2020.11.01
以前バイクに乗っていて、また乗り出すライダーを「リターンライダー」といいます。バイクから遠ざかってしまったけれど、時間や経済的な余裕ができたことで、もう一度乗り出したいと考える人も多いのではないでしょうか。
ただし、ブランクがあることでバイクの運転技術や体力面で不安を感じるかもしれません。そこで、リターンライダーが乗りやすいバイクの選び方や、万が一の事故を防ぐための注意点を解説します。
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リターンライダーのバイクの選び方
リターンライダーになるためには、まずバイクの選び方を確認しておきましょう。若い頃からの時間のブランクはもちろん、体力の面で不安を感じることもあるかもしれません。自分が乗りたいバイクの中から、乗りこなせるバイクを選びましょう。
250ccクラスのスタンダードモデルを選ぶ
リターンライダーは、まず250㏄バイクのスタンダードモデルを選ぶのがおすすめです。軽量で取り回しも良く、コンパクトなボディも魅力。街中で乗りやすいので、少し時間があるときに乗り出しやすいメリットもあります。
さらに250ccであれば、高速道路でもしっかり走れるパワーがあるので、遠方までのツーリングにも使いやすいでしょう。まずはスタンダードモデルを乗り出して、慣れてきたら高性能のバイクに乗り換えることもできるため、最初は取り回しやすさで選んでみてください。
体に負担のかかりにくい車種を選ぶ
バイクに乗ったときに、体に負担がかかりにくいかで選ぶことも大切です。特にリターンライダーは、次の日に影響を残さないためにも、無理のない体勢で運転できるバイクを選びましょう。
ポイントは、首や腰に負担のかからないライディングポジションか、手首の疲れを感じにくいハンドルポジションか、腰の負担を軽減できるシートかなど、実際に試乗して決めるのがおすすめです。
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リターンライダーの注意点とは
リターンライダーが、バイクに乗り出す時には注意点があります。長い間バイクに乗っていなかったことから、運転技術や感覚を取り戻す必要があるでしょう。また、若い頃からの体の変化に加え、バイクの性能も変化しています。バイクに乗る前に注意点を確認しておきましょう。
ライディングスクールは必須
バイクに乗り出すと決まったら、ライディングスクールで運転技術を思い出しておきましょう。乗り出してしまえば体が覚えているかもしれませんが、一般道で走る前にスクールでしっかりと走りこんでおくと安心です。自分に合いそうなスクールを探してみましょう。
現代バイクの性能の良さを知っておく
昔のバイクと比較すると、現代のバイクの性能は格段に良くなっています。現代のバイクはパワーがあり、コンパクトで軽量な設計のバイクが多いです。
そのため昔のバイクに比べて運転しやすく、スピードを出しすぎてしまうことで、事故につながることも多いといわれています。反射神経や動体視力に少なからず衰えのあるリターンライダーは、特に注意すべきポイントでしょう。
背中や膝などにプロテクターをつける
万が一の事故の際に、自分の身を守ってくれるプロテクターをつけることも大切です。ライディングウェアとプロテクターを着用して、背中や胸部、膝などを守りましょう。
事故が起きたときに、プロテクターがあることで一命を取り留める可能性もあります。若い頃よりも十分に対策をして、バイクを楽しむようにしましょう。
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おすすめツーリングスポット
リターンライダーには、都心から少し遠出するツーリングスポットもおすすめです。また、遠出とはいかないまでも、少しだけバイクを乗り出したいときの場所を知っておくのも良いでしょう。せっかく乗り出したバイクなので、無理なく楽しめる距離感ででかけてみてください。
静岡県「富士山スカイライン」
静岡県の「富士山スカイライン」は、ツーリングの定番スポットといえるでしょう。しっかり走れる距離感もあり、富士山に向かうまでの山梨県のルートも道の駅が多いなど、ツーリングに適しています。
ツーリングをしている人も多いので、仲間との出会いを楽しむこともできるでしょう。富士山スカイラインの登山区間は、冬期は例年11月初旬から翌年4月下旬まで積雪により閉鎖されます。標高2400mからの景色や紅葉や桜などを楽しめる、ツーリングにおすすめのスポットです。
神奈川県「横浜港大さん橋」
神奈川県の「横浜港大さん橋」は、国際客船ターミナルがある場所です。都心からは比較的近く、土日などに少しバイクを乗り出したいときにもおすすめのツーリングスポットです。
特に夜景がきれいな場所なので、夕方から出かけるのもよいでしょう。仕事が忙しい時期など、体力的に遠出が難しくても気軽に行けるスポットです。
注意点を守ってもう一度バイクを楽しもう!
リターンライダーがバイクを乗り出すときは、事前準備が大切です。若い頃との違いを認識して注意することで、思わぬ事故を防ぐこともできます。注意点を守って安全にバイクを楽しんでくださいね。
バイクの窓口編集部