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バイク保険の選び方は?補償内容や選び方、おすすめの保険を紹介
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- 2020.12.26
バイク保険は自賠責保険と違い、ライダーが自らの意思で加入する保険です。バイク保険は多くの保険会社から提供されている上に様々な種類があるため、どの保険を選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、この記事ではバイク保険で受けられる補償の内容や特約について解説し、おすすめのバイク保険を紹介していきます。バイク保険に関する理解を深め、適切にバイク保険を選択できるよう参考にしてください。
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バイク保険の概要と保証内容
まずは、バイク保険の概要や補償内容について紹介していきましょう。
バイク保険とは
バイク保険は交通事故によってバイクや車両を破損したり、相手方に怪我を負わせてしまった場合に主として金銭的な損害を補償するための保険です。バイクを購入すると自賠責保険には強制加入となりますが、自賠責保険だけでは交通事故の損害を全て補償する事は難しいでしょう。そこで、バイカー自身が選んで加入する保険が任意のバイク保険です。バイク保険に加入するかしないかは本人の選択ですが、交通事故が発生した場合に金銭的な負担を軽減させるために有効な方法といえます。
バイク保険の補償内容
強制加入する自賠責保険は、交通事故の相手方に対する補償のみ。「相手が死亡したとき」「相手に後遺障害が残ったとき」「相手が怪我をしたとき」のいずれかの場合に限られています。自賠責保険では車両や自身が怪我をした場合の補償の対象ではないため、自分の身を守るためにもバイク保険に加入しておいた方が良いでしょう。
バイク保険の対象となる補償は商品によって異なりますが、大まかに以下のとおりです。
・対人賠償保険
・対物賠償保険
・人身傷害保険
・搭乗者傷害保険
・自損事故保険
・無保険車傷害保険
・車両保険
特約による様々なサポートも
バイク保険に特約をつけることで、事故に関する補償以外にも様々なサポートを受けることが可能です。特約は保険商品のオプションのようなもの。保険会社によって商品は多種多様で、契約者が任意に選択できます。
特約をつけると保険料は上がります。ライフスタイルや必要な補償に合わせてじゅうぶんに検討しましょう。
125・250・400ccで保険は違う?
バイク保険の料金は、総排気量によって異なります。保険料は保険会社によりますが、125cc以下の原動機付自転車、125cc超〜250ccの軽二輪自動車、250cc超(400ccなど)の小型二輪自動車の3区分に分けられており、排気量が大きいほど保険料は上がります。つまり、保有しているバイクの排気量で保険料が変動するのが一般的です。
前述のとおり、バイク保険は自賠責保険とは異なり任意で加入するものです。そして、一度バイク保険に加入すると保険料の支払いがずっと続きます。バイクの購入に際しては、保険料の支払額も考慮すると良いでしょう。
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保険会社を比較する時のポイントは?
保険商品を選ぶ際、どんな基準で保険の内容を比較すれば良いでしょうか。ここで保険を検討する場合のポイントについて解説していきます。
利用頻度と保険料
保険会社を比較する場合、バイクを利用する頻度と保険料のバランスが取れているかを考えましょう。保険料は条件が同じでも保険会社ごとに金額が異なります。保険料は、補償内容を手厚くする場合や頻繁に利用する場合には高くなります。保険料が利用頻度に見合う金額かどうかを確認しておきましょう。
用意されている特約
保険会社を選ぶ際、用意されている特約で選ぶのも1つの方法です。特約は保険につけられるオプションのことで、契約者が任意で選択します。基本的な補償内容はどの保険会社も似ているため、自分に合うオプションがある保険会社を選ぶと良いでしょう。
特約の内容は、家族の所有するバイクも補償対象になる「ファミリーバイク特約」やツーリング時に持っていったカメラなどの持ち物が壊れた場合に補償を受けられる「携行品特約」、交通事故が発生して損害賠償請求を弁護士に依頼する際に、弁護士費用を保険会社が負担する「弁護士特約」など様々です。
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おすすめバイク保険3選
続いて、おすすめのバイク保険を紹介していきましょう。
ズットライド少額短期保険
「ズットライド少額短期保険」は、ZuttoRide少額短期保険株式会社が提供しているバイク保険です。原付バイクから大型バイクまで、車種や排気量に関わらず加入でき、契約者の年齢制限もありません。また、カーナビやETCなどパーツやアクセサリーも含めて補償してくれます。
補償プランはライフスタイルに合わせて選択可能で、しっかりサポートを受けたい場合や保険料を節約したい場合など様々なシーンに対応。補償期間を最長2年に設定でき、長期間の保険加入で保険料がさらに安くなるのも魅力です。
ズットライド少額短期保険
アクサダイレクトバイク保険
「アクサダイレクトバイク保険」は、世界最大規模の保険・資産運用グループであるアクサ損害保険株式会社が提供するバイク保険です。アクサダイレクトの特徴は「ダイレクト型(通販型)バイク保険」であること。申し込み時はインターネット経由で契約を行い、事故に遭った際には専任スタッフが電話などを通して事故解決までサポートしてくれる点でしょう。これによりコストが削減できるため、より低価格で良質なサポートを提供しています。
アクサダイレクトは、事故や故障が発生した場合のAXAロードサービスやAXAフィールドサービス(重傷事故急行面談サービス)など、もしもの時のサポートが充実。事故だけでなく、故障への補償もしっかり受けたい場合におすすめの保険です。
アクサダイレクトバイク保険
チューリッヒバイク保険
「チューリッヒバイク保険」は、チューリッヒ保険会社が提供するバイク保険です。利用目的に合わせて料金が変化するのが特徴で、特に「日常・レジャー使用」の場合は保険料が安くなります。通勤や休日のみの利用でバイクに乗っている場合は、保険料を確認してみると良いでしょう。また、レッカー100kmまで無料で搬送可能。ガス欠やバッテリー上がり、冷却水の補充や落輪からの引き上げにも対応しています。
さらに、全国のサービス拠点から24時間365日現場へ急行。事故や故障で緊急に代車が必要な場合のレンタカー料金のサポートや、搭乗者全員の自宅や目的地までの交通費補償、宿泊費用の補償など手厚いサポートで遠方の事故や故障でも迅速に対応してくれるのがポイントです。
チューリッヒバイク保険
ライフスタイルに合わせた保険に加入しよう
バイクを購入すると、自賠責保険には強制的に加入となります。しかし実際に事故が起きてしまうと、自分のバイクの修理や相手方の治療や修理に膨大な費用が発生する恐れがあります。その全てを自賠責保険で支払うことは難しいため、バイク保険に加入して事故が発生した場合の金銭的なリスクを軽減するのが一般的です。
バイク保険は、自賠責保険の範囲外である対物賠償や自損事故の補償なども対応でき、特約を追加するとさらに広範囲の補償が受けられます。
バイクは転倒のリスクが高いため、任意保険に加入しておくことは重要です。自身のライフスタイルに合わせ、適切な種類のバイク保険に加入して、もしもの時に備えておきましょう。
バイクの窓口編集部