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コロナ禍で中古バイクの相場はどうなった?今の時期にバイクを探すときの注意点

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  • 2021.01.07

2020年に世界で発生した新型コロナウイルスはさまざまな影響をもたらしました。密を避け、これまでとは異なる生活様式が求められるようになり、今もなおテレワークを継続していたり、大人数での会食を控える動きは続いています。


まさに激変の年となった2020年ですが、実は新型コロナウイルスによって中古バイク市場にもさまざまな変化が起こりました。今回の記事では、コロナ禍によって変化したバイク市場について解説するとともに、バイク選びで気をつけたい感染症対策についても紹介します。

  • コロナ禍がもたらした中古バイク市場の変化

新型コロナウイルスの感染拡大によって、2020年4月、史上初の緊急事態宣言が発令されました。全ての国民に対して外出自粛が求められたほか、テレワークを導入する企業も数多くありました。もちろん、業種や職種によってはテレワークに対応できないケースもあり、出勤を余儀なくされた方も少なくありません。


しかし、そのような中でも少しでも感染拡大を抑えるために、従来の電車やバスといった不特定多数の乗客が乗り込んでくる公共交通機関を避け、自転車やバイクといった交通手段を選ぶ人が増加。それにともない、春以降には中古バイクの需要がアップしました。


日本ではもともと、狭い路地や交差点でも小回りの利く50ccクラスの原付バイクや、400cc以下の比較的小排気量のバイクが好まれる傾向にありますが、今回はとりわけ通勤や通学に便利な50cc原付バイクの需要が増えました。二輪免許を新たに取得する必要がなく、自動車免許を持っていれば運転できるという手軽さも大きな要因といえるでしょう。

  • コロナ禍における中古バイク探しのポイント

新型コロナウイルスの収束が見えないどころか、第2波、第3波が到来している中で、自動車や公共交通機関よりは感染リスクの低いバイクは今後も一定の需要が見込まれると予想されます。できるだけ安く購入するための手段としては、中古バイクを扱うショップや、ネットオークション・フリマアプリなどを使った個人売買があります。しかし、他のユーザーが使ってきた中古バイクを購入しても本当に大丈夫なのか、不安に感じる方も多いはず。


基本的に多くの中古バイクショップでは、アルコール消毒やマスク着用による接客などを徹底しており、基本的な感染対策は行われています。ただし、多くのユーザーが訪れるショップの場合、他の来店客が展示してある中古バイクに触れたりすることも多いです。主にハンドルやシート部分は手で触れるケースが多いため注意が必要です。どうしても感染リスクが不安な方は、アルコール消毒用の除菌ティッシュなどを持参し、店舗のスタッフに断ったうえで消毒をすると良いでしょう。


ちなみに、もっとも感染リスクが高いのは、人同士が会話したり直接触れたりする場合であるため、ショップが混雑している時間を避けて来店するのも有効です。仕事のスケジュールや休暇の調整が可能な方は、土日よりも平日の日中に時間を作って来店してみてはいかがでしょうか。お店自体が空いているため、じっくりと商品を見ることができるほか、担当者から細かな説明を受けたり相談することも可能です。

  • 中古バイクを購入するならいつがおすすめ?

バイクは自動車と異なり、快適にツーリングができる季節も限られています。特に春から夏にかけては中古バイクの需要が高まり、ショップにも多くの人が訪れます。そのため、感染リスクを避けるためにも、冬のうちに中古バイクの購入手続きをしておくのがおすすめです。


納車までに余裕をもたせておくことで、ショップも丁寧に納車前整備ができるほか、春から夏にかけて本格的なツーリングシーズンが到来する前に慣らし運転をする時間もできるなど、さまざまなメリットがあります。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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