他カテゴリ記事を絞り込んで探す

県外で中古バイクを購入した場合の流れを徹底解説!用意するものや納期等について

  • その他の記事
  • 2021.01.16

新車バイクとは異なり、中古バイクは全てが一点物でコンディションや状態がそれぞれ異なります。そのため、欲しいバイクが自宅の近隣店舗にはなく、遠く離れた県外のショップにしかないというケースも珍しくありません。しかし、県外のショップから中古バイクを購入した経験のない方にとっては、どのような手続きが必要になるのか不安になるもの。


そこで今回は、県外で中古バイクを購入する際の手続きの流れや用意すべきもの、納期の違いなどについて詳しく解説します。

  • 県外で中古バイクを購入する際に必要な手続き

中古バイクを購入するにあたっては、名義変更およびナンバープレートの発行、車検の残りがない中古バイクの場合は車検の取得が必要になります。これらは県内で購入する場合も県外で購入する場合でも共通であり、必ず手続きをとらなければなりません。


ナンバープレートは登録住所を管轄する陸運支局または役所に登録する必要があります。たとえば千葉県に在住の方が茨城県のショップで中古バイクを購入した場合は、ショップは納車までの間に千葉県の陸運支局や市役所に赴き登録をする必要があります。当然のことながら、県内での登録に比べて時間も手間もかかるため、多くのショップでは県外の登録については別途手数料を徴収しています。


また、店頭で納車しそのままバイクに乗って帰ることができる距離であれば問題ありませんが、あまりにも遠方の場合には陸送で自宅に納車してもらう必要もあるでしょう。当然、陸送にかかる費用も加算されるため、トータルで考えると県内で中古バイクを購入した場合に比べて諸費用が高額になる傾向があります。

  • 中古バイクを購入する際に必要なもの

中古バイクを購入する際には、車種によって準備するものが異なります。


まず、原付バイクの場合は印鑑(認印)と免許証、125cc以下のバイクであれば印鑑(認印)と住民票が必要です。ちなみに、県内に在住しているものの、住民票は県外にある場合には、県内に在住していることを証明できる書類(公共料金の領収証など)があれば登録可能です。他にもさまざまな申請書や証明書がありますが、いずれもほとんどのショップで用意してくれます。


ちなみに、ネットオークションなどを利用して個人売買をする場合には、仮ナンバーを取得して中古バイクを引き取り、自宅近くのショップなどで整備・登録してもらうケースもあるでしょう。仮ナンバーは市町村の役所に申請する必要がありますが、運転免許証や印鑑(認印)、自賠責保険証明書、車検証をあらかじめ準備しておく必要があります。また、仮ナンバーはあくまでも「仮」であるため、あらかじめ運行許可期間が定められています。

  • 県外で中古バイクを購入する場合の納期

県外で中古バイクを購入する場合には、県内で購入した場合に比べて納期が長くなりがちです。県外の陸運支局で登録の手続きを行う必要があるほか、陸送で自宅納車を希望する場合には数日間から1週間以上の日数を要します。


ショップによっても納期には多少の違いがありますが、県内と県外納車を比較してみると、5〜10日程度の差があるケースがほとんど。そのため、「通勤や通学で使いたいので、できるだけ急ぎで中古バイクが欲しい」といった場合には、県外ではなく最寄りのショップで探したほうが納期を短縮できるはずです。


ちなみに、125cc以下の原付バイクは比較的登録も簡単で手軽に購入できますが、だからといって来店時に契約を全て完了し、その日のうちに乗って帰るといった流れは現実的に考えて難しいといえるでしょう。


少しでも余裕をもって中古バイクを選ぶためにも、本格的なシーズンが始まる春よりも前に契約を完了し、シーズンインと同時に納車してもらえるようなスケジュールを組んでおくのがおすすめです。

バイクの窓口編集部

制作・協力
オークネット提供サービス一覧
© 2016- AUCNET INC.