バイクのタイヤのおすすめは？タイヤの選び方やシーン別に紹介

バイクのタイヤを選ぶために、まずポイントを確認しておきましょう。より良いタイヤを選べるように、何を優先して選ぶかを決めておくのがおすすめです。自分に合った選び方を確認してみましょう。

タイヤの種類で選ぶ

バイクのタイヤの種類は主に3種類、ツーリングタイヤ・ハイグリップタイヤ・スポーツタイヤがあります。

まずツーリングタイヤの特徴は、安定性があることです。グリップ力がありつつ安心感のある走りができるのが魅力で、ツーリングをする人におすすめのタイヤといえるでしょう。タイヤによっては10,000km以上の走行ができる、ロングライフタイプもあります。

ハイグリップタイヤの特徴は、ハンドリングの良さやグリップ力にあります。サーキットなどで思い切った走行が可能なので、走り込みたい場合におすすめのタイヤです。一方でタイヤの消耗が早いため、ツーリングをする人には向かないかもしれません。

スポーツタイヤの特徴は、オールマイティに使えるという点でしょう。ツーリングタイヤとハイグリップタイヤの間くらいの性能があるため、ツーリングからサーキットまで、1台で楽しみたいという方におすすめです。

メーカーから選ぶ

タイヤのメーカーは、国内メーカーと海外メーカーがあります。例えば、国内メーカーではブリヂストンやダンロップ、海外メーカーではメッツラー、ミシュランなどです。

一般的に国内メーカーのタイヤは熱伝導率が良いことが多く、ウォームアップが必要ない場合もあります。また日本の環境に合わせて製造されていることから、初心者でも利用しやすいでしょう。

また、海外メーカーの特徴としては耐摩耗性能に特化しているという面があります。低温時のグリップ力が低いという欠点もありますが、レースに特化しているタイヤも多いため、レース後半のグリップ力を持つのが強みです。

気候に合わせて選ぶ

気候に合わせて選ぶことも重要で、特に冬などは注意する必要があるでしょう。アイスバーンの多い地域では「氷上性能」のあるタイヤを選ぶことが必須です。また、積雪の多い地域で使う場合には「雪上性能」を重視する必要があります。そういった天候が予測される地域に出かける場合には、タイヤを履き替えるなどの準備しておきましょう。

ツーリングのタイヤを選ぶときには、どんなシチュエーションで使うか、乗り心地、グリップ力、耐久性などを確認しておくと良いでしょう。ツーリングタイヤのおすすめを紹介します。

MICHELIN 「ROAD 5」

MICHELIN 「ROAD 5」は、耐水性ではトップクラスの性能を持っているタイヤです。クロスサイプテクノロジーを採用することで、タイヤが摩耗してきても撥水性能が変わらないことが強み。ロングライフタイプなので、耐水性がありながらも長く使えるのもポイントです。

DUNLOP「D220ST」

DUNLOP「D220ST」は、冬タイヤとして定番の人気があるタイヤです。オンロードタイヤではめずらしい溝の多いタイプで、フロントタイヤ交換でも効果を発揮。あまり派手な走りを求めない方におすすめです。

路面の変化に強いタイヤの条件は、低温でも路面の状況に対応してグリップ力があるということでしょう。特に冬の路面の変化におすすめできるタイヤをご紹介します。

PIRELLI「エンジェルGT」

PIRELLI「エンジェルGT」は、タイヤが温まりやすいという特徴があります。そのため寒い時期でもスタートがしやすく、ツーリング向き。また他のメーカーよりも比較的価格が安いのもポイントです。

BRIDGESTONE「MOLAS ML」

BRIDGESTONE「MOLAS ML」は、冬期のグリップ力が安定しているタイヤです。ハイグリップタイヤではないものの、街乗りの路面に不安を感じるときにも効果を発揮してくれます。通勤や通学に使っている人にちょうど良いタイプといえるでしょう。