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【中古バイク失敗談あるある】よくある選び方のミスと注意点

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  • 2021.02.06

中古バイクは自分自身が乗りたい車種を選ぶのが大原則ですが、選び方を間違えてしまうと購入した後になって後悔することもあります。お気に入りの1台を見つけるために後悔したくない、失敗したくないと考えている方は、実際にあった中古バイク選びの失敗事例を参考にするのも一つの方法です。


そこで今回は、バイク選びの際に実際にあった失敗事例と、どのような点に注意して選ぶべきなのか、4つのポイントをピックアップして紹介します。

  • 用途に合わなかった

中古バイクを選ぶ際には、まずどのような用途を想定しているのか検討する必要があります。たとえば通勤や通学で毎日利用するのに大型バイクを選んでしまうと、燃費が悪く維持費が高額になってしまいます。反対に、通勤や通学では使用せず、主に週末のツーリングなど趣味の用途で利用する場合において、維持費を意識するあまりデザインや性能を妥協してしまうとすぐに物足りなくなってしまい、短期間で買い替えを検討しなければならなくなることも。


走行する頻度が高いルートや道路状況によっても最適なバイクは異なります。通勤や通学の経路が狭い路地や渋滞の多い道路であれば、大型バイクよりも小回りの利く原付スクーターのほうが適しています。また、反対に長距離ツーリングがメインで高速道路を利用する機会が多いのであれば、クルーザーやアメリカンのほうが適しているでしょう。

  • 車格が合わなかった

一口にバイクといっても、小型の原付スクーターからリッタークラスの大型バイクまで多種多様です。たとえば小柄な女性がいきなり大型バイクを選んでしまうと、足つきが悪く停車のタイミングで転倒する危険性もあります。反対に大柄の男性が原付スクーターを選ぶと、体格の割にバイクが小さく見えて不格好に映ることも。


決して小柄な方は大型バイクに乗れない、大柄な方は原付スクーターに乗るべきではない、というわけではありませんが、車格と体格のバランスがとれないバイクを選んでしまうと、取り回しがうまくいかなかったり、自分には似合わないと感じたりして短期間でバイクを手放すことになるケースもあります。

  • 荷物の積載量が足りない

バイクの用途とも関連する項目ですが、荷物の積載量が足りなかったという失敗事例もあります。バイクの場合は大型バイクだからといって大量の荷物が積載できるとも限らず、車格と荷物の積載量は比例するもののではありません。50ccの原付スクーターと400ccのネイキッドを比較した場合、むしろ原付スクーターのほうが収納スペースが充実していて、日常的な買い物などに重宝する場合も多いです。


「ツーリングが中心で趣味で利用するから収納スペースはなくても大丈夫」と考えていても、旅先でお土産などを購入したは良いものの、収納するスペースがなかったということも考えられます。サイドバッグやキャリングケースを設置できる専用のスペースが設けられているバイクも多いため、購入前には必ず確認しておきましょう。

■価格だけで選んでしまいサポートが高くついた


バイク初心者にありがちな中古バイク選びの典型的な失敗事例が、価格の安さに釣られてしまうパターンです。最近では中古バイクの情報サイトも充実しており、複数店舗の在庫を一覧で確認できるため、最安の中古バイクを探すのは極めて簡単です。しかし、いざ契約に進んでみると、本体価格とは別に納車費用や整備費用、登録事務手数料などの諸経費がかかり、他店の相場と同じか高くなることもあります。


また、納車後にさまざまなトラブルが発生し、修理費やメンテナンス費まで含めると新車で購入するのとほとんど変わらないコストがかかった、ということも。目先の安さだけで選ぶのではなく、そのお店が本当に信頼できるか、万が一不具合が発生した際の保証なども含めて検討することが重要です。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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