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2人乗りOK!原付二種バイクのメリット・デメリット

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  • 2019.10.05

50cc原付バイクで物足りなさを感じている人が検討することの多い原付二種。運転可能な排気量がアップすることで、さまざまなメリットを享受できます。しかし一方で、普通自動二輪免許と比べたときにデメリットと感じることも少なくありません。そこで今回は、原付二種のバイクを選ぶことのメリットとデメリットをご紹介していきます。これから中古バイクの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 原付二種のバイクのメリット

■原付二種のバイクのメリット〜原付の規制が少ない〜

原付二種バイクでは、50cc原付バイクで規制されている以下の交通法規は対象外となります。

  • 法定速度(原付は30km/hのところ原付二種は60km/hまで)
  • 二段階右折が不要
  • 2人乗り可能

上記のように、原付二種のバイクは普通自動二輪に等しい扱いとなり、原付バイク特有の厳しい規制は免除されることになります。法定速度が30km/hに規制されている原付バイクよりも、バイク本来の疾走感を味わうことができるのは何よりのメリットといえるでしょう。

ただし、普通自動二輪とは異なり高速道路を走行することはできないため注意が必要です。


■原付二種のバイクのメリット〜維持費の安さ〜

原付二種のバイクは125cc以下と定義されているため、車検を取得する必要がありません。当然のことながら税金や保険料、最低限のメンテナンス代はかかるものの、排気量の大きいバイクに比べると圧倒的に維持費は安くなります。

燃費についても原付バイクと同等もしくはそれ以上に優秀な車種も多く、原付バイクとほとんど維持費は変わらないと考えて問題ありません。

ちなみに、維持費という観点からは少しずれますが、コスト的な面で考えると車体価格の安さも大きな魅力です。中古バイク市場には原付バイクと同等の相場で取引されているものも多いため、コストパフォーマンスとしては優秀なクラスといえるでしょう。
  • 原付二種のバイクのデメリット

■原付二種のバイクのデメリット〜普通自動車免許では乗れない〜

原付バイクが手軽で身近な乗り物として支持されているのは、普通自動車免許を持っていれば乗ることができるというメリットが大きいのは事実です。しかし、50cc以上の排気量である原付二種は、普通自動車免許を持っていたとしても小型限定二輪以上の免許を持っていないと乗ることができません。教習所に通って免許を取得する必要があるため、これからバイクに乗りたいと考えている人にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。

しかし、現在普通自動車免許を持っている人であれば、学科教習が大幅に免除されたり、教習費用が安くなったりするケースがほとんどです。最短2日で教習カリキュラムをこなすことも可能であり、その後卒業検定をパスし、学科試験に合格することで晴れて運転免許が取得できます。


■原付二種のバイクのデメリット〜車種の選択肢が少ない〜

中古バイク市場を見てみると、原付二種である50〜125ccクラスのバイクは決して数が多いとは言えません。250cc以上のクラスにあるネイキッドやスーパースポーツ、アメリカンといったジャンルの車種も稀で、選択肢は必然的にスクーターに偏ってくるのが現状です。

原付二種のバイクは手頃な大きさで取り回しがしやすく、扱いやすいといったメリットがあるのですが、さまざまな車種の中から選ぶ楽しさを感じたい人にとってはデメリットと感じる場合もあるようです。

しかし、原付二種のバイクを選択する人の多くは、原付スクーターのパワー不足を解消したい人や、あらかじめ原付二種のバイクのなかでお目当ての車種が決まっているケースが多いものです。またお店に行く前にバイクの窓口で検索すれば、より多くの中古バイクの中から探すことが出来ますので、車種によっては選択肢の少なさは解消できるかもしれません。店舗に事前見積相談なども可能ですので、是非お気軽にお問い合わせください。

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