他カテゴリ記事を絞り込んで探す
バイクのオイル交換が自分でできる!タイミングと交換のやり方を解説
- 最新ニュース
- 2021.02.17
バイクのオイル交換はどうしていますか?ディーラーや販売店に依頼しているという方も多いかも知れませんが、自分でオイル交換をしている人もいるようです。自分でメンテナンスができるようになると便利なので、オイル交換の方法を確認しておきましょう。
-
オイル交換のタイミングはいつ?
自分のバイクのオイル交換のタイミングを知っていますか?一般的には走行距離や期間によって目安が決まっているといわれていますが、一律にすべてのバイクに当てはまるとはいえないかもしれません。オイル交換のタイミングについても知っておきましょう。
車種や年式によって異なる
バイクのオイル交換の目安は、走行距離3,000~5,000km、期間は半年とされていることが多いようです。ただし、車種や年式によってオイル交換の目安は異なるため、メーカーが推奨している時期での交換を心がけましょう。バイクを購入したときの取扱説明書や購入したときのディーラーに相談してみる方法もあります。
-
オイル交換の注意点は?
オイル交換をする場合の注意点としては、エンジンオイルの抜けをよくするために、エンジンの暖機運転が必要です。特に寒い季節では暖機運転するだけで作業効率が上がりますので、必ず行うようにしましょう。ただし、長時間の暖機運転した後は高温になりすぎてしまうため、適度に温度が下がってから対応することが大切です。
また、自分でオイル交換をする場合には、廃オイルの処分方法を事前に確認しておきます。自治体によって処分方法は異なるため、交換後すぐに処分できるように準備しましょう。
-
自分でできる!バイクのオイル交換のやり方
自分でも比較的簡単にバイクのオイル交換はできます。オイル交換のタイミングでディーラーに持って行くのが難しいときや、面倒に感じるときでも自分でオイル交換ができるようになっておけば便利です。やり方もシンプルなので、覚えて実践してみてください。
1.必要な道具を準備する
オイル交換に必要な道具を準備しましょう。必要な道具は以下の通りです。
オイル交換に必要な道具
・新しいオイル
・オイルジョッキ
・廃オイルを入れる容器(捨てるための容器)
・工具(ドレンボルトのサイズに合ったもの)
・ドレンボルトのガスケット(交換用)
・耐油手袋
・ろうと(必要に応じて)
オイルフィルター交換に必要な道具
・オイルフィルター(交換用)
・パッキン類(交換用)
・オイルフィルター用のレンチ(必要に応じて)
車用品店やバイク販売店などでまとめて購入できるものなので、一度準備をしてしまえば次回以降もオイル交換がしやすくなるでしょう。特にガスケットは角が丸くなってしまったものを交換することでオイル漏れを防ぐので、こまめに交換することが大切です。
2.古いオイルを抜く
まず、先述のとおりエンジンの暖機運転をしてオイルを温めて抜けやすくします。次にドレンボルトの下に廃オイルを入れる容器をセット。耐油手袋をはめてから、工具を使ってドレンボルトを回してオイルを抜いていきます。
オイルが熱くなっている可能性もあるため、じゅうぶんに注意しましょう。オイルは完全に抜ききった方がよいので、車体を傾けるなどしてオイルを完全に抜き取ってください。
3.オイルフィルターの交換
オイルフィルター交換は、2回に1回程度行う方が良いでしょう。その場合は追加の工程として、オイルフィルターのカバーを外して、パッキンを交換、新しいオイルフィルターを装着して戻します。このオイルフィルターを外すための専用レンチが必要になる場合もあるため、事前にバイクの形状を確認しておく方が良いでしょう。
4.ドレンボルトのガスケットを交換する
ドレンボルトを戻す前に、ガスケットを必ず交換しましょう。ガスケットには、締めつけることでボルトとエンジン本体を密着させる役割があります。一度使用したら潰れてしまうと考えたほうがよいため、毎回交換するのが原則だと考えておくと良いでしょう。
5.新しいオイルを入れる
新しいオイルを入れるための準備をします。オイルジョッキにオイルを入れるのですが、このときにメモリなどを目安にしながらオイルの量をはかりましょう。また、オイルを入れるのに不安を感じる場合は「ろうと」を用意しておくと便利です。
オイルフィルターを交換した場合には、少し多めのオイルを入れます。この量もバイクの取扱説明書に書かれているため、参考にしてみましょう。
オイル交換が終わったら、すぐにフィラーキャップを締めて、オイルゲージなどで目視でもオイルの量を確認します。ボルトやカバーなどの締め忘れがないか確認したら、オイル交換は完了です。
自分でオイル交換にチャレンジしてみよう
オイル交換を自分でできるようになると、販売店やディーラーへ行かなくても良くなるので便利ですよね。また、こまめに交換すればエンジンの寿命も伸びるといわれています。長くバイクを楽しむために、自分でオイル交換にチャレンジしてみてください。