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コロナ対策でバイク乗りが覚えておきたい4つの心得

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  • 2020.05.30

新型コロナウイルスの蔓延拡大を防止するため、長らくバイクに乗るのを控えている人も多いのではないでしょうか。バイクでのツーリングは一見感染リスクが低いと思われがちですが、仲間でツーリングに出掛けたときに至近距離でコミュニケーションをとると、当然のことながら感染リスクが拡大してしまいます。


今回の記事では、普段バイクを楽しんでいる人がコロナ対策として覚えておくべき対策や心得を4つ紹介します。



■不要不急の外出は避ける

新型コロナウイルス対策の大前提となるのは、不要不急の外出を控えるということです。これはバイク乗りに限らずあらゆる人に共通して言えることではありますが、日本では徹底できていない現状も少なくありません。バイクを運転するということは、少なくとも走行時はヘルメットを被り他人との会話もないため感染リスクは高くないといえるでしょう。しかし、途中でバイクを降りてコンビニに立ち寄ったり、公衆トイレを利用したりした際にウイルスへの感染リスクが生じることは明らかです。


通勤や日用品の買い物などでバイクを利用する人も多いですが、それ以外の理由でバイクに乗る場合は、今本当に自分にとって必要な外出なのかをあらためて考えるようにしましょう。自分自身には症状が現れていなかったとしても、知らないうちに自分が感染源となりウイルスを感染させてしまうことも十分考えられます。そのような前提に立って、不要不急の外出は極力避けることが何よりも重要です。



■手洗いの徹底

バイクに乗った後は必ず手洗いを徹底しましょう。特に手のひらや指の間、爪の先、手首にいたるまで30秒以上かけて丁寧に意識的に洗い、流水で洗い落とすことが重要です。また、毛髪や顔面にウイルスが付着していることも考えられます。仕事から帰ってきた後は真っ先にシャワーを浴び、衣類などもすぐに洗濯をするようにしましょう。


無意識のうちに顔や毛髪を手で触っていることも多いもので、せっかく手を洗ったのにそれ以外の部分からウイルスが付着してしまうと意味がありません。特に自分以外に親や子ども、配偶者と同居している方は家族に新型コロナウイルスを感染させてしまうリスクもあるため注意が必要です。大切な人を守るためにも、手洗いやシャワーは入念に行いましょう。



■グローブやヘルメットの除菌

バイク乗りにとって欠かせないアイテムといえば、グローブやヘルメットです。つねに身につけているものだからこそ、ウイルスの感染リスクは非常に高く慎重に扱わなければなりません。グローブは手に付着した汚れやウイルスが残っている可能性が高いほか、ヘルメットは内側はもちろん、外側の面にウイルスが付着している可能性も考えられます。特にヘルメットのような硬く光沢のある素材のうえではウイルスが長時間生き残っているというデータもあります。


バイクから降りて自宅に戻る際には、事前にグローブとヘルメットを除菌しておきましょう。また、家族が直接触れることのないように、袋やカバーをかけた状態で保管しておくのがおすすめです。また、当然のことではありますが、グローブやヘルメットを複数人で共有して利用するのは絶対に避けるべきです。



■メンテナンスの時間に充てる

ツーリングに出かけたいものの、外出自粛生活が続きストレスを感じている人も多いことでしょう。しかし、そもそもバイクの楽しみは走ることだけではありません。自宅で自分のバイクと向き合い、じっくりとメンテナンスをしてみるのもおすすめです。普段は時間や手間がかかってできないようなメンテナンスも、この機会を活用して挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。初心者の方であれば、まずはオイル交換やチェーン清掃などがおすすすめです。必要な工具や材料もネット通販サイトで格安で手に入れられるため、中古バイクショップやホームセンターなどへ外出をしなくても十分可能です。


収束の見えない新型コロナウイルスですが、悲観的になるのではなく今だからこそできる楽しみ方を考え、できるだけ前向きな姿勢で過ごしてみましょう。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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