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今さら聞けない!50cc原付バイクを運転する時の注意点(服装・装備)

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  • 2019.08.26

身近な乗り物として多くの人に利用されている原付バイク。通勤や通学のために免許を取得し、中古バイクを購入しようとしている方も多いことでしょう。しかし、バイク初心者にとって判断が難しいのが、バイクに乗る際の服装や装備についてです。今回は原付バイクを運転する際に注意しておきたい服装や装備のポイントについて詳しく見ていきましょう。

  • 安全性の高いフルフェイスヘルメットがおすすめ

50cc原付であってもバイクであることに変わりはないため、公道を走行する際にはヘルメットの着用が義務付けられています。一口にヘルメットといってもさまざまなタイプが存在し、カジュアル性の高いハーフタイプのヘルメットから利便性の高いジェットヘルメットなどが原付バイクのユーザーには人気の傾向があります。

しかし、安全性を意識するのであれば、極力フルフェイスヘルメットを被ることがおすすめです。後頭部から顎の部分までを全てカバーしてくれるフルフェイスヘルメットは、他のタイプのヘルメットに比べて保護範囲が広く安心です。

原付バイクにはフルフェイスヘルメットは過剰装備だという声もありますが、30km/hで走行していても衝突事故に遭うと被害は甚大です。バイクに乗るうえでヘルメットは妥協せず安全性の高いものを選びましょう。


■バイクカバーは必須

原付バイクの走行時ではなく保管時に注意しておきたポイントとしては、バイク用のカバーを用意しておくことです。強い日差しや風雨に長期間さらされていると、バイクの劣化はどんどん進行していきます。原付バイクの場合はシートやインパネ周りなども劣化しやすいため、日頃から適切な管理が要求されるものです。

また、盗難対策としてもバイクカバーは必要不可欠。タイヤチェーンなどを併用することで、より強固なセキュリティを確保することができるでしょう。

  • 夏の暑い季節であっても肌の露出は厳禁

原付バイクは走行範囲が狭い傾向があることから、軽装でバイクに乗るユーザーが少なくありません。特に夏の暑い季節は、近所への買い物に出かける際にTシャツにサンダルという軽装でスクーターに乗って出かけることも多いです。 しかし、これもバイクに乗るうえで絶対に避けるべきです。万が一、衝突事故に遭ってバイクごと転倒した場合、肌が露出していると受けるダメージも大きいです。暑い季節であってもバイクに乗る際は全身をカバーしてくれるような服装を心がけましょう。


■荷物が多い場合はリアボックスがおすすめ

通勤や通学、買い物などで原付バイクを利用し、荷物の量が多い方にはリアボックスの装着がおすすめです。リアボックスとは原付バイクの運転席後ろの部分に装着する収納ボックスのことで、ホームセンターやバイク用品店などで販売されています。

原付スクーターの場合はシート下に収納スペースがありますが、50cc原付バイクの中には収納スペースが確保されていない車種もあります。また、シート下だけの収納スペースでは不足しがちな方にもリアボックスはおすすめです。

安いものでは数千円程度で購入でき、バイクの形状によってもリアボックスの搭載可否は変わってくるため、購入時にはよく検討しましょう。

  • 安全性を高めるプロテクター

原付バイクでの走行距離が長い場合は、プロテクターも装備した状態でバイクに乗ることがおすすめです。肌の露出がないことで擦り傷を防ぐことはできますが、強い衝撃から身を守ることはできません。プロテクターがあるからといって100%安全であるとはいえませんが、通常の衣服に比べると安全性が高いことは明白です。

最近ではプロテクターが内蔵されたライダースジャケットも多く、外見上ほとんど目立たないものもあります。もちろん、通常の衣服の下に装着するプロテクターもあり、数千円程度で購入することができます。


■十分な装備と安全性の高い服装が重要

今回ご紹介してきたように、原付バイクは排気量が限られているとはいえ、立派なバイクであることに違いありません。原付バイクだからといって軽装で運転していると、万が一事故に遭った際に甚大な被害を受けてしまいます。これから中古バイクの購入を検討している方は、車体だけではなく装備品や服装選びも慎重に行いましょう。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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