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中古バイクでETCを再セットアップする方法

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  • 2020.10.12

高速道路を走行する際の必需品ともいえるETC。バイク用ETCは自動車に比べて高額であるため、中古バイクを購入してから取り付けるよりはETCがあらかじめ搭載されている車種を選びたいものです。しかし、中古バイクでETCを利用するためには「セットアップ」とよばれる作業が必要であることをご存知でしょうか。


今回の記事では、バイク用ETCのセットアップとはどのような作業なのか、セットアップ作業の手順や必要な書類、費用についても詳しく解説します。

  • バイク用ETCのセットアップとは?

バイクにETCを設置することにより、高速道路での料金支払いがスムーズになるほか、さまざまな割引サービスも受けられます。しかし、そもそもETCを利用するためには「セットアップ」という作業が必要です。


セットアップとはバイクのナンバーをETC車載器に登録するための作業で、これを行っていないと正しく料金が請求されなかったり、最悪の場合は料金所の開閉バーが開かないといったトラブルに見舞われたりすることもあります。


中古バイクを購入するということは新たに車検を取得したり、前オーナーから名義変更を行うことになり、ナンバープレートが新しいものに変更されます。当然のことながらETC車載器に登録されているナンバー情報も変わるため、中古バイクを購入した際には納車前にETC車載器の再セットアップを行う必要があるのです。


ちなみに、新規にETC車載器を購入したとき、または新車バイクに対して行う作業は「セットアップ」と呼びますが、中古バイクなどでETC車載器に登録された情報を書き換える作業は「再セットアップ」と呼びます。

  • 中古バイクのETC再セットアップはショップに依頼

中古バイクのETC再セットアップはユーザー自身で対応することはできず、セットアップ店に依頼しなければなりません。中古バイクを扱っているショップであればほとんどがセットアップ店に登録されているため、納車前に対応可能です。


また、ETCが付いていない中古バイクであっても、バイクを購入した後にETCの後付けを検討している方も多いはず。ネット通販などでETC車載器を購入し、物理的に自分自身で取り付けができたとしても、セットアップ作業が行われていないとETCが正常に動作しません。このような場合も、必ずセットアップ店に持ち込んでセットアップ作業を依頼する必要があります。


中古バイクの入手方法として注意しておきたいのが、ネットオークションやフリマアプリ、友人や知人間での個人売買です。何らかの事情でナンバーを変更せず、そのままの状態で乗り続けるのであれば問題ありませんが、名義変更をして新しいナンバーに変更する場合は再セットアップ作業が必要になります。

  • 中古バイクのETC再セットアップに必要な書類と費用

中古バイクを購入した際、ETCの再セットアップに必要な書類は以下の通りです。


  • ●車検証
  • ●ETC車載器が設置されたバイク
  • ●本人確認書類(運転免許証など)

中古バイクの名義人本人が来店して再セットアップを依頼する場合は上記の書類のみで対応できます。ただし、本人以外の代理人が来店する場合には別途「委任状」という書類が必要になります。たとえば自分以外の家族の名義で購入した中古バイクや、購入したショップがセットアップ店ではない場合などにおいて委任状が求められます。


再セットアップに必要な費用はショップによっても多少異なるものの、2,500円程度のお店がほとんどです。ただし、あくまでもこれはセットアップの登録費用であり、新たにETCの設置作業を依頼したり、設置場所の変更作業を依頼したりする場合には別途工賃が発生します。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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