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【今週のレア車】Vol.101 ラビット マイナー90

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  • 2018.02.07

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回は、今はなきラビットの変わり種、マイナー90です。

ラビットは、1945年、第二次世界大戦終戦により旧中島飛行機から改名した富士産業

(現在のSUBARUのルーツ)がGHQの航空機製造禁止指示を受け、様々な事業を

模索していた時期に、当時の進駐軍が使用していたスクーターからヒントを得て開発、

1946年に発売したS-1 型から始まりました。


戦後の復興期の“足”として受け入れられ、スクーターの代名詞として隆盛を誇りましたが、

1968年を最後に2輪車事業から撤退しました。

ちなみに撤退の理由は明らかにはなっていないようですが、既に進出していた四輪事業への

注力(スバル360は1967年に登場したホンダN360 のヒットで苦戦していたそうですし、

1966年にはより大型のスバル1000を発売するなどしていた時期)やスーパーカブの台頭等が

背景にあるようです。


そんなラビットですが、今回ご紹介するのはちょっと変わり種のラビットになります。

1958に発売されたこのマイナーはご覧の通り、スクーターとは少々異なる外観を持っています。

それもそのはず、このマイナーはリアエンジンではなく通常のバイクと同様にセンターフレーム

前部、ステップの間に90㏄2サイクルエンジンを装着しています。

タイヤも大径でまるでカブにスクーターの外装をかぶせたようなスタイルで、富士重工は

「セミスクーター」称していたようですが、1958年と言えば、ちょうど初代カブC100 が発売

された年で、相当にカブを意識したんでしょうね。


残念ながらカブの牙城は崩せなかったようで、4年ほど生産されて以降、同様な構成の車種は

発売されませんでした。

ジュニアやスーパーフローと言ったヒットモデルこそ現在でも見ることはありますが、マイナーはまず

見かける事はありません。そもそも現存個体も相当少ないと思います。


現車は60年近く前のバイクとは言え、部品欠品などもありますし、正直程度は良くないですが、

なんせ貴重なバイク。

興味のある人は気長にレストアして、歴史ある1台を動態保存してほしいものです。

ラビット・マイナーのオーナメント。立派ですね。

残念ながら右リアウインカー欠品。部品出るんでしょうか?

制作・協力

バイクの窓口編集部

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