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【今週のレア車】Vol.112 ホンダ モンキーZ50M

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  • 2018.04.25

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回は、国内で発売された最初の量産型モンキー、Z50Mです。

先日125㏄のモンキーが発表されましたが、今回ご紹介するのは、1967年に発売され、

メーカーも公式に初代モンキーとしているZ50Mになります。


Z50Mは、前身のZ100、CZ100と同じ5インチホイール、リジットサスの装備を有していますが、

「車のトランクに積める」レジャーバイクというコンセプトを具体化する為に、折り畳みハンドル

(今に続いていますね)だけでなく、下に降りるシートや、キャブへの燃料供給をストップさせる

タンクキャップなど、特徴的な装備を有しています。


Z50Mは大きな人気を博しましたが、さすがに公道で使用するには厳しかったようで、2年後の

1969年には、一回り大型化し、テレスコピック式フロントサスや8インチホイール、ウインカーなどを

装備したZ50Aに変わりました。

以降は皆さんご承知の通り、他社も追随しましたが、レジャーバイクのカテゴリでは圧倒的な地位を

築いて早や半世紀です。


現車は記念すべき初代モンキーでかれこれ50年も経っているバイクという事を考えると程度もそこそこ。

もはやコレクターズアイテムでなかなか市場には出てきません。

気になる人は手に入れるチャンスですよ。

シート下のレバーを操作するとシート全体が下に下がります。

今に続く折り畳み式ハンドル。基本的な機構は変わらないですね。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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