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【今週のレア車】Vol.116 ホンダ・ドリームCB250
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- 2018.05.30
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今週のレア車は、CB250という車名となった初代のバイクである、ドリームCB250のご紹介です。
一概に「CB250」と言っても、現在まで派生する
その車種の多さは皆さんご存知の通りですが、
その中から、二代目のとなるドリームCB250のご紹介です。
初代のCB250と言えるのは1960年に発売されたCB72ですが、
CB250という車名になったのはこのモデルからになります。
CB72からフルモデルチェンジをし、フレームもエンジンも全面刷新、
今回のドリームCB250/350は1968年に発売されました。
同時に海外向けにはエクスポートというペットネームを付けて輸出、
国内外とも人気車となりました。
その後、CB250セニア、CB250T、CB250ホーク、などを継承し、
数々のモデルを発売しているのはご周知のとおりです。
エンジンのウンチクを言うと、
この年代のホンダ2気筒エンジンは、出力特性の違うエンジンを作っていたようで、
タイプ1とタイプ2と呼ばれる2種類がありました。
・タイプ1:180度クランク(高回転型)
・タイプ2:360度クランク(低中速型)
現車は人気のタイプ1で、最高出力は30psとなります。
ホンダはこのタイプの違うエンジンを
輸出向けと国内向けで使い分けていたようです。
TYPE-1のロゴが誇らしげ、
鏡面仕上げのタンクもいい感じです。
現車(国内モデル)はスピードメーターとタコメーターの一眼式。
オドメーターが縦型で斬新です。