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【今週のレア車】Vol.121 ホンダ モンキーバハ
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- 2018.07.04
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回は、先週に続きモンキーの派生車種となるバハです。
モンキーは長寿で人気車だっただけに数多くの限定車がありますが、今回ご紹介
するのは、限定車の中でも、R/RTに次いで変更箇所の多いバハになります。
モンキーについては既にこのコーナーで日本における初代であるZ50Mや、輸出専用
だったCZ100もご紹介していますので詳しい説明は割愛しますが、バハのベースと
なったのは、1984年にゴールドリミテッドとして発売され1999年まで発売された
A-Z50Jになります。
それをベースに、当時人気を博していたXLR250バハや、レーサーのXR600をモチーフ
とした専用タンク、デュアルヘッドライト、ナックルガード、サイドカバーなど、オフロード
テイストの外装としたモデルで、1991年に発売されました。
翌1992年にはXLR250バハのカラーリング変更に合わせトリコロールカラーに変更され、
2001年まで生産されました。
前回ご紹介したRはいわゆるネイキッドタイプでしたが、その後改良されたRTはアップハン、
ブロックタイヤ等オフロードテイストでまとめられており、後継車であるバハは、車体こそ
Rを継承しなかったものの、よりオフロードテイストを強めた進化モデルと言えるのでは
ないでしょうか。
現車はトリコロールに変更される前のバハで、年式なりの小キズやサビもありますが、外装の
色褪せもなく、良い程度を保っています。
走行も1,000Km未満ですし、バハに興味のある方には是非お勧めしたい1台です。