TOP

中古バイクを探すならバイクの窓口

【今週のレア車】Vol.141 ホンダ CBX250RS

  • その他の記事
  • 2018.11.28

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回は、身内の陰にかくれてしまったスーパーシングル、ホンダCBX250RSです。

1970年代、ホンダにはホークシリーズという基本設計を共通とする400ccと250ccのロードスポーツモデルが存在し人気を博していました。(車名としてはCBシリーズとなりますがホンダではペットネームであるホークシリーズとして扱っています。)


(今週のレア車Vol.37にホークシリーズ スーパーホークⅢの記事が掲載されています。宜しければご覧下さい。)

https://www.moto-auc.com/report/else/vol37


その後1970年代後半から、各メーカーがRZ250,RG250,Z250などの250cc専用設計モデルを続々と投入するようになり、ホンダもそれに追随する形で1980年、250cc専用設計モデルとしてCB250RSを登場させます。


2気筒から単気筒へと変更したエンジンを専用設計のダイヤモンドフレームに載せて、軽量なアルミニウムリム製のスポークホイールに変更したCB250RSはきびきび走るスポーツクォーターとしての存在をアピールしました。(当時のキャッチコピーは『ヒラリ俊足 モダンシングル』イメージキャラクターは『GPライダー片山敬済』←懐かしく思う方も多いのでは??)


そして1983年4月、このCB250RSの後継機種として、エンジンをDOHC化し高性能で乗りやすいベーシックなクォータースポーツをコンセプトに開発・発売されたのがCBX250RSです。搭載されるMC10E型エンジンは、低速域から高速域までの吸入効率向上とレスポンスを追求するためのデュアルインテーク方式や、燃焼効率と吸排気効率を大幅に向上させるためバルブを放射状配置とするRFVC(放射状4バルブ燃焼室)を採用するなど空冷単気筒エンジンでありながら30馬力をたたき出すスーパーシングルでした。


ホークシリーズから継承されるスマートなデザインと軽量化、エンジンのハイパワー化などにより人気爆発!となってもおかしくないはずのCBX250RSですがなぜかパッとしない末路を辿ります。


その原因の一つとなったのが前年1982年に発売されていた同社のVT250Fでした。当時ヤマハのRZ250の登場でクォータースポーツなら2ストロークという時代、そこに打倒2スト!のコンセプトを掲げその先進的なデザインと高性能Vツインエンジンで勝負を挑み、登場から約3年間クォーター販売台数トップの座を守ったベストセラーです。


(今週のレア車Vol.50にVT250Fの記事が掲載されています。宜しければご覧下さい。)

https://www.moto-auc.com/report/else/vol50


そしてもうひとつの原因となった車種が、CBX250RS発売から遅れる事数か月、派生車種として発売された「GB250クラブマン」です。CBX250RSがわりと先進的なイメージで売り出したのに対し、GB250クラブマンは時代に逆行した1960年代を彷彿とさせるレトロな雰囲気が特徴でした。レーサーレプリカ全盛の中、年配のライダーからの支持だけでなくカフェレーサーっぽいスタイリングとカスタムベースとしての素性の良さが受けて、実に13年もの間販売され続けたロングセラーとなりました。


CBX250RSはこうした同社のベストセラーとロングセラーに挟まれる形で市場に出された事もあってセールス的にも苦戦、注目を集める事も話題になる事もなく1987年にその幕を閉じたのです。


このような浮かばれない末路を辿ったCBX250RSですが、筆者は結構好きだったりします。CB750Fに似た適度にスクエアなフォルム、丸目ライトに強烈ではないけどパワフルに回るエンジンなど、今見ると一台持っていてもいいかな・・と思わせる魅力があります。


この現車は年式相応のキズや腐食などのダメージはあるものの比較的状態は良いようです。割安で気負わない250ccをお探しの方は要チェックです!

制作・協力

バイクの窓口事務局

関連記事一覧バイクの窓口アイコン

  • バイクを売る
  • レンタルバイク
  • バイクを直す
CollectionHandle = vol141cbx250rs