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今週のレア車 Vol.142 カワサキ マッハ750SS
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- 2018.12.05
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回は、マッハシリーズの頂点、750SSです。
今でこそカワサキのH2と言えば、スーパーチャージャー付のニンジャH2を想像する人が多いと
思いますが、50歳オーバーの人はH2と言えばこのマッハ750SSを真っ先に思い出すのでは
ないでしょうか。
1969年に発売された500SS、H1マッハは世界最速を誇っていましたが、同年8月ホンダ
CB750Fourの登場によりその座を奪われてしまいました。当時カワサキは後に発売、大ヒット
となるZ1/2を開発中でしたが、最速の座を奪還する為に開発、1971年に発売されたのが
750SSです。カワサキとしては初の“ナナハン”となります。
いわゆるマッハシリーズには500SS(H1)、750SS(H2)以外に、250SS(S1)、350/400SS
(S2/3)がありましたが、S1/3がKHシリーズに名を変え継続されたのに対し、主たる市場である
北米で急速に進む排ガス規制の影響からか、H1は1代のみKH500を名乗り終了、H2に
至っては継続されずこの代だけで1975年には消滅してしまいました。
500SSほどピーキーではないようですが、それでも排気量748cc、最高出力74ps/6800rpm 、
最大トルク7.9kg-m/6500rpm、車両重量(乾燥)192kgの2ストですからそのじゃじゃ馬振り
たるや想像に難くないですね。
750SSはその短い販売期間内で、H2、H2A、H2B、H2Cと毎年小改良を行っていますが、
現車は車体番号やリフレクターから判断すると、1974年製の逆輸入H2Bと思われます。
マッハらしい改造がいくつか行われていますし、オリジナルとは異なるであろう部分も散見されますが、
比較的良い状態を保っているのではないでしょうか。
今や東南アジアでもほぼ絶滅状態の2ストで、しかもマッハシリーズ最大排気量。2ストの頂点と
言っても過言ではないと思います。
価格は相応ですが歴史的価値も高く、財力が許せば現行H2と複数保有なんて粋ですね。

