他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【今週のレア車】Vol.147 スズキ デスペラード800
- その他の記事
- 2019.01.17
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、好きな人は大好き♥スズキ デスペラード800です。
このバイクは車名を和訳すると「ならず者」「命知らず」といったちょっとヤバ目の意味をもつクルーザータイプのアメリカンモデルです。
もともとはスズキが1985年から発売していたVS750イントルーダーシリーズのデザインを踏襲したイントルーダー800の後継車種にあたり、1996年に発売されました。
イントルーダーがそうであったようにデスペラードも400ccの設定がありますが、どちらも市場でそうそう見かけることはないのではないでしょうか。特にデスペラード800の方は販売終了が1998年と短命であった事もあり、400ccよりも希少なバイクだと思います。
一応アメリカンというカテゴリーには入ると思いますが、その装備は倒立フォークに16インチのキャストホイール、130/90サイズの極太タイヤ、フローティングタイプローターを奢ったフロントブレーキなどスポーツモデルに勝らずとも劣らない豪勢なものであり、搭載されたパワフルで扱いやすい水冷Vツインエンジン(50馬力を発揮)と相まって見た目に反して加速がよく安定性もあると評価されていました。
デスペラード800には他に、ビキニカウルと小さなアンダーカウルをまとったよりドラッグレーサー風の800Xというモデルもあり、こちらの方がまだお目にかかる機会があるようです。
このクラスには某アメリカメーカーのスポーツスターのようなバイクが意外に少ない事もあり、短命かつ希少なこのバイクは、今となっては大変貴重な存在となりました。人と同じバイクはいやだ!という方、もし見つけたらぜひロックオンされる事をおすすめします♪。
今回の現車は色替え、改造はしてあるものの程度は良好で、十分に「ならず者」の乗り味を楽しめそうです!(^^)!気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
ちなみに余談ですが、このデスペラードの前身となったイントルーダーも、和訳すると「侵入者」「介入者」・・・・。やっぱりヤバ目の名前をもつバイクでした(・_・;)